俳句を詠む理由 (写真は僕の苔テラリウムです)
物書きに憧れていた。
陶芸の先生に「言葉の芸術家になりたい」と言ったところ、「いい先生が見つかるといいね」と。
どう探せばいいか、全くわからない。
新聞の川柳欄、あそこならプロのフィルターを通して自分の創作物が磨かれるかも。そう思い、川柳を作るようになった。
どれだけ送ったことか、全国紙に一度も採用されず。
川柳って、お寿司みたい。ネタの活きの良さが大事。江戸時代の川柳が残っていたりもするが。
俳句は、陶芸。どちらも一瞬で作られる印象だが、名句はいつまでも残る。名句ならば。
川柳と俳句、二刀流でなんとなく作り続けた。
しかし、プレバトの影響が大きい。夏井いつき先生に何度救われたことか。
先生のyoutubeで、「俳句はノリとアドリブ」「俳句は九割技術」。藤田湘子の名著「20週俳句入門」も教えてもらった。
自分の句が評価され、人から初めて認められたのも、夏井先生のyoutubeのコメント欄。
毎週プレバトを楽しみに見るようになって、俳句作りが波に乗ったようだ。