見出し画像

江戸のメイルマガジン第284号 2022年9月16日、お届けします

江戸のメイルマガジン 284号 2022.9.16 発行

三連休に挟まれたすてきな一週間が始まりました。雨の予報ですが、読書、
音楽鑑賞、ジャムづくりなど、非日常を楽しみます。先週は、二か月ぶりに
銀座を歩き、歌舞伎座で夜の部を見てきました。昔、当たり前だったことが、
少しづつ戻ってきていますが、油断できないのが現実です。
心に栄養を、そして、ゆっくりとした時間をお過ごしください。
----------------------------------------------------------------------------------------

1. 杉並区公式チャンネル 「建築史家 陣内秀信」すぎなみビトMOVIE 
2. 太田記念美術館 浮世絵動物園
3. 千秋文庫 佐竹古文書と武士の戦展
4. 早稲田大学演劇博物館 「ページとステージ行ったり来たり――シェイクスピア
劇全37作品の翻訳を終えて」
5. 実践女子大学 生誕130年記念展示 知られざる佐藤春夫の軌跡—不滅の光芒—
6. 深川江戸資料館 第34回木彫工藝展
7. 板橋区立美術館 館蔵品展 ぞろぞろ・わいわい・人だらけ―狩野派も、それ以外も
8. 千葉市美術館 新版画 進化系UKIYO-Eの美
9. 國學院大學創立140周年記念 「近代工芸の精華
―有栖川宮家・高松宮家の名品と金子皓彦 寄木細工コレクション―」
10. 国立劇場 10月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』
11. 東京藝術大学大学美術館 特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
12. 「順徳院」書籍のご案内
13. 東京都美術館 ボストン美術館展 芸術×力
14. 山種美術館【特別展】水のかたち
15. 国立劇場伝統芸能情報館 入門展「いざ、歌舞伎」
16. 江戸東京たてもの園 特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
17. VISIT CHIYODA 江戸・東京事件の現場めぐり 丸の内・皇居東御苑コース
18. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
19. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1 
20. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
21. 江戸のくずし字講座のご案内 2022年9月、10月オンライン授業のご案内
---------------------------------------------------------------------------------------

1. 杉並区公式チャンネル 「建築史家 陣内秀信」すぎなみビトMOVIE
https://www.youtube.com/watch?v=2ZAL4azDn80
杉並区の公式YouTubeチャンネルにおいて,
江戸東京研究センター 陣内秀信 特任教授(法政大学 エコ地域
デザイン研究センターにも所属)が出演する動画が公開されています。
----------------------------------------------------------------------------------------

2. 太田記念美術館 浮世絵動物園
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/animals-in-ukiyoe

かわいい! おもしろい! ちょっとヘン? ―豊かな動物表現をご覧あれ

浮世絵にはさまざまな動物が登場します。ペットとして愛される猫や犬、
日々の営みを助けた馬や牛など身近な動物はもちろん、おめでたい鶴や
亀、舶来の象や豹、はては地震を起こすとされた鯰までもが描かれます。
まさに浮世絵は、動物表現の宝庫といえるでしょう。
本展では約160点の作品をご紹介し、バラエティに富む動物表現を
存分にお楽しみいただきます。
後期 9月2日(金)- 9月25日(日)
開館時間:10時30分-17時30分(入館は17時まで)
入場料:一般 1200円 / 大高生 800円 / 中学生以下 無料
----------------------------------------------------------------------------------------

3. 千秋文庫 佐竹古文書と武士の戦展
https://www.senshu-bunko.or.jp/exhibition.html
展示品目録 https://www.senshu-bunko.or.jp/mokuroku.pdf
会期 9月13日(火)から12月10日(土)まで
休館日: 日曜日・月曜日・祝祭日・年末年始および展示替期間

----------------------------------------------------------------------------------------

4. 早稲田大学演劇博物館 「ページとステージ行ったり来たり――シェイクスピア
劇全37作品の翻訳を終えて」
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/16536/

早稲田大学演劇博物館 特別展シェイクスピア戯曲全37作品翻訳記念
「Words, words, words.―松岡和子とシェイクスピア劇翻訳」関連イベント

2020年12月、翻訳家・演劇評論家の松岡和子さんがシェイクスピア
戯曲37作品を完訳しました。完訳は、坪内逍遙訳、小田島雄志訳
に次いで日本人3人目、女性としては初の偉業です。本講演では、
約25年にわたりシェイクスピアの言葉と向き合った日々や、37戯曲を
完訳した今思うこと、今後についても存分にお話しいただきます。

日時:10月17日(月)18:30-20:30(予定)
会場:小野記念講堂
講師:松岡和子(翻訳家・演劇評論家)
定員:130人 ※要事前予約・定員を超えた場合は抽選
申込期間:9月9日(金)10:00 - 9月30日(金)17:00
---------------------------------------------------------------------------------------
 
5. 実践女子大学 生誕130年記念展示 知られざる佐藤春夫の軌跡—不滅の光芒—
https://www.jissen.ac.jp/kosetsu/exhibits/next/index20220601.html

佐藤家帰宅の秘蔵資料を中心とする展覧会を開催します。長い眠りから
醒め、初めて公開される逸品資料の数々をご堪能ください!

会   期 :2022年9月26日(月)- 10月15日(土)
開館時間:10:30 - 17:00
休 館 日 :日曜日、10月10日(月・祝) ※ただし10月9日(日)は開館。
入 館 料 :無料
---------------------------------------------------------------------------------------

6. 深川江戸資料館 第34回木彫工藝展
https://www.kcf.or.jp/fukagawa/event/detail/?id=5446

木彫の歴史は古く、江戸時代以降、木場と寺町をひかえた深川では
特に盛んになりました。今回の展示では、長い歴史の中で培われた
伝統を今に受け継ぐ匠の技が、一堂に会します。

開催期間 2022/9/28(水) - 2022/10/2(日)
開催時間 09:30 - 17:00 入館は16:30まで
---------------------------------------------------------------------------------------

7. 板橋区立美術館 館蔵品展 ぞろぞろ・わいわい・人だらけ―狩野派も、それ以外
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001526/4001537.html

当館のコレクションには、江戸時代を中心に個性豊かな人物を描いた作品が揃っています。
例として、礼拝の対象とされる肖像画、憧れや好奇の眼差しを向けられた美人や異国の
人の姿、画中で集い交情を深める人たちなどがあります。本展では、1人、2人、3人と
いった少人数から賑わう人々まで、描かれた人の数に着目した展示を行います。
単身像、群像における表現の変化を感じて頂き、人物図について思いを巡らせて
頂く機会とします。

会期 令和4(2022)年8月27日(土曜日 )- 10月2日(日曜日)
開館時間 午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし9月19日(月曜日)は祝日のため開館し、9月20日(火曜日)は休館します)
観覧料 無料
---------------------------------------------------------------------------------------

8. 千葉市美術館 新版画 進化系UKIYO-Eの美
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/22-9-14-11-3/

新版画とは、江戸時代に目覚ましい進化を遂げた浮世絵版画の技と
美意識を継承すべく、大正初年から昭和のはじめにかけて興隆した
ジャンルです。この展覧会では、千葉市美術館が誇る新版画コレク
ションから、その歴史を通覧します。

会期 2022年9月14日[水] – 11月3日[木・祝]
休館日・休室日 休館日:10月3日[月]
休室日:10月11日[火]
観覧料 一般1,200円(960円) 大学生700円(560円) 
---------------------------------------------------------------------------------------

9. 國學院大學創立140周年記念 「近代工芸の精華
―有栖川宮家・高松宮家の名品と金子皓彦 寄木細工コレクション―」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_140th_anniversary.html
、有栖川宮家・高松宮家伝来の品々に加え、半世紀にわたり国内外の
寄木細工を収集してこられた世界的コレクターである金子皓彦氏(院友
)のコレクションをご紹介いたします。

会期: 8月31日(水) - 11月6日(日)
案内パンフレット http://museum.kokugakuin.ac.jp/files/user/images/2022_140.pdf
---------------------------------------------------------------------------------------

10. 国立劇場 10月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2022/41010.html

通し狂言ですが、A、B、C と分かれて上演。尾上菊之助他。
電話・インターネット予約開始 9月13日(火) 午前10時
---------------------------------------------------------------------------------------

11. 東京藝術大学大学美術館 特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tamatebako2022/

本展は、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品に、東京
藝術大学のコレクションを加えた82件の多種多様な作品を通じて、
「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界をご覧いただくものです。

会期 2022年8月6日(土) - 2022年9月25日(日)
---------------------------------------------------------------------------------------

12. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ
、佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、佐渡で
お亡くなりになります
。そんな佐渡での24年間を描いてみました。

電子書籍はアマゾンで発売しています。
順徳院 藤原真由美 で検索してください。

---------------------------------------------------------------------------------------

13. 東京都美術館 ボストン美術館展 芸術×力 
https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_boston.html

本展覧会では、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本などさまざまな
地域で生み出された約60点の作品をご紹介します。私たちが鑑賞する
芸術作品が本来担っていた役割に焦点を当て、力とともにあった芸術の
歴史を振り返ります

会期 2022年7月23日(土) - 10月2日(日)
---------------------------------------------------------------------------------------

14. 山種美術館【特別展】水のかたち
https://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

本展では、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた《源平合戦図》から、
《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》など雨を描いた名作で知られる
歌川広重(1797-1858)の名所絵、高価な岩絵具・群青をふんだんに
使って海を表現する川端龍子(1885-1966)の《黒潮》、画家の代名
詞にもなっている千住博(1958- )の「滝」シリーズまで、水を
印象的に描きだした優品の数々を展示いたします。

2022年7月9日(土) - 9月25日(日)
会期中、一部展示替えあり。前期7/9(土)-8/14(日)、後期8/16(火)-9/25(日)
---------------------------------------------------------------------------------------

15. 国立劇場伝統芸能情報館 入門展「いざ、歌舞伎」
https://www.ntj.jac.go.jp/tradition/event/izakabuki.html#gaiyou

歌舞伎は四百年以上の歴史の中で、化粧や扮装、演技などに独特の
表現技法を生み出してきました。それらは長い伝承を経て洗練され、
世界でもユニークな演劇的表現として、現代にも独自の芸術的価値を
もっています。本展は入門展として、これから初めて歌舞伎をご覧になる方や、
歌舞伎についてもう少し深く知りたいという方にも、基本的な約束事や
その味わい方をわかりやすくご紹介いたします。

期間 2022年6月2日(木)-10月26日(水)
国立劇場伝統芸能情報館 1階 情報展示室
入場料 無料
---------------------------------------------------------------------------------------

16. 江戸東京たてもの園 特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
https://www.tatemonoen.jp/special/special_next.php

会期:2022年6月25日(土) - 2023年2月12日(日)
会場:江戸東京たてもの園 展示室
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
---------------------------------------------------------------------------------------

17. VISIT CHIYODA 千代田区観光協会
江戸・東京事件の現場めぐり 丸の内・皇居東御苑コース
https://visit-chiyoda.tokyo/app/course/detail/46

天下泰平と呼ばれた江戸時代、一気に西洋に舵を切った明治時代、
それぞれに劇的な事件が繰り広げられてきました。今も残る史跡をめぐり
歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。大手町駅をスタートし
東御苑・北の丸公園にいたるコースです。
---------------------------------------------------------------------------------------

18. 東京国立博物館 未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―
https://www.tnm.jp/150th/project/202204/exhibition_tokushu_mirainokokuho.html
2022年4月12日(火)- 2023年3月26日(日) 本館2室
「150年後、もしくはその先の未来、この国宝室にはどのような作品が展示されて
いるのだろう」。こういった問いかけから、今年度は「未来の国宝―東京国立
博物館 書画の逸品―」というテーマで展示を行なうことにしました。私たち研究員
が選び抜いたイチ押しの作品を「未来の国宝」と銘打って、年間を通じてご紹介して
いくという試みです。
8月30日(火) - 9月25日(日) 山水図屛風 
呉春筆 江戸時代・18世紀
---------------------------------------------------------------------------------------

19. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/014.html

江戸時代1 伝統化粧の完成期、武家から町人主役の文化へ
いよいよ江戸時代へと化粧文化史は進んでいきます。江戸時代は1603年の
江戸幕府樹立から1868年の江戸城明け渡しまでの265年間もの長い期間
にわたっています。そしてこの間に今日いうところの、伝統的なよそおいは完成
されていったのです。
---------------------------------------------------------------------------------------

20. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
----------------------------------------------------------------------------------

21. 江戸のくずし字講座2022年10月からの後期講座のご案内 

後期講座の受付が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

NEW 後期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】光延真哉先生 オンライン授業 
2022年10/17、11/14、12/5、
2023年1/16、2/20、3/13 (全6回)
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする文学ジャンルです。
全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に文章が配されるという体裁は、
今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

本講座では、朋誠堂喜三二作の『文武二道万石通(ぶんぶにどう
まんごくとおし)』を取り上げます。
松平定信の寛政の改革によって、「文」と「武」の二道が奨励されたことを
揶揄した作品で、時代の空気を読んで巧みに批評する、黄表紙の精神
の真骨頂が顕れているとも言えます。舞台は鎌倉時代にずらされており、
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれる人物が多数登場。!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。


2) 後期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

NEW 後期講座 夜間講座  水曜日
2022年10/19、11/16、12/14、
2023年1/18、2/15、3/15 (全6回)
 水曜日 20時-21時半 実施


******
いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2022年9月30日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第285号 9/23 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
────────────────────────────────────────────────
  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?