【WS】2024年前期における「電源ぐら」リペアに関する一考察①

こんにちは、寝みりあです。

今回は、ヴァイスシュヴァルツネオスタンダードにおける「ホロライブ」の制限改定を受け、影響を受けたデッキをリペアしていくための考察記事になります。

今回リペア対象とするのは「電源ぐら」と呼ばれる、「未来へと踏み出す一歩 がうる・ぐら」を軸にしたデッキになります。


制限改定内容


がうる・ぐら2枚制限

フィニッシャーのがうるぐらが2枚制限となりました。
これにより、デッキの最大パワーが1段階下がり、相手がレベル2であっても勝利出来るロングシュートを狙うことは非常に難しくなりました。


アメリア選抜解除

ストックブースト能力を持つアメリアが選抜解除となりました。
LV2の加速テキストは使用タイミングの見極めが難しいですが、スタンバイアイコンとの併用で早期に使うことでリスクを軽減できます。
個人的にはholomythで組めるのも嬉しいポイント。

デッキへの影響

1キル可能ラインの低下

がうる・ぐら3面でCXコンボ使用時の最大出力は、フロントアタックも全てトリガーが乗る場合、

2-1-1-4-2-1-1-4-2-1-1-4点=24点

であり、特に1点バーン×2で相手のCXを消費させ、フロントアタックの打点を叩き込めるのが強力でした。
最大値では仮にCXが8枚ある山札でも、1点バーンの6回と2点バーンの2回しかキャンセル出来ずに14点が入る計算になります。夢がありますね。
(実際はリフレッシュを挟むことが殆どなのであくまで参考値です)

これが2枚になると、3体目のキャラはソウル2でダメージテキストなしの場合、

2-1-1-4-2-1-1-4-4点=20点

となり、最大ダメージは4点しか落ちてませんが、CXが8枚ある山札相手だと1点バーン4回、2点バーン2回、4点アタック2回キャンセルされたら4点しか入りません。

よって、流石に相手のレベルが2の状態からロングシュートによる1ターンキルを決めるのは現実的ではありません。
具体的には、レベル3クロック0もしくは、リフレッシュ間近のレベル2クロック5-6が射程圏内になります。

確定サーチの重要度上昇

枚数が4枚から2枚になったのと、アメリアが山札の上から見ないでストックに送るため、これまでのように道中のアタックでスタンバイアイコンをヒットさせ、がうるぐらを準備することが難しくなります。
余談ですが自分はこの状態を

「俺の水槽にサメがいねぇ」

と呼んでいます。
…話を戻しますが、具体的には枚数が減った分、スタンバイアイコンで釣り出すよりはサーチで手札に握りたいカードになりました。
このデッキに自然と入るサーチは「未来へと踏み出す一歩 AZKi」か「一騎打ち 風真いろは」の2枚であり、ストックを使わずにサーチ可能なあずきは是非ともLV1で撃ちたいCXコンボになります。

リペア案

さて、制限改定を受けて自分が考えるリペア案ですが、

①3枚目のぐらに代わるキャラを探す
②CXを使わないキャラサーチ、回収手段の検討

の2案を考えました。

①ぐらの代打バッター候補

まず、代打に必要な条件を考えましょう。
前の頁でも触れましたが、がうるぐらの強さは打点の細かさによるキャンセル要求数の多さになります。
よって、「CXを使わずにバーン、もしくはショットを撃てるキャラ」が候補になります。

未来へ一緒に 大空スバル


現状、がうるぐら3面に最も近い動きを再現可能なキャラ。
回復と、経験で2コスト2点バーンのテキストを持っており、なんなら2枚制限になって減ったぐらの枠へそのまま入れてもそこまで違和感はないです。
青色が発生しにくくなるため、レベル0のキャラで枚数調整するか、イナちゃんを1~2枚刺してあげるのも良いでしょう。

#しらぬえ 不知火フレア

手出し限定となるが、1回のアタックで相手のCXを3枚消費させる可能性があるキャラ。
個人的にショット能力は、バーン能力より弱いと思っているが、2回付与させるなら話が変わってきます。
不知火フレアでCXを3枚使わせた場合、がうるぐらの最大出力に対して相手は5回しかキャンセルしないので、

2-1-1-4-2-1-1-4=16点

ダメージが残っており、その内1点を4回、2点を1回キャンセルしてもまだ10点残っているためレベル2からの1キルも狙えます。

サマーバケーション 赤井はあと


2コストと手札2枚で確定2点バーンを飛ばせるキャラ。1つ目のテキストは余程のことがない限り使いません。
正直コストは重いが、上記のスバルと違って確定2点バーンは優秀。
ホロライブには他にもコストの軽い1点バーンはあるが、1回しか発動しない1点バーンは後述するAZKiを狙うほうが良いと考えたため割愛します。

海辺の街でキミと AZKi


アンコールステップの始めに飛ばすバーン。
ごく稀に、アタックを終えたがうるぐらを食べて控室から登場する(スタンバイアイコンヒット時)事があります。
ヴァイスシュヴァルツでは、助太刀による妨害を嫌ってがうるぐらのような強いバーン能力を持つカードは、あえてサイドアタックすることも多いですが、恐れずにフロントアタックでキャラを倒しておくと、スタンバイアイコンでエクストラターンならぬ「エクストラバーン」をもらえることがあります。
他にも、全体のパワーを1500上昇させるため、がうるぐらのパワー上昇目的で何も考えずに後列に出すのもありです。

未来へと踏み出す一歩 湊あくあ


バーンとは少し違うが、再スタンドによってバーンのようなことができるキャラ。
こちらも、スタンバイアイコンによって突然控え室から出てきて、(陰キャのくせに)自身で起き上がってアタックしに行く、まさしくエクストラターンを与えてくれるキャラ。
スタンバイアイコンのヒットで奇襲を狙うなら、AZKiより狙いやすいためどちらか1枚入れてみて、肌に合うほうを選択すると良いでしょう。

②CXを使わないサーチ、回収手段※別記事

ホロライブはカードプールの広さから非常に多くの選択肢があり、何も考えずに1~2枚入れるだけで機能します。
こちらは記事が長くなりそうなので、別の記事で詳しく書こうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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