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「おねだりモンスター」出現

人生RPG計画 ~おねだりちゃんの記録~
自分で調べたり考えたりせず、何かあればすぐに質問して他人に頼るモンスター。

⬜︎ ステータス
HP: 2000
MP: 50
属性: 依存

⬜︎ 特徴
おねだりちゃんは常に答えを求めて他人に質問し続ける。
自分で調べたり考えたりすることを避け、手軽に結果を得ることを優先する。
答えを得ると満足してしまい、プロセスや背景には興味を示さない。
他人の時間やリソースを消費しながら、答えを得ることだけに執着する。

⬜︎ スキル
エンドレスクエスチョン
疑問を次々に投げかけ、相手の時間と集中力を消費する。
答えだけ欲しいオーラ
質問するだけで相手に「簡単な答え」を渡させる圧をかける。
プロセス無視
方法論や背景を聞かずに結果だけを求める。

⬜︎ 戦いの記録
噂を嗅ぎつけて出動
ケイヂが昇進したという噂を聞きつけたおねだりちゃんたちは、一斉にケイヂの元に押し寄せた。
目的は「昇進の秘訣を聞くこと」。
ケイヂは快く迎え入れ、「目標設定のプロセスが重要だ」と説明しようとした。
しかし、おねだりちゃんたちの関心はそこではなく、ケイヂが実際に書いた目標を見せて欲しいというものだった。
「プロセスはいいから、ケイヂが実際に書いた目標を見せてよ!」

おねだりちゃんたちは釣り方ではなく、完成した魚だけを求めていた。
ケイヂは少し困惑しながらも、答えを求める彼らにその目標例を渡した。
プロセスを拒否
ケイヂは「どうしてプロセスを学ぼうとしないのか」と不思議に思う。
しかし、プロセスの重要性について話を振ると、おねだりちゃんたちはそれ以上の興味を示さなかった。
「魚の釣り方」よりも、ただ「魚を手に入れること」に集中していたのだ。

答えのその後
おねだりちゃんたちはケイヂから得た答えをもらった後、それ以上「プロセスを教えてほしい」と聞きにくることはなかった。
ケイヂは静かに彼らの行動を観察することにした。
「答えだけで結果を出せる者もいれば、そうでない者もいるだろう。
もしこの目標例を見だだけで釣り方を分析出来るのであれば、それはそれで良いことだ」とケイヂは考えている。

⬜︎ 撃破後の報酬
おねだりちゃん達の成長の記録観察

⬜︎ 感想
おねだりちゃんたちを見て思う。
いくつになっても自分で考えない人は、よほどのきっかけがない限りそのままだろうな。
エンジニアにとって自己解決力は必須のスキルだ。
おせっかいにこちらから指示しても反発するだけだ。
自分の伝えたいことなんて、他人には1割くらいしか伝わらないものだ。
他人をコントロールすることなんて出来やしない。
おねだりちゃんが次にどんな行動を取るのかを見守りながら、反面教師にさせてもらおうと思う今日この頃だ。

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