南柏にヘンデルとグレーテルの竃あり
すみれと聞いて思い浮かぶのは
可愛い野の花?
美しい女優さん?
匠のラーメン?
わたしの愛するすみれは 温泉
もちろんサウナがある
スパメッツァおおたかと交互に通う
ホームサウナだ
ここはナノ水が蛇口から出でてくる
トロトロとしたやさしい肌触り
大人絵日記
しかし
すみれなどと愛らしい名前なのに
ここのサウナ室は
圧巻!の一言
20分おきのローリュが始まると
まず照明が真っ赤に照らされる
言っておくがオレンジなんて
なまやさしいしい色ではなく
真紅なのだ
この時点でサ室は竈と化す
突然コンベアにスイッチが入いる
グルングルンと不気味な音と共に
コンプレッサーが作動する
∶あくまでワタシの五感∶
そして
よもや!!
と思うまもなく
背後から熱風が襲ってくる
熱さと恐怖があいまって
ここで退散する人がかなりいる
吹き出た汗のつぶが沸騰していく
慌ててスリスリ
さあ、どこまで我慢できるか
この音が止むまで
いったい あと どれくらいなんだぁ!
と、これくらいにしておこう
熱かったら出ればいいのさ この竈
確か…グリム童話のあの兄妹
魔女をやっつけて脱出したんだよね
さて
地下1000メートルから湧出する温泉は
よくあたたまり、
外気浴で眺める上空は
電線の一本もなく
紺碧の空に銀色に光る旅客機がみえる
居心地がいいから
回数券で通ってしまうのよ