流山は恵まれているのか

現在、X上で「流山は地方都市再生の成功例!」という旨のポストに対し議論が巻き起こっている

主な論点は以下の2点だ
①流山は地方都市なのか
②流山はそもそも交通強者だ

これらの点でいくつか違和感があったので述べてみたい

まず①流山は地方都市なのかについて。
この点においては間違いなく「地方都市」ではないと思う。だが、典型的なベッドタウンである流山市は衰退の一途をたどる都市であったことも間違いないのだろうと思う。

問題はやはり東京一極集中で、ベッドタウン化して文化が衰退した郊外都市には誰も定住しない。高度経済成長期の建物建て替えに当てられるほどの税収が得られるような人口がいない。郊外都市はもはや地方都市と言ってもいいくらいのカツカツ感でやっているのだとは思う。

そして②であるが、確かに交通強者なのだと思う。地方都市と比べれば。

ただ、東武線、常磐線、武蔵野線、TX、、

正直な話、この程度の「交通強者」ならば関東にいくつもある。その程度の「交通強者」で衰退の一途を辿る郊外都市は首都圏にいくつもある。それでも苦労している都市がほとんどなのだ。

流山市は恵まれている。
ただ、頑張っている。

子育てに投資することはとても長期的でサステナブルな事業だ。ただ莫大な資金がかかってしまうから勇気のいることなのだ。

恵まれているところを突いてネガキャンするより、みんなで良いところを伸ばしていこうよ、と今の日本を見ていてよく思う。

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