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しぶんぎ座流星群2025を撮りに行く #001

2025年一発目の撮影は、1月4日(土)に極大日を迎えた、しぶんぎ座流星群の撮影へ行って来ました。天気予報とtenki.jpの星空指数、雲の予測を見るアプリWindyとSCWなどを吟味して、どこに撮影に行くかを悩む。本来ならいつも撮影している京丹後方面か滋賀県の湖北辺りで撮りたかったが、雪などで天候は厳しそう。和歌山方面となると、京都から行くと疲れる。ちょうど良い場所が三重県。その中でも一晩中、雲が出る心配の無い場所を目掛けて撮影に向かいました。



正月休みの渋滞をクリアする

1月3日(金)…自宅を出発したのが午後8時過ぎ。
正月休み終盤って事もあり、京都市内から名神高速道路、京都東ICへ繋がる五条通、三条通はGoogleマップの交通状況を見ると大渋滞。名神も渋滞してたので、これはどうしたものか???と悩む。悩んだ末に決断したのは…山中越え(下鴨大津線)ルート!京都↔︎大津への抜け道として有名なルートですね。近江神宮付近の渋滞が心配されたが無事にクリア!そのまま大津湖岸線を通り瀬田の唐橋から文化ゾーン方面に抜け、新名神高速道路の草津田上ICへ向かい、新名神高速道路に入る。見事に渋滞を回避出来ました。途中、トイレ休憩と飲み物を買うために土山SAに立ち寄ると…スゲ〜混雑。フードコートも満席で受付を一時的にストップしてた感じ。大型連休の怖さですね。


目的地への道のり

新名神から東名阪、伊勢自動車道を通り伊勢方面へ。伊勢西ICで高速を降り、伊勢神宮の近くを通り三重県道32号伊勢磯部線を進む。全く行った事のない初めての場所…しかも夜間走行。何か知らない間に峠道を通ってひと山超えてました。
志摩スペイン村の近くを通り向かったのは志摩半島にある安乗岬。徐々に目的地に近づくと…対向車が来ると離合困難な程の狭い道。カーナビの案内を頼りに何とか到着出来ました。
途中、防波堤沿いの細い道を進んだり、入り組んだ細い道を通ったりと、軽自動車でもちょっと怖かった(夜間なので特に)のでワンボックスなどで行かれる方は要注意です。


安乗岬園地

安乗岬園地の駐車場は広く、他に誰も居なくて独占状態。駐車場から少し離れた広場(徒歩30秒程)へ出ると、目の前には安乗埼灯台。強風が吹き抜けかなり寒い。左手には休憩所、こちらは絶景スポットカフェとしても営業しているそうです。右手には安乗埼灯台資料館、正面に安乗埼灯台があります。周りに街灯は無く、安乗埼灯台の灯りも思ってたより暗く星景撮影には問題ないレベルです。
空を見上げると、満天の星。オリオン座を筆頭に賑やかな冬の星座群もクッキリと姿を見せなかなかクオリティの高い星空でした。


長寿星カノープスを撮る

今回の撮影の目的…しぶんぎ座流星群の撮影はもちろんですが『りゅうこつ座カノープスを撮影する!』のも楽しみにしてました。
カノープスは、おおいぬ座のシリウスの次に明るい恒星で全天で2番目に明るい星です。
10月下旬から4月上旬に見る事が出来るカノープスですが、日本からは南中時でも地平線近くと低い位置なので見える場所も北日本では見られない星です。
中国では縁起のいい赤色の見た目とその見つけにくさから、カノープスを「南極老人星」や「寿星」と呼び、見ると長生きできるという言い伝えがあったと言われています。南が開けた場所、海岸線だと比較的見つけやすです。

カノープスの見つけ方は…。
①オリオン座を見つける
②オリオン座の左下の明るい星、おおいぬ座のシリウスを見つける
③シリウスから地平線(水平線)方向に目を向ける
④地平線(水平線)近くのオレンジ色の明るい星を見つける

2025年1月3日/りゅうこつ座のカノープス

さて、今回のカノープス撮影。南中時刻から少し過ぎてしまいました。南の方には大王埼灯台などのある街の灯りがあり水平線上には雲…何とかギリギリ雲の上にカノープスを発見!無事に撮影出来ました。
オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスこの明るい一等星三つを結ぶ冬の大三角とカノープス。贅沢な星空ですね。


◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF24-70mm F2.8L II USM
Canon ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R
三脚
Velbon UT-63 Ⅱ
Velbon Angle Changer Q
Accessory
ドロップインフィルター TALAMPAS CS1 DR
PROTAGE 結露防止レンズヒーター
Data
Focal Length 24mm/ISO 6400/SS 10.0s/F 2.8
Retouch/Adobe Lightroom CC


しぶんぎ座流星群2025

日付が1月4日(土)に変わる頃、撮影場所を安乗岬園地から少し離れたうらの浜へ。
安乗漁港から安乗岬へと伸びる海岸線沿いに砂浜があり、堤防沿いに道が続いています。
なお、こちらへのアクセスもかなり狭くてなかなか大変でした。道沿いの空き地に車を停めさせてもらい、カメラをセッティング。しかし、こちらは街灯が明るくて、民家も近くにあり少し気を使う場所でした。
星空は街灯を背にする形なので問題なく見え、撮影にもそれほど影響は無い環境。
ただ、沖合に安乗埼大倉島消波堤灯台安乗港弁天防波堤灯台、対岸の漁港の灯台などがあるので構図次第でちょっと気になるかもしれません。
さて、肝心の撮影ですが…かなり風が強く、三脚が転倒するのを避ける為、一番低い状態で脚を広げて設置。Canon EOS R6とSONY α7CⅡの2台体制で撮影を行いました。
まずはCanon EOS R6から撮影スタート。

北斗七星に流れるしぶんぎ座流星群の流星

しぶんぎ座流星群の放射点は、おおぐま座の北斗七星のやや下って事で、北斗七星を入れる形で撮影。構図を決め、ピント調整やシャッタースピード、ISO感度調整を終え連続撮影スタート。
撮影データを確認したら、何と!ファーストカットにいきなり流星が写ってました!

北斗七星を貫く火球クラスの流星

中には、火球クラスの明るい流星も捉えてました。こちらは角度的に見て、しぶんぎ座流星群ではなく散在流星だと思われます。
撮影データを見ると、そこそこの数の流星が写ってましたが、残念ながらあまりにも寒すぎて…車中待機してたので目視観測は行いませんでした。

しぶんぎ座流星群2025の流星雨加工(合成写真)

◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF24-70mm F2.8L II USM
Canon ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R
三脚
Velbon UT-63 Ⅱ
Velbon Angle Changer Q
Accessory
ドロップインフィルター TALAMPAS CS1 DR
PROTAGE 結露防止レンズヒーター
Data
Focal Length 24mm/ISO 6400/SS 10.0s/F 2.8
Retouch/Adobe Lightroom CC


しぶんぎ座流星群2025/北極星と北斗七星

こちらはSONY α7CⅡで撮影したもの。
R6より少し画角が広めなので北極星と北斗七星、カシオペヤ座も入れて撮りたかったんですが、これ以上左にずらすと漁港の灯りが入りちょっと見にくいのでギリギリのラインの画角で撮影したのでカシオペヤ座が少し切れてしまった。
こちらは目立った流星は写ってませんでした。

しぶんぎ座流星群2025

◾️撮影データ
Camera
SONY α7CⅡ
Lens
SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art
三脚
Velbon Sherpa 645 Ⅲ
Accessory
LEE Filters  ポリエステル ソフトNO3
PROTAGE 結露防止レンズヒーター
Data
Focal Length 20mm/ISO 5000/SS 10.0s/F 1.6
Retouch/Adobe Lightroom CC


春の星座群

バッテリー交換のタイミングで撮影場所を安乗岬園地に変更。先客が1名おられたので、撮影場所の構図に手間取る。北東側はうしかい座アークトゥルスが輝いており、カメラをセットするも、絶妙に木が邪魔で断念。安乗埼灯台を入れると、白トビする…と悩むが、最終的に東の方角で撮影。

しぶんぎ座流星群2025/安乗埼灯台

案の定、安乗埼灯台の灯りは白トビしてしまった。やはりハーフNDフィルターが欲しい所だ。
画面の右上の明るい星は、おとめ座スピカ。
灯台からやや右上辺りには、かんむり座と春の星座群が輝いてます。中央付近にしぶんぎ座流星群の流星が写ってます。
4時半頃なので、肉眼ではまだ真っ暗なでも、撮影となると空も徐々に明るくなりつつある時間帯。人工衛星の光跡が無数に現れる。タイムラプスで見ると、凄い数。

※インスタにタイムラプスもPostしてあります
後半の右側辺りを見ると、連続した人工衛星の光跡が降り注ぐ…これはスターリング衛星なのでしょうかね?

東の空が色付きさそり座アンタレスが顔を出す

◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF24-70mm F2.8L II USM
Canon ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R
三脚
Velbon UT-63 Ⅱ
Velbon Angle Changer Q
Accessory
ドロップインフィルター TALAMPAS CS1 DR
PROTAGE 結露防止レンズヒーター
Data
Focal Length 24mm/ISO 6400/SS 10.0s/F 2.8
Retouch/Adobe Lightroom CC


しぶんぎ座流星群2025/春の星座群

こちらはSONY α7CⅡで撮影。こちらは、海側の南側の空を撮影しました。左下にはさそり座アンタレス、中央上側付近の明るい星はおとめ座スピカ、その右側の明るい星が四角形に並んだ辺りはからす座、その右側にしぶんぎ座流星群の流星。
安乗岬園地に移動後、目立った流星は写らなかったけど、目視観測ではそこそこ見れました。


◾️撮影データ
Camera
SONY α7CⅡ
Lens
SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art
三脚
Velbon Sherpa 645 Ⅲ
Accessory
LEE Filters  ポリエステル ソフトNO3
PROTAGE 結露防止レンズヒーター
Data
Focal Length 20mm/ISO 6400/SS 10.0s/F 1.4
Retouch/Adobe Lightroom CC


星空撮影地指数

[評価5点満点:★=評価1点 ☆=0.5点]

①安乗岬園地

◎空の暗さ
東の方角は安乗埼灯台の光源があるが文句無し、北側はやや光害の影響あり、南側の空も多少の光害があるが問題ないレベル、西側は開けてないので撮影は厳しい。
[★★★★☆:4.5点]
◎撮影環境
駐車場から近く、野生動物(シカなど)の遭遇も無く安全。安乗埼灯台の灯りがあるものの、街灯など無いので撮影への影響は問題ない。駐車場は広く車中待機や車中泊時も安全。休憩所に自動販売機あり。岬の為、風が強い(その時の天候による)トイレが無いので注意。
[★★★★:4点]
◎アクセス
安乗岬園地近くになると道幅が狭く、対向車が来ると離合は困難、途中、狭い曲がり角が連続してあるので注意が必要。一応、看板などあるので迷う事は無いと思われます。ワンボックスなどの車は要注意(日中は問題ないと思う)。
県道514号から県道61号の交差点にコンビニ(Family Mart)があるので飲食料の調達は可能。こちらで購入してくる事をオススメします。
[★★★☆:3.5点]
◎総合
個人的オススメ度[★★★★:4点]


②うらの浜

◎空の暗さ
北東から北西側が撮影可能。北側から北西にかけては、漁港や対岸の灯りが気になる。北東側は安乗埼大倉島消波堤灯台の緑の光源があるが上手くアクセントにすれば良いかな?
空全体は名古屋の光害が強目かな?
[★★★☆:3.5点]
◎撮影環境
防波堤沿いの側道って感じ。駐車場は無いが空き地的な場所があるのでそこに停めさせてもらう形に。砂浜へ降りられる場所も数ヶ所あるが、今回は防波堤の上で撮影。
民家が近く、気を使うのと、等間隔に設置されている街灯が明るく場所によっては撮影に影響(影などの写り込み)あり、砂浜に降りた方が防波堤が壁になりましかも。
今回撮影した場所はトイレは無いが、もう少し先に行けば公衆トイレがある(24時間利用可能かは不明)駐車場は無く停めれそうなスペースはあるがこちらも民家近くの為、地元の方の迷惑にならない様に注意が必要。
[★★★:3点]
◎アクセス
安乗漁港付近は広いが、その先は防波堤沿いの側道って感じで道幅が狭く、対向車が来ると離合は困難。
[★★★☆:3.5点]
◎総合
個人的オススメ度[★★★☆:3.5点]


安乗岬園地の夜明け

しぶんぎ座流星群の撮影を終えた後は、日の出までの時間を存分に満喫しながら撮影を楽しむのが自分の撮影スタイル。東の空がブルーモーメントに染まり、水平線近くが徐々にオレンジ色に色付く頃、周りの様子も見えてくる。実際に撮影してた場所の全体像が見えて来るのが意外と楽しい。

安乗岬園地の先に建つ安乗埼灯台

◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF24-70mm F2.8L II USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
三脚
Velbon UT-63 Ⅱ
Velbon Angle Changer Q
Data
Focal Length 55mm/ISO 50/SS 5.0s/F 6.3
Retouch/Adobe Lightroom CC

安乗埼大倉島消波堤灯台

北側の崖下を見ると、消波ブロックが伸びており、その先に灯台。この形だったら、もう少し先の方で撮ったら消波ブロックが良いアクセントになってかも…と若干の後悔。でも、近づくと灯台の灯りの扱いが難しいか?と色々反省点を考えたりします。


◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF24-70mm F2.8L II USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
三脚
Velbon UT-63 Ⅱ
Velbon Angle Changer Q
Data
Focal Length 35mm/ISO 50/SS 10.0s/F 9
Retouch/Adobe Lightroom CC


菅崎園地/常永久の鐘

対岸の崖の上には菅崎園地常永久の鐘が見えます。こちら、2020年のペルセウス座流星群の撮影に行った場所。こちらも、本当に狭い道を通り本当に合ってるのか?と不安しか無かった場所。
この時はCanon EOS 1DXCanon EF24-70mm F2.8L II USM & SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONALで撮影。流星群の撮影方法を知らない状態で連続撮影もせずに撮影し、撮れないなぁ〜っと試行錯誤してた苦い思い出。しかも、真夏の暑い中、道中にコンビニも無く飲み物も無い状態だったので死にそうでした。
こう言う経験を次の撮影に活かして行く事で今に繋がって行ってると懐かしく思いました。


◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF70-200mm F2.8L IS USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
Data
Focal Length 200mm/ISO 1250/SS 1/60s/F 5
Retouch/Adobe Lightroom CC


マジックアワータイムの幻

ブルーモーメントからマジックアワーに空が染まって行く…日の出直前の自然の美しさを満喫できる贅沢な時間。ここ安乗岬園地からはこの時間帯にしか(多分)見れない景色があります。

沖合の水平線を見ると、遠くに見える富士山

北東の沖合の水平線の先に現れる日本人には馴染みのあるシルエット。この日は少し雲が多かったのでハッキリとした姿では無かったけど、富士山が見えるんです。やっぱ日本人のDNAが染み込んでるんですかね?小さくてシルエットだけど、富士山が見えるってだけで、気持ちが引き締まって背筋が伸びます。
日が登るにつれて、徐々に霞んでいき、見えなくなって行くのも幻想的で、本当に富士山だったのか?幻だったのでしようか?気になる方は是非体感しに行ってください。


◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF70-200mm F2.8L IS USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
Data
Focal Length 200mm/ISO 1250/SS 1/125s/F 7.1
Retouch/Adobe Lightroom CC


日の出前後の時間

徐々に日の出のタイミングが近づいてくる。撮影前に日の出・日の入りマップと言うサイトでどの方角から日の出(日の入り)の時間なのかをチェックして、その時を待ちます。
その間、レンズは何を使うのか…どう言うイメージで撮るのか…ある程度の撮影設定を済ませておくのですが、毎回直前になってレンズを付け替えたりして…意外と忙しいw

マジックアワーの空に海鳥の群れ

◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF70-200mm F2.8L IS USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
Data
Focal Length 120mm/ISO 320/SS 1/250s/F 7.1
Retouch/Adobe Lightroom CC


雲に遮られるも逆に味がある日の出

この日は水平線近くに分厚い雲が広がり、期待していた海から登ってくる朝日は撮れませんでした。あわよくばだるま朝日を撮りたかったんですけどね。でも、雲がある事で逆に幻想的な感じに撮れたりもするので、これはコレでOKだと思ってます。


◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF70-200mm F2.8L IS USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
Data
Focal Length 200mm/ISO 125/SS 1/1250s/F 8
Retouch/Adobe Lightroom CC

朝日を浴びる安乗埼灯台

◾️撮影データ
Camera
Canon EOS R6
Lens
Canon EF24-70mm F2.8L II USM
Canon Mount Adapter EF-EOS R
Data
Focal Length 24mm/ISO 125/SS 1/400s/F 5.6
Retouch/Adobe Lightroom CC


おまけ

安乗岬園地の駐車場と安乗埼灯台資料館の間にあるスペースに、何故かどこでもドアがありました。ドアを開けてもただの木が…うぅ〜ん微妙w
安乗埼灯台へ続く遊歩道とかに設置してたら映えるのになぁ〜っと思いつつ、帰路へ向かいました。

どこでもドア(Close)
どこでもドア(Open)
安乗埼灯台へと続く遊歩道

家に帰るまでとことん楽しむ

星空撮影の時だけじゃなく、撮影に出掛けた時は『元を取ってやる!』精神でアレコレ予定を詰め込んでしまうタイプです。
今回も帰宅するまでに寄り道しながら帰りました。


猿田彦神社へお参り

帰り道、せっかくなので伊勢神宮にでもお参りに行くか?と伊勢神宮近くまで戻って来たら…国道23号や県道32号が駐車場入り待ちで大渋滞。
幸い、安乗岬方面からの道はスムーズでした。伊勢神宮は諦め、猿田彦神社へ。こちらの神社は個人的に色々あった頃に頂いた[みちひらき]の御守りがきっかけで、新たな道に進めたので近くに来た時は必ずお参りに行く神社です。駐車場も運良く停める事ができ、参拝させてもらい、御守りも買えたので駐車場に戻ると…既に駐車場入りの行列が出来てました。

猿田彦神社

伊勢自動車道の伊勢西ICへ向かう道は大渋滞してたので、伊勢IC方面へ…運良く渋滞にハマる事なく伊勢自動車道へ。因みに、伊勢神宮へ向かう最寄りの伊勢西ICと伊勢ICの降り口ひ閉鎖されて降りる事が出来なくなってました。そうしないと、高速道路も渋滞するからでしょうね。
正月の伊勢参拝はかなりハードな事が分かりました。


心身共にリラックス出来る場所

前日から風呂に入れて無く、冷え切った身体を温める為、多気町にあるリゾート施設VISON[ヴィソン]の本草湯で日帰り入浴へ。
こちらの本草湯はロート製薬と三重大学が連携して薬草湯のレシピを開発した薬草湯で温泉では無いですが、リゾート施設だけあり、めちゃくちゃ綺麗で心身共にリラックスできる施設。三重や和歌山方面に撮影に来た時は必ず立ち寄ります。
広大な敷地内にはさまざまなお店があり、ちょっとお高いけどかなり楽しめる場所です。

本草湯へ向かうエスカレーター

駐車場は大きく、本草湯近くにもありますが個人的オススメはマルシェ側に停め、色々なお店を見て周りエスカレーターで登って行くルート。
見上げると、空に登って行く感じで爽快です!

休憩スペースも開放感がありリラックスできる

内湯でひと通り身体を温めた後は外湯で半身浴。
肌寒いが温まった身体をクールダウンさせながら寒くなったらまた湯船に浸かる…これを繰り返して心身をリラックスさせるのがMyルーティンです。1時間ほどかけて十分に満喫したら、休憩スペースで少し仮眠。竹のオブジェ?が上に伸び、畳の上で横になって見上げるとなんか気持ち良いんですよね。

マルシェヴィソン/鈴木水産

風呂上がり…朝昼兼用でご飯!
毎回、マルシェヴィソンで色々食べるのが楽しみなんです。今回は鈴木水産伊勢まだいの刺身&炊きこみごはん茶漬海老フライを食べました。
伊勢まだいの方は、先にそのまま食べ、途中で温かい出汁をかけて食べるスタイル。ゴマベースのタレが絡めてあるお刺身でしたが、個人的にはゴマだれの味で炊き込みご飯の味がわかりづらかった。出汁は美味しく最初から出汁茶漬けにして食べても良かったかな?
海老フライは揚げたてでサクサク&ぷりぷり♪こちらのタルタルソースがものすごく美味しかったのでオススメです!


ついつい釣られてしまった

何かスイーツを食べようか…と思ってたら、何やら行列。見ると、新春のイベントで大鍋を激安の1杯100円で販売してるとの事(振る舞いじゃ無いんや…と思ったのは内緒w)今回の大鍋を販売してたのが【香りにコンセプトをおき、松阪牛や伊勢海老など三重の食材を主に使用したフュージョン料理レストラン。】竜吟虎嘯と言うお店の松阪牛鍋、マルシェヴィソンにあるお店が日替わりで担当してたみたいです。
因みにこちらの竜吟虎嘯…自分には気軽に立ち寄れるお値段じゃないので、ちょっと楽しみにしてました。

大鍋で作られた「松阪牛鍋」

無事に購入でき、早速いただく。
味はちょっと汁気の多い肉じゃがの汁っぽい感じ(語彙力w)松阪牛鍋って事で、入ってたお肉が松阪牛なんだろうけど、正直言って…自分には全くわからないw
でも、寒かったので温かい鍋を食べれたので満足でした。

一杯100円の松阪牛鍋

結局、スイーツは食べずにVISONを後にしました。このリゾート施設VISON、本当に色々楽しめる場所なのでお近くに寄られた際は是非体感してみて下さい。


忍者推し

VISONから帰路へ、高速も渋滞にハマる事なく順調に進み新名神へ。トイレ休憩で土山SAへ立ち寄ろうかと思ったが、また混雑してそうだったので一つ先の甲南PAへ。久々の利用、こちらはガラガラで駐車スペースも余裕で停められ、フードコートもガラガラでした。

新名神高速道路の甲南PA
忍者の3Dアート

こちら、甲賀忍者の里という事もありPA全面の忍者推し!入口の3Dアートも迫力がありますね

忍者推しの自動販売機

そして、自動販売機も忍者に関するラッピング仕様。この中に実際に忍者が隠れてるかも…とか妄想するのも面白いw
しかし、不思議とこちらのPAには外国人観光客を乗せた観光バスが居ないんですよね。外国人…土山SAより喜びそうなのに。


帰宅後総評

今回のしぶんぎ座流星群2025の撮影行程を総評すると、満足度はかなり高いですね。
初めて行く撮影地、ある程度ネットで下調べはするものの、やはり行ってみないとわからない事が多い訳で、またネット上の情報も古かったり星撮影を目的とした情報って訳でも無いので中々大変な趣味だなぁ〜ってのが星景写真を始めてから常に思う事。安乗埼灯台は思ってたより光が強く無い事が分かり、ハーフNDフィルターを使えば何とかなりそうと言う事もわかったし、3月初旬の夏の天の川シーズン初めの横たわる天の川と安乗埼灯台撮影にも挑戦してみたいと言う野望も湧いて来た。星景写真を趣味にしているベテランの方からすれば、素人が!っと思われる事もあると思いますが、これから星景写真に挑戦したいって方に少しでも入門編として参考になればと思ってます。

ここまで長々と読んで下さった方、ありがとうございました。こんな感じで色々撮影日記的な事を書いて行こうと思ってます。

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