自分の実りを眺めている暇はないのよ
実りの秋がやってきた
あんなに暑い日々を修行のように過ごしていたのはワタシだけか…
夏の盛りに
近所のマンションの植え込みに
ピンク色の花を咲かせていたサルスベリ
へー、実をつけている
それもこんなにたくさん!
サルスベリ君は
着実に季節を通過しているね
自分に実りなどないと思うのは
強がりか?
一生なんて
過ごしてみないとわからない時間で
それにいちいち実りなどと
歩みを止めて眺めている暇はない
人の実りがわかるのは歩みが
止まったとき
歩んでいる時は
むしろ生まれ変わっていると思いたい
どんぐりは秋の題材にと
絵日記友だちが拾ってきてくれた
落ちてやがて芽を出し次世代の命を繋ぐ…
生まれ変わっていく
ずっしりと実るぶどうは
農家の丹精の賜物
美味しくいただけば
我が身の生きる力となって
明日の一歩になる
さあて、あしたはどんな秋の一日かな?
行くわよーワタシ