
開けれない心のパンドラの箱
心の中に眠ってるひとりぼっちの感情の話
誰しも気づかないように
頑丈な蓋をして隠してる
箱があるよねー
私は数秒で思い当たるものが
何個もあったりする
開けちゃいけないパンドラの箱は
さらに頑丈な
箱を上から被せ
テープでベタベタに貼り付けて
突然の事故が起きても
開かないように
厳重に保管してる
自ら”開け”にいく勇気も
誰かに”開けて”もらう勇気もなく
記憶の彼方
漂流して誰にも見つけられることもなく
見つかることもなくただ成仏できず
漂ってる
よく
辛いことを忘れるためには
新しい思い出や楽しい記憶で
塗り替える説が支持されているけど
最近まで私もそう思っていたけど
私の場合
結果ふとしたタイミングで
巻き戻し作業を行なってしまう癖があることに気づいてしまった
塗り替えても塗り替えても
漂っているものを世界中探し回ってでも見つけてしまう
一人にして気付かないように
あえて取り残されてた感情を
自ら探してしまう
そしてせっかく頑丈な梱包まで
してほったらかしていたその箱を
捨てることも開けることも
できずただ見つけて
処理できずにもやもやしてしまう
何が正解かを確認したいわけじゃない
でもただそのとき、どうしても
封印したかった自分を認めたり
確認できる余裕と勇気がないのだ
ちゃんと向き合って逃げずに
この箱をしっかり開ける日ができたら
片付けの方法が見つかると思う
でもそれまでは
溢れない程度にちゃんと
心に背負って
少しずつ自分のペースで
片付けていきたいな
とふと思うのでした