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詐欺師と6回会った話②

来週またお会いしましょうという流れで1回目は終わったんですが、メールのやり取りはまた間隔が開くようになりました
元々まめな方ではなかったので、特に何とも思わず相手から返信が来るのを待っていました

このころの私は同時進行で何人かの方とやり取りをしていました
もちろんまだ誰とも正式なお付き合いの段階まで入っていないんですが
そのおかげでそこまでこの人に集中することがなかったのが幸いでした

2回目も同じ新宿の喫茶店、会ってお話をするだけなのであまり雰囲気はないですね
非モテの私は2回目にこぎつけるのはなかなか難しいので、自分なりの期待はしていました

店内で待っててといわれたので待っていたんですけど、30分くらい待たされましたね
これなら外で待ってたほうがいいくらいです
もし男性側がこんなことをやったら一発アウトですね

ようやく相手が到着して、話が始まりました
仕事が忙しくて合間で会いに来てくれたそうです

職業は事務って言ってたんですけど、なんだろういう疑問がわきました
事務員であっちこっちに移動して、合間抜けてくるのもちょっと不自然ですよね
しかしまだお付き合いの段階ではないので、特に問いただすようなことはせずに前回のような会話をしました

仕事はどう?みたいな感じで今回もまた仕事のお話ですが
やっぱり合間合間に将来の話なんかを混ぜてきて、期待を膨らませる感じでした

相手のプライベートの写真を見せてくれましたね
少し前に実家に帰っていてこれが妹ですって感じで見せてくれました
もし写真が本当なら姉が詐欺をしているとは思ってないでしょうね

実家は大分って言ってましたね、温泉の元をお土産にもらいました
これは嘘じゃなく本当に実家に行ってたみたいです

家族の写真をみせることが信用につながるのかはわかりません
こんな感じで2回目のデートも何もなく終わりました

不信感がなかったわけじゃないんですが、それは本当に事務員なの?というところですね
返ってからメールとして数日後に返信が来て3回目のデートの日取りが決まりました

今度は夕方になるということでヴィトン前で待っていると、何やら重たそうな袋をもってやってきました
聞いてみると、経済関係の古本だそうです。5~6冊持っていましたね

その時は何とも思わなかったんですけど、これも信用を得る小道具の一つでした

寒いんで近くの飲食店に入ってお疲れ様という感じで挨拶をすると名刺をくれました
私も出して名刺交換すると、代表取締役って書いてあります

事務じゃなかったんですか?って聞くと変に思われたくないからプロフィールは事務にしてるのということでしたね

ここでちょっと私の相手を見る目が変わってしまったんですね
雇われということで年収は500万くらいだそうですが、しっかりした役職についている方というのは、やっぱり魅力的に感じてしまうんですよね

この詐欺師は別として私がお会いした中でオーネット以外では正社員は数名でした
これで本を買ってきたというのも社長だから勉強してるんだなあということで、頑張ってますねという評価に変わってしまいました

私は健康や会社に問題が起こらなければ、結婚相手の収入なんて全くあてにはしないんですけど、人生何があるかわからないですからね
いざというとき2通りの収入手段があれば心強いというものです

こんな感じで話は進むものの全然ムードはないんです、なんせお金の話ばっかりですから
こんな調子で会っていても進展がないとおもったので、次は1日デートできますか?て聞いてみたんですね

そしたらいいよということで、次は中野で会うことになりました
ここから相手が大きく動き出します

それでは今回はここまでにさせていただきます
ご覧いただきありがとうございました

今回のポイント

結婚前に借金を清算したいから、お金を貸してほしい言われた場合は
「結婚してからゆっくり返していきましょう」
「ほとんど無利子なので慌てて返さなくても大丈夫ですよ」
で問題ないです
ごちゃごちゃいうならお別れしましょう
相手は結婚する気ございません

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レオの婚活備忘録
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