【レコ記⑱】分業化するまでが難しい
前回書いた通り、アルバム制作はレコーディングと並行してプロモーション材料作りに入っています。一番重たいものは「アニメーションPV」作成なわけですが、これは一人ではできません。私は「絵心ない芸人」なので、作画はメンバー(ドラムの明珍)にお願いすることになります。何を描かされるかもよく知らされてないのに即OKする明珍、さすがです。
1.本日の制作状況
物語の脚本を書き始めようと思ったのですが、最も時間がかかるであろう作画作業がスタートもしていないままなのは不味いと感じ、アルバムのジャケット絵を描いてもらうための素材を用意することにしました。
主人公のマニングは「モッズ・リバイバルの乗っかり、音楽で生きて行こうと都会に出て行く少年」という基本設定なので、そのキャラクターデザインの参考になる写真と、アルバムジャケットの構図を伝えるための写真を撮影していました。
↑キャラクターデザイン用素材の一例
家にある3つボタンのスーツとM-51を着て、自宅マンションの廊下で自撮りを繰り返している間は、さすがに「おれ何やったんだろう...」感がありました。他にも、色んなポーズをとってみたり、リッケンバッカー(ギター)を構えてみたり、誰かに見られていないか脅えながらジャケット絵の構図案を撮影していました。後に少しでも役立つことを祈ります。
アルバムのコンセプトにしろ、ストーリーにしろ、自分の頭の中にあるイメージをメンバーに共有する作業が、何かを作り上げる上で一番難しいと日々感じます。一人で作れるもの(例えばプリプロ)の方が、たとえ自分の作業量は多くても、自分だけで完結できる分難易度は低い気がします。
短い上に遅くなってしまいましたが、今日はここまで。読んでいただき、ありがとうございます。
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