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「ジャイアント肘オヤジ」出現

人生RPG計画
迷惑モンスター「ジャイアント肘オヤジ」出現!
満員電車というダンジョンで遭遇した脅威に、アンガーマネジメントのスキルを駆使して撃退した戦いの記録。

⬜︎ステータス
属性:エルボー族
HP:5000
MP:50
短気:100000
自己正当化:1000000

⬜︎特徴
満員電車ダンジョンに日常的に出現する迷惑モンスター。
エルボー族はさまざまな種類が生息している。
疲れ切った顔をしており、自分のスペースを確保するため、無駄にエネルギーを消費して肘を使った攻撃を繰り出す。
その短気な性格と喧嘩腰な態度で周囲にストレスを与える存在。

⬜︎スキル
肘アタック:攻撃範囲は狭いが、至近距離の相手を強引に押しのける。効果は周囲に不快感を与える。
達者な口:挑発的なセリフを放ち、相手を精神的に追い詰める。怒り耐性が低い相手ほど効果が高い。

⬜︎戦いの記録

出現と初期攻撃
朝の通勤ラッシュ、満員電車ダンジョンを攻略中に突然エルボー族が出現。
モンスターの初手は「肘アタック」
背中を何度も突かれる形で連続ダメージを受け、周囲の狭さと逃げ場のなさが追い打ちをかける。
最初は「満員電車では仕方ない」と耐えていたが、攻撃が止まらずHPがじわじわ削られていく。

モンスターとの対峙
耐え切れなくなり振り向いた瞬間、目に飛び込んできたのは180センチはある巨体の中年男性。
ジャイアント肘オヤジだ!
メタボ腹と疲れた表情が特徴的なその男は、喧嘩腰で「邪魔なんだよ」と挑発的なセリフを投げかけてきた。
これにより「達者な口」スキルの精神ダメージも追加。

一瞬、「ここで立ち向かうべきか」と考えたが、朝からトラブルは面倒だし、自分は喧嘩スキルが低いことを自覚。
さらに「このまま何も言わずに引き下がるのは負けたような気がして悔しい」という気持ちとの葛藤が始まる。

スキル発動
そのとき、ふと頭に浮かんだのが「シャンクスの教え」だった。
「くだらない人間と同じステージに立つ必要はない」という彼の信念を思い出し、自分を冷静にさせたのだ。
シャンクスは、かつて酒場で山賊に絡まれた際、酒を頭からぶっかけられるという屈辱を受けたが、一切怒らなかった。
周囲が「なぜ怒らないのか」と驚く中、シャンクスは笑ってその場をやり過ごす。
無駄な争いには乗らない」という態度は、強さと余裕がある者だけができる行動だ。

この教えを思い出したことで冷静さを取り戻し、自分の怒りを抑えることに成功。
次の駅で電車を降りて別の電車に乗り換えることで戦闘を終了させた。

自己評価と成長
戦闘後、相手は勝ち誇ったかもしれないが、こちらは「シャンクスの教え」を実行できた自分に満足。
普段なら心の中でモヤモヤを抱えてしまいそうな状況でも、今回は「自分は大人の余裕を見せられた」「自分かっこいい〜」とポジティブに捉えることができた。
相手の利益ではなく、自分の成長にフォーカスした結果、怒りをコントロールし、冷静に行動できたことにより自己成長レベルの上昇を確信。

⬜︎撃破後の報酬
アンガーマネジメントスキル:500
自己肯定感:1000
称号:「シャンクスの弟子」

⬜︎参考文献
onepiece

⬜︎感想
かわいそうなメタボオヤジ君、日頃ストレスが溜まってるんだろうね。
僕は最近10キロ痩せて魅力的なボディーを手にいれてしまったよ!
嫉妬してしまったのかな⁈
同じステージに立たなくてごめんね。
君はそのままでいればいい。僕はこれからも自分磨きを頑張からね❗️

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