【幻覚】私にしっぽがあった時の思い出
私には昔、もふもふしっぽが生えていました。
もふもふのケモ耳も生えていました。
今はないけれど、もふもふが生えていた時のことは、今でも大切な思い出…！
私が幼稚園…年中さんになりたての頃くらいだったかな…
頭がむず痒いのが1週間くらい続いた。
そしたら、ある日の朝、急にむず痒いのがなくなって。
かゆいのなくなってよかった〜と思ったら、あたまにぴょこんと、もふもふのお耳が生えている！
な、なにこれー！かわいい！
ほとんど覚えてないけれど、生まれたばかりの写真にはケモ耳がなかったから、これくらいのタイミングでこんなエピソードなはずなんですよね。
本当は写真とかでお見せできれば良かったんですけど、私、昔から写真を撮られるのが苦手で…
カメラを向けられると、どうしたらいいか分からないし、自分の容姿に自信が無いから、自分の姿が形に残るのが本当に嫌で…
だから、ケモ耳が生えていた時の写真がないんですよね…無念…
だから証拠っていうのはないんですけど、ケモ耳があった名残は沢山あります。
私は昔から、もふもふしたものが好きです。
グッズもそうだし、キャラクターや服装に関しても、セクシーなキャラよりもふもふもこっとしたものが好き。
それって、昔私からもふもふが生えていたから、潜在的に求めてしまっているわけなんですよね。
落書きをする時もついついケモ耳を描いてしまう。
かわいいし、ケモ耳を描いた方がしっくり来るっていうか…
そんな可愛いケモ耳としっぽですが、不便なことも多い………
当たり前ですが、しっぽがあると、ズボンを買った時にしっぽ穴を空けないといけない…！
ズボンの上を通してもいいのですが、締め付けられる感じがするし、
しっぽの付け根より下にセットすると、下すぎる…
だから丸く切り取って穴を空けないと窮屈です。
でも、私はものすごく不器用なので、いつも母にお願いしてました…ごめんねおかあさん…ありがとうおかあさん…
ケモ耳も、あんまり見せたら目立っちゃうし、感情が全部耳に現れちゃうから恥ずかしくって。
怒ってるのバレたくないのに耳がピクって動いちゃったり、
落ち込んでるの知られたくないのに、耳が下がっちゃったり…
あと、単純に触ってくる人が多い！やだ！！！
優しく触ってくれる人ならいいけど、小さい時って掴んできたりする子がいて、嫌だったので、
櫛で梳かして跳ねないように整えて、なるべく目立たないようにしていました。
それでも、感情が大きく動くとでてきちゃうけど…
基本的に人前で隠してたのもあって、写真に写ってないんだろうなぁ…と思います。
基本不便でしたが、学校の椅子は不自由なくて好きでした。
座るところと、背もたれの間に隙間があるので、隙間からしっぽを下ろせるんですよね。
基本的には何とか服の中に収めてることが多いですが、1人でリラックスする時とか、1番後ろの席の時は、そこからしっぽを垂らしていました。
ちょっと地面についちゃうのが嫌だったけど、
その方が楽だからついやっちゃう。
今は、もう、ケモ耳も、もふもふしっぽも、ない。
いつなくなったかも、分からない。
なにか事故とかあったのかな…親は教えてくれない……
元々しっぽでバランスを取っていたから、体幹が弱かったり、
しっぽを抱き枕にしていたから、寝る時なにか掴みたかったり、
ケモ耳を優しく撫でられるのは好きだったから、誰かに撫でてもらいたくなったり…
なくなったことでちょっとした悩みもあるけれど、
普通に過ごす分には、どっちもない方が便利では、あるもんね…
ちょっと物足りないけど…
お風呂場で時間かかることもないし、隠さなきゃってびくびくすることもない…
そうポジティブに捉えていこう！
私の中に確かに残っている、
この思い出を大切にしていきたい。
それでは今回はこの辺で！
身の上話になっちゃったー！
……………………………なんですか？
何か言いたいことでもありますか？
ないですね？
うん。
うん。
ないね。
それでは、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました！
目を休めてくださいね！