Have Fun!
『昔アメリカ人の友達に「なんだか最近色々とイレギュラーな事が多くて疲れてるんだ」と話したら「新しいものに出会えてるってコトじゃん!Have fun!」って言われたことがあって、当時すごく辛かった自分は「ああ、そっか楽しめばいいんだ!」と気づけてすごく気が楽になった』
みたいなエピソードがあればいいんですが、全然ないので上手い導入が思い浮かばない。
引っ張り出せるエピソードといえば昔仲良くさせてもらってたライブハウスの店長がその店を辞めた後に再会して、「今俺は介護の仕事やってるんだけど、おじいちゃんとかにウンコ投げられたりするわけ。でも俺はパンクスだからさ、「おー、やってんねぇ」って思うの」って言ってた、みたいな話しかない。
まぁでも、本質はそれなりに近くて、(片方は完全なるでっちあげだけど)どれだけ変化を愛せるかだと思う。何もない毎日もそりゃあ、悪くはないんだけど。
イレギュラーが起きた時に「おー、やってんねぇ」と笑える余裕を持てる人間になりたい。強さに裏打ちされた優しさって多分そういうことだと思う。
ここ最近は結構友達だと思える人が増えて、それは今までの友達みたいな「学校」というある意味無差別的な出会いからじゃないのが面白くて、楽しい。
無論、今まで出会ってくだらない夜を過ごしたみんなのことも大切に思ってて、今から一緒に夜中の凍える川に飛び込んでくれる仲間を作るのは難しい、というかそんなのどんな場所でも基本ムリだろと思う。(笑)
強くなりたいなぁ。強くなって、めちゃくちゃ強くなって。それはもう他の敵全てを寄せ付けないくらい強くなってみんなと一緒にすげぇとこまで行きたいな。
尊敬されたいとか、誰かに好かれたいとかじゃなくて、なんかがむしゃらにやってたら俺たちみんな強くなってました、みたいな。そんな結末があればいいのになぁと思う。
最近は自分の力量不足を痛感する出来事が多くて、苦しい。日に何度もバッドに入って、同じくらい気合を入れる。
大学の時、一個上の先輩に何が起きても動じない人がいた。バイトが忙しすぎて何日も寝てないのに全く機嫌が悪くならないし、イレギュラーが起きても「まぁそういうこともあるよね」と笑っていた。
本当の強さって多分こういう「余裕」なのかなぁと当時から思っていた。「忙しい忙しい」と嘆くことは簡単なんだけど、その忙しさとか、大変だなぁと思うこととか、全てひっくるめて笑い飛ばせるような余裕。それが一番最強だよなぁ、と思う。
もうすぐ9月が終わって、いよいよ秋の匂いがしてくる。一歩一歩、新しい何かを生み出す苦しみを楽しんでいきたい。