ある女性の言葉がずっと心に刺さっていて、今どうしてるのかな‥と思う件。
女性同士の交流会?のようなものによく行く時期があった。当時出会った女性のほとんどが何かしたいけどどうしていいかわからない、自分探しのような人が多かったように思う。
主婦だけどこのままでいいのかな、という人や、起業をしてみたけど集客がうまくいかない、という人も多かった。起業はしてみた、といっても習い事で資格を取ってその認定資格を活かしたワークショップ的なものや、ハンドメイド商品を販売したい、という人が多かった気もする。
じゃあその資格を取ってどう生かすのか、ということも大事なのだけど発信力がないから困っている、という人が多いのも現状。
だけど。
もっと心が痛んだのは、数年前に会ったこんな女性。
「私は夫の扶養に入っていないといけないから自由にできない。あなたみたいに自由にできないから悩んでいる」と私に言われた人がいた。
私にとっては、なぜ扶養でいなければいけないのか、という理由がわからなかった。稼げばいいじゃん。と簡単に思っていたのだ。
きっとその女性は稼ぐ、という言葉にブロックがかかっているのだと思う。稼ぐことに対していいイメージがないのかもしれない。子供の世話や食事の支度、家事に追われながら仕事をして扶養の範囲内だけで働かなければならない、という気持ちで自分を締め付けているように見えてしまったのだ。
転勤族だと定職に就けない、とか、ご主人が家にしてほしいから働くな、というからじぶんは働くのを我慢している、という人もいると思う。
子供が小さいと働くことに制限がかかることもある。
そうなるとどうしたらいいかわからない、という人も多いのはわかる。
きっとそんな色んな事情を分かってもらいたくて私に「あなたみたいに自由にできない」といったのだと思う。けど私は自由にはなってないと思っている。
私が目指しているのは「どうしたらこれができるようになるか」ということを常に念頭に置いて動いている。ということ。できない、ということを前提には絶対に動いていないということだ。
できない、を理由にしてしまうといろんなことが制限される。だから今自分が本当にやりたいことは何なのか、ということをしっかりと考えて、今時分がそれに向かって動くためにはどうしたらいいか、ということを考えていくと、本当にやりたいことが見えてくると思っている。
当時その女性が私に一生懸命訴えていたのは、やれない自分がもどかしくて何とかしてくれ!と思っていたのかも知れない。
数年たってその人はどうなっているのだろうか、子供も大きくなって少しは自由な時間が作れているのかな、とふとそのことを考えてしまう。
自由になった時間、有効活用できているかな。。