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元小学校教員のつぶやき①【これまでの働き方・理想の働き方】
自己紹介でもお話ししたように、私はこの夏休みまで小学校教員として働いていました。
しかし先日、妊娠を機に退職をしました。
私はこの2年間、産休代替の常勤講師として働いていました。
仕事内容や給料、年休などの福利厚生は正規の先生とほぼ変わらないのですが、唯一違うのは「産・育休がとれない」こと。
なんとなく分かっていたことですが、いざ退職をし、お給料が入ってこない生活が始まると、様々な不安が…。
「旦那に頼ってしまっていいのだろうか…」
「生活費は足りるだろうか…」
「蓄えはあるけれど、尽きてしまったらどうしよう…」
買い物をしたり、おやつを食べたり、ちょっとしたことにも、「消費的な生活しかしていないなぁ…」と罪悪感があります。
でも、あえてこの選択をしたのも事実です。
それは、「ある知人の働き方」から決心しました。
今から、
これまでの働き方
知人から教えてもらった働き方
これからの理想の働き方
について、書いていきたいと思います。
1.これまでの働き方
私は、正規の教員で5年間、引っ越しをし、産休代替として働いた2年間、計7年間小学校に勤務しました。
まずは、平日の働き方です。
初任校では、8:15~16:45が勤務時間でした。
休憩時間は昼休みと放課後に合わせて1時間ほどありましたが、休憩できるはずがなく…昼休みには課題の丸付け、トラブル対応、子供との遊びなど様々なことで休まらず、放課後の休憩時間にも会議の予定が平気で入ってきます。
そして、始業時刻は8:15でしたが、子供が教室に入ってくるのは8:00よりも前。8:15に出勤しては間に合わず、遅くとも7:30には出勤していました。
さらに、定時の16:45に帰ることができたためしがありません。放課後には、会議や授業準備、その他事務作業、教員にはやるべきことが山のようにあります。初任の頃は20:00以降に帰ることが多く、慣れてきても早くて19:00ごろ退勤していました。
次に、休日の働き方です。
初任校では、土曜日の学習教室があり、月に1回午前中に勤務していました。次の学校では部活があり(小学校なのに…!)平日の放課後だけでなく、ほぼ毎週土曜日にも活動がありました。
日曜日は基本的に休みでしたが、平日にやり残した仕事や、翌週の準備で、結局家でもパソコンに向かっている時間が多かったです。
平日も、休日も「学校、学校、学校…」
子供たちと過ごす日々、子供たちのために頑張る時間は楽しいけれど、私にはもっと大切にしたい時間がありました。
それは、「家族との時間」です。
旦那さんと、生まれてくる我が子との時間を大切にしたい。
でも、今の働き方では家族との時間をうまく取れない。
そんな時に、ある知人の働き方に出会いました。
2.知人から教えてもらった働き方
それは、
「午前中だけ学校で働く」
という働き方です。
なぜ「午前中だけ」なのか。
それは、子供が幼稚園や保育園、学校にいる時間だけ働き、帰ってきたら一緒に過ごすことができるからです。子供と遊んだり、友達と遊びに行くときに見守ることができたり、午後の時間をたっぷり子供のために使うことができます。
なぜ「学校で働く」なのか。
それは、夏休みなどの長期休暇が子供と同じようにあるからです。旅行など大きなイベントをめいいっぱい楽しむことができます。
その知人は、午前中のみ「教員補助」として働いていました。事務仕事や支援学級の子供の補助など、あらゆる仕事があります。
3.これからの理想の働き方
私は、その知人の働き方を知り、「これだ!」と思いました。
午前中に学校で働き、午後は家族との時間を大切にする1日。
夏休みはおもいっきり家族と楽しめる生活。
まさに理想の働き方です。
知人と同じように教員補助として働くもよし、教員免許を活用して非常勤講師として働くもよし。
そして、正規の給料より落ちてしまう分は在宅ワークでカバー。
まだ子供は生まれていないし、在宅ワークも決まっていないし、非常勤として午前中だけ仕事できるなんてうまい話もないけど…。
そんな働き方を理想としてこれから頑張っていきたいと思います。
以上、今考えている理想の働き方でした。