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ラノベ「誰が勇者を殺したか」感想&続編の一言感想追加


表紙
あらすじ

最近、ずっと疑問がありました

ドラクエⅢのリメイクされた事で、何故勇者はその一族に生まれたというだけで魔王討伐へ
旅立つ事になったのか

お母さんもそんなに簡単に寝起きのまま誕生日の朝に城へ送り出さないでよ!お父さん帰って来てないのよ、旅に出て!

例えば、王に母を人質に取られている

例えば、魔王の呪いが一族にかけられている等、何か強めの理由ないと行けないよ

なんて事を考えていました

…それを含めて?「誰が勇者を殺したか」
楽しみました

預言者の「この村から勇者が出る」という予言の通り、勇者が生まれ、魔王を倒した

その帰路の途中、勇者は命を落とした

語り部は、何故勇者が死んだのか、その理由を探るべくパーティーメンバーに話を聞き、勇者の故郷などを訪れその真実を探すお話です

いや、良いストーリーでした!

記事の冒頭で偶然、最近の私の疑問だった、
何故勇者は旅に出たのか、も含めて練られた
ストーリーでした

登場人物もそれほど多くなく、RPG好きならば瞬時に物語に入って行ける分かりやすさ

勇者と旅したメンバーも個性が強く魅力的で、
それぞれの話と過去の回想など想像しやすい
設定でした

そしてストーリーを読み進めると、途中の疑問
も上手く解消され、もう一度読みたくなる要素
もあり、オススメです

著者は、あとがきによると44歳で「小説家になろう」にこの作品の投稿を始めたそうです

それが話題になり書籍化、素晴らしいです

作品の世界観を整えて、それを分かりやすく、かつ魅力的に彩る事は、とても大変な事であろうと思います

そういった意味でもシンプルでありながらも
構成、謎解き要素も含めたこの作品は面白く
興味深いものでした

著者の「初めて買った小説はロードス島戦記」という話にも親近感!

これは必ず良い作品だ!と読む前から続編も
買ったので、これから楽しもうと思います

帯はみんな大好き堀井雄二さん!

※記事を書いた後、一時間半ほどで一気に読みました!いや、最高だった!一作目の展開からどう続編なのかと思いきや、踏まえた上でのストーリー、ラストは目が潤みました!


一作目は去年の10月刊行なので、興味ある方は
とうにご存知でしょうね

たまたまネットでタイトル知って、日曜日に
買った作品でした

ドラクエ好き、RPG好き、あの世界観好きなら
必ず楽しめる作品だと思います、オススメです

お読み下さいまして、ありがとうございます

失礼致します


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