備忘録的戦2024

戦2024、マイドン会優勝しました!
出場者のみなさん、運営のみなさん、ありがとうございました、お疲れ様でした。
こんなことめったに無いので忘れないうちに記録として残します。
回答に関しては全員面白くて是非配信を見てほしいので書いてません。

そもそもマイドン会は2018年、生大喜利デビューのメンバーで戦にでたいね。
というところから小濱君が声をかけて集まった会です。
メンバーは小濱、吉永(スーパールーキー決定戦)、手汗(ttto),スタピー、マイドンでした。
その後、もろてがり(脱退)、将棋紳士、手長渕剛(入ってない?)が入って現在に至ります。
世の中もメンバーもいろいろあって当初のメンバーで戦に出ることは叶わなかったんですけど、昨年度実はリーダーの小濱君から出場の打診がありました、が、その当時(今も?)職場等でいろいろありすぎて、大喜利の大会に対してのモチベーションが薄かったのと予定があったので断ってしまいました。
少しプライベートも落ち着いたし、ハンサム☆力士 桐生院時雨になってしまったりと大喜利に対するモチベーションが上がってきました。
そんな中、戦の運営のおかきさんから高槻にできた新しいホールを会場として使いたいというお話をいただき、高槻市民としてこんな素晴らしい話はないということで会場を予約しました。
会場を予約した本人が当日いかない訳ないので今年は出場しようと思っていたところ、ありがたいことに小濱リーダーから今年こそ出ましょうという話があり、出場を決めました。他のメンバーについては小濱リーダーが集めるということで待っていたら、櫻宮デンジャラさんと宇多川どどどさんを連れてきてめちゃくちゃびっくりしました。
今回のリーダーの戦に対する尋常ではない熱意は、リーダーの直近の大喜利会の参加率からも見て取れました。
戦まで残り一ヶ月というところで、リーダーから家庭の事情で参加ができなくなったと連絡があり、それまでの努力を見ていたのでリーダーの無念は想像に難しくありませんでした。
代表者を任され、あと一人メンバーをいれようと思い、将棋紳士、スタピーに声をかけましたが、将棋紳士はお笑いライブ、スタピーは仕事ということでマイドン会以外に声をかけることになり、戦に出たすぎて夢にまで見ると言っていたすり身さんに声をかけたところ直ぐに「出ます!」という返事があったのでメンバーに入ってもらいました。すり身さんからOKもらった2分後にスタピーから有休とって行きますと連絡があり、うわわわわあ!タイミング!スタピーごめん!となりました。
そして戦の日が近づき、デンジャラとやっているラジオに同い年で今回戦に出場するひらたいさん、すり身さんをゲストに、戦に対する作戦などを話し合いました。
ひらたいさんもすり身さんも戦の第一回目から参加しているので非常に興味深い話を聞くことができました。マイドン会の作戦としては、簡単に言うと、親番が2番手ということもあり、親番のときは高得点をねらい100点の???お題に宇多川さんを当てる、子の時は点数差を考え相手に点を取られないように要所で宇多川さんを出していく、下剋上チャンスはもちろん宇多川さんを出す、という宇多川さんに依存しまくるというものでした。
あとは残ったメンバーがいかに宇多川さんを邪魔しないように心がけていこうということになりました。
さすがすり身さん、ブレーンとしてこんなに頼りになる人はいない!これで決勝いけますよ!頑張りましょうということで士気を上げまくっていました。
しかし前日になり、まさかのすり身さんに身内の不幸があり出場できないとの連絡が、再びマイドン会は暗礁に乗り上げてしまいました、もう3人で出場しようとおもっていたところ、デンジャラももしかしたら同じ状況になるかもしれないと言う話になり、もう一人入れないと当日宇多川さんと2人になり、失格になる可能性があるということで、急遽もう一人メンバーを入れなければならず、頭を抱えていたところ、その日デンジャラが同じ大喜利会に参加していた木曜屋さんに声をかけてもよいか打診がありました、私は木曜屋さんがチーム戦が苦手で嫌だということ知っていたし、でも嫌でも困っている人から頼まれたら断れないということも知っていたので、すごく悩みましたが、最終的に木曜屋さんの優しさに甘えてお願いすることにしました。木曜屋さんからのOKを頂いたときにはわかっていたけどめちゃくちゃ申し訳無い気持ちになりました。
こうしてマイドン会は関西屈指の激強大喜利プレイヤーを2人抱えるチームになりました。

戦の当日、作戦は基本的に変えず宇多川さんを軸に、各々苦手ではないジャンルを選んでいこうということになりました。
さすが全国屈指の大喜利プレイヤーが集まる大会、勝手知ったる関西勢はもちろんのこと、初めて見る関東、東海のプレイヤーの大喜利に圧倒されたり、ひらたいさんのお子さんのお子さんの回答にほっこりしたり、度肝抜かれたり、本当にすごい大会だなあと思いました。
我々の出番前に袖で各々の出るジャンルについて協議している時、宇多川さんが、僕とデンジャラさんはパワータイプ、木曜屋さんとマイドンさんはテクニカルタイプだから…。と言ってて、まじでそんなことなくない?私がテクニカルタイプ?世の中にこの2タイプしかない場合しゃあなしでテクニカルタイプに入れるしかないだけなんじゃないの?と思いました。そして出番になり作戦どおり親番で???の100を選択し、宇多川さんが見事に満票を取り150点を獲得しました、気持ちが凄く楽になりましたが、緊張は一切解けずに臨んだ効果音お題はペンを持つ手がずっと震えていました。
150点という圧倒的リードで2位以上は確定した中での下剋上チャンスは作戦では宇多川さんでしたが、何故かデンジャラが行くことになり、ビビるほどにすべり散らかして帰ってきました。いつものデンジャラ回答なんだけどもウケにつながらない、本当に大喜利って生物なんだなと痛感しました。
結局マイドン会は宇多川さんの150点のみ、2位通過で本戦に進むことができました、今回思ったのは戦のルールで一番怖いのは満票ボーナスであり、とにかく相手の親番のときに満票を取らせてはいけないということ。そういった点に関してはメンバー各々仕事を果たせたんじゃないかなと思います。
そして本戦、予選を勝ち上がってきた選りすぐりのチームでの勝ち抜き戦。
オーダーを任されたので、宇多川さんを先鋒、次鋒を木曜屋さん、副将をデンジャラ、大将を私にしました。宇多川さんに全員ぶっ倒してもらう、だめでもその次の木曜屋さんで完勝。もし2人が敗れたりしたら今日はもうこれでおしまい、関西最強クラスの2人が負けたらもう無理だろ!あとはデンジャラマイドンがサラッと負けて終わり、それはもう華々しく散ってやろうじゃないかという気持ちのオーダーでした。
しかし先鋒戦で宇多川さんがまさかの敗退、厨二病のお題だったんですけど、メリエスのドクローネさんがとにかくすごくて、厨二病回答の真髄を見た感じがしました。
そして次鋒の木曜屋さんが、コンビニお題で大爆発、これぞ木曜屋という横綱相撲で勝利しホッと胸をなでおろしました、
しかし次のおじいさんが電話している画像お題で金曜大喜利会のアオリーカさんが勝利し、木曜屋さんが敗退してしまうということに、ということは終わり、ああああ、今年の戦は終わったんだという気持ちになりました。
次の副将のデンジャラが予想通りサラッと負けてしまいました、いや、今日は本当にデンジャラ回答がウケない日でした、そんなときもある。ぶっちぎりで勝つときもあるんだから。
メリエスの副編集長さんが勝ったので、ここで神奈川県民大喜利会が敗退、金曜大喜利会からはファイナルエースさん、そして私の出番になりました。
ファイナルエースさんですよ、私が初めて生大喜利に参加した鴨川杯でモモス君からあの人はヤバいです、めちゃくちゃおもしろいですといわれ、実際マジで面白すぎる!と思った人ですよ。準決勝までこれたし、あとは悔いのないようにしようと思って臨んだ太っちょサーカス団のお題、今日はとにかく奇をてらわず、普通に思ったことを回答しました。
ここで戦のルーレットの奇跡が起きて、ファイナルエースさん優勢の審査だったのですが、まさかの引き分け、金曜大喜利会、マイドン会が勝ち残り、完全な大将戦になりました。
大将戦のお題が家電のトイ・ストーリーというお題でした、私はトイ・ストーリーが好きで特にトイ・ストーリー3が大好き、ここでファイナルエースさんが電マの回答をして隣で頭が真っ白になるぐらい笑いたい気持ちをぐっと堪えて我慢の大喜利をした結果、決勝に進むことができました。
こんなことがあるんですね、いつからあきらめてなかったんでしょうか、いつから手の震えがなくなっていたんでしょうか。
優勝しましょうとは言ってたけど、私はできたらいいねぐらいの感じだったはずなのに。なんなんでしょうね、チーム戦って、お題との相性が良かったのもあったけど、いつもなら心が折れるところで折れなかった。やっぱチーム戦だったからなのかな?結果論ですけどね。
本戦出場の8チームのうち関西は3チームだったのですが、決勝で当たることになったのは3104くんの喜利ってあそぼチーム、関西対決になりました。
決勝が始まる前に木曜屋さんに、「負けても準優勝ですよね、すごいですよね。」と言ったら、「準優勝は意味が無いんですよ!誰も憶えてないんですよ!優勝じゃないと!」と喝を入れられました。私は決勝にすすむことが基本的にないのでそんなこと思ったことがなかったけど、数多の大会で優勝している木曜屋さんからしたらそらそうなんだと思い、自分の考えの甘さを痛感しましたし、ここがガチ勢とエンジョイ勢との違い、負けてショックを受けたくないので勝手にエンジョイ勢なんでその日、いちウケあればいいと思うことにしている自分と、負けたら悔すぎる、悔しすぎるから次は負けないように精進してきた木曜屋さんとの明確な差を感じました。
決勝のオーダーは前の結果を踏まえて、先鋒デンジャラ、次鋒木曜屋さん、副将マイドン、大将を宇多川さんにお願いしました。
決勝はタイマンで、3104くんとデンジャラの対戦、対戦前にデンジャラが3104にダル絡みして、これはデンジャラあるんじゃないかと思いました、デンジャラの大健闘虚しく負けてしまいました、でも会場の雰囲気をこのときに作ったのはデンジャラだったんじゃないかと思います。
そして次鋒の木曜屋さん、和風のお菓子の家のお題でガッチリ勝利、星を五分にもどしました、さすがは木曜屋さんやで、安心感がちがう。
次にヒガシノカくんとの対戦が日本語が美しいクレーマーというお題で、これはまじで次鋒を木曜屋さんにして正解だったと思いました、私は美しい日本語ってなんじゃい、という人間なので、なんにも浮かばなかったんじゃないかなと思うし、今考えてもなんにもうかばない。ここでヒガシノカくんが美しい日本語のクレームをきっちり入れて木曜屋さんが敗退することに。
そしてわたしの出番になり、くいだおれ人形の画像お題、私の回答の補足を実況解説のお二人にしていただいたりで、なんとか勝利することができ古奈町くんと副将対決アホ山黒幕伏線お題、古奈町くんはいつもラジオを聞いてくれてて、DMでも絡んできてくれるいい奴、そんな古奈町くんと決勝の舞台で対戦できることが感慨深かったです。とにかく焦らないことだけ考えて回答しました、結果勝つことができましたので、しっかりとイラッとくるダンスをしました。
優勝に王手となったところでデンジャラが、後ろに宇多川さんもいるんで落ち着いてやったらいいから!と激励にきました。そのときは『わかっとるわい!このボケナス!』と思いましたが、今思うと、節目節目でデンジャラは私に大丈夫だからと声をかけてきて、それが落ち着いて大喜利できた理由のひとつで、会場の雰囲気をこっち側にもってくる要因でもあった気がします。
そしてカタンさんとの対戦、これで負けても宇多川さんが絶対になんとかしてくれる、あとは焦らずやるだけ。そしてまさかの勝利、マイドン会が優勝しました。
わー!優勝した!え?!優勝したで!わーー!
この優勝って、いろいろなことがあって、そのひとつひとつのどこかが違ってたらなかったんじゃないかと思います。この戦に携わった人たちのすべての行動が我々の優勝につながったんだなと思いました。大喜利ってそういうものだと思う。こういうこともある。
誰もが優勝するチャンスがあって、大喜利強いってことはそのチャンスが沢山くるし、それをものにすることができるってことなんじゃないですかね。しらないけど。
月並みな言葉ですが、本当にリーダーの小濱くん、すり身さんを含めメンバーには感謝しかないです。
戦が終わって、いろんな人から褒めていただきました、たぶん人生で一番褒められた日なんじゃないですかね、これからも。
関西の人は普段の私をしっているのでいいんですけど、関東や東海の方で初めて私を見た人は次見た時びっくりするんじゃないですかね、普段はもっとウケてないですからね。
打ち上げが終わった最後、スズケンさんが、悔しかったから一回しか言わへんけどよくやったおめでとう!っていってくれて涙でそうになりました。
やっぱり最高の兄貴なんですよねスズケンさんって。
私も大喜利会を主催したり大会の手伝いなどしたりするのでわかりますけど、この規模の大会の運営ってまじで大変だと思います、運営のみなさん本当にお疲れさまでした、本当にありがとうございました!
戦で出会ったみなさん、どこかでご一緒することがありましたら、やさしーい目で見守っていただけると幸いです、また大喜利やりましょうね。











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