グラデーションのあるライブ
miletちゃんにとって、午前5時(5am)は日の出前のいちばん暗い時間であり、光が見えていき、明るくなっていく時間でもある。
グラデーションになっている時間との事
そして、人の気持ちって一色には表現できなくて
そのグラデーションに敏感にありたいという思いもあるそう
私自身は理系でロジカルに物事を考える方で
仕事でも白黒はっきりさせないといけない場面が多いです。
「0」か「1」かどっちなんだと・・・
ただ、大人になるにつれて、グラデーション
つまり、曖昧さや境界のない物事が多々ある事に気付かされる
仕事やキャリアを大切にする人がいる一方で
家庭大事やライフを第一にする人もいる
もちろん、その両方を行き来したりする人もいる
男性や女性
独身や既婚
就職や進学
プラスとマイナス
ポジティブとネガティブ
勝ちと負け
好きと嫌い
…
そういう二者択一で物事を判断してしまうと
対立してしまう場面もある。
自分と異なる価値観で生きている人とたくさん出会います。
グラデーションの感覚がないと、相容れない人とは
いつまで経ってもわかりあえないままになる
時として意見がわかれたり、考え方が違う事もあるけど
その人自身と対立しているわけではないのよね
その意見や考え方という、たくさんある話題の中の
たった一つが異なるだけなのである
白か黒ではなくて、グラデーションの中に存在する
一つのことで合わないことがあるかもしれない
でも、他のことでは合うかもしれない
milesというmiletさんのファンクラブの会員にも
milesという繋がりはある一方でみんな異なるのだ。
miletさんだけを推している人もいれば
もちろん他のアーティストを推している人もいる
途中でファンクラブを離れる人もいれば
また戻ってくる人もいるでしょう
ライブに行く元気がある時もあれば
そうじゃない時もあるだろうし
ふらっと行きたくなる時もあるだろう
状況に応じて変わっていくのだと思う
そこには正解も不正解もなくて
自分の理想じゃないかもしれないけれど
今の自分を受け入れる事が大切なのかなと思う
生きていると、絶好調と絶不調なんて時は
ほんと稀で大体はその間を行き来している感じです
そして立場が変われば、環境が変われば
同じような景色を見ていたはずなのに
見え方が変わってくる
ライブの会場も全てグラデーションなんだよね
最前列から見ると、miletちゃんの表情がくっきり見えるけど
全体の演出には目がいかなくなります
一方、最後列から見ると、miletちゃんの表情は見えないけど
観客との一体感や全体の演出がすごく楽しめる
2階や3階からの景色も見下ろす形になるけれども
聞こえてくる音もまた変わってくる
miletちゃんの声とmilesの歓声のハーモニーが聴こえる
どの公演でもどんな座席だろうが
そこでしか感じられない音があると考えると
良い悪いではなくて、楽しみになります
そして、miletちゃんのライブは男性が多いとか
女性が多いとかそういうこともなく
老若男女・国籍も違う様々な世代の方々が来ていて
会場全体がまさにグラデーション
miletちゃん自身が人々のグラデーションに
敏感にありたいという想いが人を惹きつけている
私自身も公演を重ねるたびにmiletちゃんという
アーティストに対しての見え方も変わってくる
自分の中では様々な音が蓄積されていく中で
感じ取るものも変わってくる
一つとして同じライブはない
それが日常生活にも影響をしてくる
そんな人生に彩りを添えてくれるのが
miletちゃんのライブです