江戸のメイルマガジン、第149号 2019年10月25日、お届けします
江戸のメイルマガジン 149号 2019.10.25発行
週末の大雨で、被害はありませんか。
千葉市が浸水というニュースをみた知り合いから、メイルが届くなどご心配をおかけしましたが、こちらは無事です。
身近な河川が氾濫するのは怖いですね。即位の礼と、ともに忘れられない年になりそうです。
今回は特別展のご紹介です。限りある時間を使ってお出かけてください。
■目次
1. 東京国立博物館 特別展「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」
2. 京都国立博物館 特別展 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
3. 今昔マップ 時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」
4. 国立国会図書館 電子展示会 描かれた動物・植物 江戸時代の博物誌
5. 国立国会図書館 電子展示会 錦絵でたのしむ江戸の名所
6. 伊場仙浮世絵ミュージアム
7. 八木書店 古書部3階 【展示会】奈良絵本を見る! 第2回
8. 江戸東京博物館 士 サムライ―天下太平を支えた人びと―
9. 歌舞伎ってどんな舞台芸術?/東京女子大学 光延 真哉 先生【夢ナビTALK】
10. 江戸のくずし字講座のご案内 秋期講座のご案内
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1. 東京国立博物館 特別展「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」
https://bit.ly/330b7OZ
本展では、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という五人の人気浮世絵師に注目します。
国内のほか、欧米の美術館、博物館、個人コレクションなどから、彼らの錦絵の代表作を集め展示いたします。
本展では、歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎・広重の風景画、国芳の勇壮な武者絵と機知に富んだ戯画、と
5人の絵師の得意ジャンルに絞り、「誰もが知っており、そして誰もが見たい」浮世絵展となっています。
5人の絵師を紹介する各章が単独の展覧会としても十分見応えがあり、まさに各絵師の展覧会5つが一堂に会した
ような、豪華な内容となっています。
会期 2019年11月19日(火)- 2020年1月19日(日)
開館時間 午前9時30分 - 午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
※入館は閉館の30分前まで
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2. 京都国立博物館 特別展 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
https://kasen2019.jp/
《佐竹本三十六歌仙絵》過去最大31件集結!(2019年7月現在)
三十六人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品《佐竹本三十六歌仙絵》。かつて二巻の絵巻物だった
この作品は、大正8年(1919)に一歌仙ずつに分割され、別々の所有者のもとに秘蔵されました。2019年は
《佐竹本三十六歌仙絵》が分割されてからちょうど100年を迎える年です。これを機に、展覧会としては過去最大の
規模で、離れ離れとなった断簡37件(※)のうち31件が一堂に会します。
会期 2019年10月12日(土)― 11月24日(日)
会期中、一部の作品は展示替えを行います
主な展示替:前期10月12日―11月4日/後期11月6日―11月24日
開館時間 午前9時30分―午後6時 金・土曜日は午後8時まで
最終入館は各閉館の30分前まで
会場 京都国立博物館 平成知新館【東山七条】
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527
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3. 今昔マップ 時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」
http://ktgis.net/kjmapw/index.html
時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」
埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室)
本サイトでは、全国37地域について明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示する
ことができます。収録した旧版地形図は、3,759枚にのぼります。
このサイトを使って、みなさまのお住まいの住所、最寄りの駅などを入れてみてください。
https://bit.ly/2OLzQlQ
凡例表示をすると、明治のとき、そこがなんだったかがわかります。田圃だったところは、
今回、水が溜まっています。防災のための予備知識ですね。
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4. 国立国会図書館 電子展示会 描かれた動物・植物 江戸時代の博物誌
https://www.ndl.go.jp/nature/index.html
この電子展示会では、とくに江戸時代の博物誌をご紹介します。江戸時代の日本では、
博物誌やその周辺の書物が数多く著されました。その後、大火や戦災による損失はあった
ものの、なおもおびただしい数の資料が現在に伝わっていることは、あまり知られて
いません。なかでも国立国会図書館は、白井文庫と伊藤文庫を中核として数千点もの
資料を所蔵しており、日本博物誌の宝庫といえます。
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5. 国立国会図書館 電子展示会 錦絵でたのしむ江戸の名所
https://www.ndl.go.jp/landmarks/index.html
本電子展示会では錦絵のタイトルや内容から、江戸の中心部の代表的な名所となる
103か所を描いた錦絵484点を掲載します。各名所のページには錦絵の一覧とともに、
解説、現在地、別称などの情報を載せました。また関連リンクとして、当館のデジタル
コレクションに収載されている絵入り地誌『江戸名所図会 (新しいウィンドウが
開きます)』の該当箇所、絵図へのリンクをつけ、当時の地誌や絵図からも名所を
見ることができるようにしました。さらに、既存の電子展示会「写真の中の明治・
大正 (新しいウィンドウが開きます)」との連携を図り、時代を経た後の名所の
姿を写真でも振り返ることができます。
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6. 伊場仙浮世絵ミュージアム
https://chuoku-machikadotenjikan.jp/tenjikan/ukiyoe/
創業400年以上を誇る「伊場仙」は、創業当初は竹材や和紙を将軍家に納めていましたが、
その素材を使って江戸後期に団扇を手掛けるようになりました。さらに初代・歌川豊国、
歌川国芳、歌川広重など人気絵師の版元になり、浮世絵を団扇に刷り込んで販売し
人気を博しました。
月替わりで、浮世絵や現代作家の作品を紹介しています。
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7. 八木書店 古書部3階 【展示会】奈良絵本を見る! 第2回
https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/5773
本展では、御伽草子とよばれる公家や武士の物語、『竹取物語』『伊勢物語』
などの平安物語、幸若舞曲や百人一首のカルタ等々、多種多様な奈良絵本コレクション
(個人蔵)30点を一堂に展観!
【奈良絵本とは】
室町時代後期から江戸時代中期にかけて、主に京都・堺などで作られた彩色絵入りの絵本や絵巻。
一点毎に手作業で作られ、素朴な作品から豪華なものまで様々な作品が残されています。
<会期>2019年10月25日(金)~11月16日(土)
<展示会開催時間>10時~入場17時まで
11/5(火)・10日(日)は休みです。
入場無料
<場所>八木書店 古書部3階
住所:東京都千代田区神田神保町1-1
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8. もうすぐ終了 江戸東京博物館 士 サムライ―天下太平を支えた人びと―
https://bit.ly/2YsMmMe
会期 2019年9月14日(土)- 11月4日(月・休)
開館時間 午前9時30分-午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
本展覧会では、いわゆる武士道書に登場するような、抽象的なサムライの姿を紹介するには
とどまりません。徳川将軍の居所として、当時、世界有数の大都市であった江戸の風景の中で、
サムライがいかに活動していたのか、絵画作品や古写真から浮き彫りにしていきます。
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9. 歌舞伎ってどんな舞台芸術?/東京女子大学 光延 真哉 先生【夢ナビTALK】
https://www.youtube.com/watch?v=0bzBYVO_4aw
3分でわかる歌舞伎、ぜひごらんください。
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10. 江戸のくずし字講座の新講座のご案内 2019年秋期コース
1月から新しい講座が始まりました。『井原西鶴、好色五人女を読む』です。
http://www.madio.jp/ko/saikaku.html
『好色五人女』は17世紀に実際に起きた5つの恋愛事件を各5巻に配したもので、
登場人物たちの愛欲をめぐる心情や行動はもちろん、江戸時代前期の社会・風俗
についても、くずし字を読み解きながら楽しんでください。
今回は、江戸を舞台とした巻3「中段に見る暦屋物語」(“おさん茂右衛門”の話)
から読み進めます。
見学コースもご用意していますので、気になる方は遊びに来てください。お待ちしています。
江戸のくずし字講座のご案内 2019年秋期コース
http://www.madio.jp/
秋期講座を募集中です。どの講座も初回は見学できます。
受講希望の方は、前日までにメイルでお申込みください。
http://www.madio.jp/
いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。
【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
■見学(一回に限り無料)もできますので、お気軽にお越しください。
2019年 11月13日(水)
19時から21時 「西鶴、好色五人女を読む」杉本和寛先生
http://www.madio.jp/ko/saikaku.html
2019年 11月8日(金)
19時から21時 「黄表紙を読む」光延真哉先生
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html
2019年 11月27日(水)
19時から21時 「芭蕉翁頭陀物語を読む」長島弘明先生
http://www.madio.jp/ko/takebe.html
■通信講座のご案内
2019年11月29日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をお送りしています。半年間でかなり読めるようになります。
次回は第150号 11/8 金曜日を予定しています。
なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
よろしくお願いいたします。
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