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BULLSHIT JOBS
前回翻訳された本を手にする時の選択肢として訳者によって選ぶということを書いたけれど、それ以外にそもそも既刊で邦訳を待っている著作もあり、その内の一冊がデビッドクレーバーのBULL SHIT JOBSでもう一冊がショシャナズボフのTHE AGE OF SURVEILLANCE CAPITALISM。
そして、クレーバーのBULL SHIT JOBSは7月に邦訳が刊行されるようだ。奇しくも今回のコロナによるリモートワークがそうしたbullshit jobsを顕在化させた面もあり、クレーバーがこうしたjobsについてどういう見解を示しているかがより興味深いものになった。ケインズが示した15時間/週の労働が現実的な可能性を高める社会はどんな社会になるのだろうか?