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ポンコツとの決別。そして独り立ちしてみたらこれが案外ビジネスになって来た事で自信が湧いてきた件。

ありがたいことにこのシリーズが結構たくさんの方の目に止まっているようで。笑。 結構ショックが大きかった事件ではあったがポンコツと決別したことで、日銭を稼がなくては生きていけないということですぐに知り合いが経営する結婚相談所に就職をさせてもらった。

これがまためちゃくちゃすごいノルマがあって結婚相談所で婚活する人を登録させるという営業作業で1日中ずっとそのアポを取るための電話をしてきたのだ。入社当日、アポを取ってみろ。これまでの独立仲人としてのお手並み拝見と言わんばかりに鳴り物入で入った私は結構試されてる感満載、そしてアウェイ感満載でその会社で営業を始めたのだ。

だがこんなテレアポなんてもんは大嫌いで、更に営業なんて大嫌いな私。とりあえず電話かけてみたらなんとかなるか。なんて思って電話をかけてみた。そしたら何回かつながるんですよ。そこでなんとなく雑談してたら来店のアポイントが取れる取れる。

それに周りが驚いていたのだ。いくら結婚相談所を経営してたからと言ってアポイントなんか簡単に取れるわけがない。と思われていたのだ。

確かに嫌いなんですよ。知らん人に電話するって、生命保険会社とか建築業界によくある知らん家の玄関にある「ピンポン」よりも勇気がいる。

けど、案外話し出すとこれが結構面白くなってきて電話で話をしていたらそのお客さんとめっちゃ雑談になり、こいつおもろいな。ってなり、それからほな会いに行くわ。ってなった。どうやらポンコツの仕事のサポートをしている間に知らずしらずのうちに営業や交渉というビジネス戦術を身に着けていたようだ。

営業はその後も快進撃を続ける。成績も順調。成婚者も続々と出す。そんな好成績を上げる仲人としてやってきたのだが。ある日司会ナレーションの仕事を依頼してくださる方と出会った。

その条件がまた好条件すぎる。 副業でもいいから出れるタイミングでナレーションをしてもらいたい、という話を頂いたのだが、企業仲人して働いていた結婚相談所は副業を認めていなかった。

で、どっちを取るか、ってなったときに結局司会とナレーションの仕事を選択したのだ。司会ナレーションのお仕事は私にとって起業の原点にもなる仕事で、その仕事で頑張れる場所を与えてもらえることがとても嬉しかったのだ。

結婚相談所も円満に退職させていただきその後フリーの司会とナレーションをしながら、契約社員として仕事をした。その会社、ありがたいことに副業を認めてくれたのだ。

そこでいろいろな事務の勉強をしたし、さらに組織での仕事ということを学ばせていただいた。さらに、営業のセミナーなんかも実施させていただいた。そして自信がついたので独立したい、といった時にその会社で定期的に営業のセミナーをしてみないか、という依頼を頂き、営業についてのセミナーを退職後も実施させてもらった。

その結果、営業成績が上がったんですよ。奇跡やなと思ってめっちゃありがたかった。そしてミラクルは未だ起きるんです。

ポンコツと関わっていた企業からお声をかけていただきチームマネジメントについての講座をしてほしいという依頼を頂いた。そしてライティングをしていた評価を認めてもらえて、色々なところからライティングの依頼をもらって私の仕事は色んな方に支えてもらえて成り立った。

またSNSの拡散やリンクの方法なども評価してもらえたおかげでSNSの企業ライティングなんかも担当させていただけるチャンスにも巡り会えた。

失ったものも大きかったけど得たものも大きかった。

こんなにたくさん色んな事ができるようになったけど、実はパソコンやウェブのことがめちゃくちゃ苦手なのだ。

で、なんでこんなにできるようになったの?

という質問をたくさんいただく機会が増えた。

そこでふと、じゃあ起業している人たちにこんな技術を少しでも教えていけたらいいんじゃない?と。

そもそも私が起業した10代のころは起業なんて都合のいい言葉がなかった。

私はご近所からも、家族からもこう呼ばれていたのだ。

「プー太郎」

そう、定職についていない人をプー太郎と呼んでいたのだ。

ご近所からはあの子プーやねんて。。

と後ろ指をさされた。

ええ、ぷーですがあんたたちよりずっと稼いでますけどね。

って思って黙ってた。

嫌な言葉やな〜、プー太郎。けど起業家とかフリーランスとかそんなかっこいい呼ばれ方をされたことがないので起業家とか女性起業家とか言われると逆にこそばがゆい感じがする。笑。

で。起業してる人にできるだけ費用をかけずに私の持っている知識を教えてあげたいという気持ちがむくむくと湧いてきたのだ。

さくら倶楽部はそんなわけでずいぶんと話が長くなったけど本当に起業した人のお役に立てるリアルな講座を安価で体験してもらえる場所を作りたい、という思い「も」ある。

そしてそれ以外の「も」の部分についてはまた今度。





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