【奨学金解説】¥1,500,000 / 渡邉利三国際奨学金
大学院や研究機関に在籍されている方のみが応募可能な奨学金。留学先は問わないが、科学・技術・医療等の分野が対象。医学系の合格者が多いのが特徴。下記で、詳しく解説。
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公式サイト
https://watanabe-zaidan.or.jp/srequirement/
応募資格
留学開始月が2024年4月~2025年3月までの方で留学期間が6ヶ月以上の方。
※募集期間内に、既に留学している方は対象外となります。日本国内の大学または研究機関に在籍している日本国籍で40歳以下の大学院生・研究者・教員等で、海外の大学や研究機関への留学(研究)が概ね決定している留学予定者
※学部生は原則対象外ですが、大学院進学内定者は対象となります。科学・技術・医療等の分野において、最先端若しくは将来貢献度の高い研究を目指し、研究終了後は留学経験を活かして国(主に日本国)や社会に貢献できる方。
学業・語学・人物ともに優秀であり、生活費の援助が必要とされる方。
申請書類
申請書
顔写真(JPG等デジタルデータ)
研究計画書
学業成績証明書(大学学部成績証明書は必須)
英語能力を示す書類(TOEFL,TOEIC,IELTSなどの成績証明書等)
直近の年間所得証明書(収入がない場合は非課税証明書)
指導教授等推薦状(書式自由:申請者の学業、研究内容、人物、将来性について所見を記載してください。署名捺印要。)
留学先受入証明書(留学先のアクセプタンスレター等)
エッセイ課題
申請書(下記の項目に関して短いエッセイを提出)
留学先選定の経緯と理由
留学先の選定において「指導教授等の紹介」「交換留学制度などの利用」「自ら留学先を選定」などの経緯を記載し、現在の決定状況についても具体的に記載してください。
留学先が、自身の研究を行ううえで優れている点などを記載してください。
留学先で目指す目標
留学の性格(研究室で研究を行う、大学院へ入学等)を明確にしたうえで、何を習得しようとしているのかを記載してください。
将来、国や社会に貢献するビジョン
留学後の計画を示し、国や社会にどのような貢献ができるかを記載してください。
奨学金が必要な経済的理由
留学に必要な経費の内訳と概算及び調達方法(自己資金、奨学金、留学先からの給与等) について説明してください。
自己PR
ご自身の長所、経験、学びへの意欲、将来の夢など、アピールしたいことを記載してくだ さい。
研究計画書(研究テーマ・研究の背景と目的・これまでの研究の取組状況・留学先での研究内容・研究計画及び方法・期待される研究成果)
締切
2024年2月20日
支給金額
月額15万円(最大10ヶ月間)
募集人数
10名程度
(参考)過去の合格者を2年分調査した結果は下記。医学系の奨学生が多い。
選考プロセス
書類選考(1次選考)、面接(2次選考、必要な場合)
奨学金実施団体と奨学金の目的
公益財団法人渡邉財団
海外の大学・研究機関(ランキングの高い大学・一流の研究機関など)で学びたいという高い志を持ち、 最先端若しくは将来貢献度の高い科学・技術・医療分野の研究を目指している大学院生・研究者等(研究機関在籍者)の生活費の支援(給付型:返済義務なし)を目的
合格者ブログ
なし
(参考)こちらの会報で、合格者や奨学生の現地での生活の様子が紹介されているので、応募前にいくつか確認しておくのが良さそう。
アドバイス
合格者を見ると、医療系が多い。しかし、自然科学系の方も合格されているのでチャンスはありそう。
全体的にエッセイ課題は王道で、標準的な内容。こちらの記事で紹介した、エッセイのネタ出しを行えば、ほとんどカバーできる。
一点注意したいのは、研究成果による国や社会への貢献を求められているので、エッセイで大きな夢を語ることが必要と思われること。
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