江戸のメイルマガジン第243号 2021年11月26日、お届けします
江戸のメイルマガジン 243号 2021.11.26 発行
来週から12月、一年の最後の月ですね。コロナ禍の中、平常心で暮らしていますが、
家族と過ごす時間が増えました。そんな中、宝生能楽堂に能楽三番を見に出かけ、
伝統芸能を堪能しました。能楽堂には、能楽の神さまがいて、パワースポットのような
気がします。お出かけの際は、三密を避けて、ご注意ください。
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1. 東京国立博物館 能と歌舞伎 歌舞伎衣装
2. 東京国立博物館 浮世絵と衣装―江戸(衣装)
3. まもなく終了 すみだ北斎美術館 学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重
4. 江東区芭蕉記念館 企画展 「時雨忌俳句大会」の40年
5. 明治大学創立140周年記念事業 「明治大学とシェイクスピア」
6. 明治大学博物館特別展「藩領と江戸藩邸 内藤家文書の描く 磐城平・延岡・江戸」
7. 早稲田大学演劇博物館 特別展 別役実のつくりかた
8. 根津美術館 重要文化財指定記念特別展 鈴木其一・夏秋渓流図屏風
9. 太田記念美術館 河鍋暁斎 ―躍動する絵本
10. まもなく終了 京都国立博物館 特別展 畠山記念館の名品─能楽から茶の湯、そして琳派─
11. 江戸人メソッドダイエットのご紹介 江戸の人びとの食事を取り入れてダイエット
12. 東京都現代美術館 「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展
オンライン展示アーカイブ
13. 千葉市美術館 福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧
14. 新宿歴史博物館 特別展 四谷塩町からみる江戸のまち-近世考古学の世界-
15. まもなく終了 品川歴史館 特別展「変わりゆく品川の風景」
16. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
17. 江戸のくずし字講座のご案内 2021年後期オンライン授業のご案内
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1. 東京国立博物館 能と歌舞伎 歌舞伎衣装
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=6594
本館 9室 2021年10月26日(火) - 2021年12月25日(土)
年末の顔見世狂言にあわせて、歌舞伎衣装を展示します。江戸時代後期、
女狂言師(歌舞伎役者)坂東三津江が奥舞台を中心に使用した華麗な
衣装の内、男性役の衣装を中心に展示し、錦絵に描かれる役者の装い
なども交えながら、江戸時代における娯楽の花形であった歌舞伎の文化を紹介します。
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2. 東京国立博物館 浮世絵と衣装―江戸(衣装)
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=6579
本館 10室 2021年10月26日(火) - 2021年12月25日(土)
江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータル
ファッションを展示します。同じ部屋に展示される浮世絵の美人画と見比べながら、
江戸時代のファッションの流行にイメージを膨らませてみてください。
風景模様の小袖、あるいは、秋の季節に合わせた紅葉や萩、蔦といった模様の小袖
などを展示します。また、男性のおしゃれ小物である、印籠・根付も併せて展示します。
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3. まもなく終了 すみだ北斎美術館 学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重
https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/
すみだ北斎美術館が所蔵する二大コレクション、ピーター・モースコレクション
と楢﨑宗重コレクション、あわせて約140点を展示します。
会期 10月12日(火)-12月5日(日)※前後期で一部展示替あり
後期:11月9日-12月5日
開館時間 9:30-17:30(入館は17:00まで)
オンラインスライドトーク ≪学者の愛したコレクション展 前期展示の見どころ
https://hokusai-museum.jp/modules/Event/events/view/2321
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4. 江東区芭蕉記念館 企画展 「時雨忌俳句大会」の40年
https://www.kcf.or.jp/basho/kikaku/
期間 2021/9/30(木)-2022/1/23(日)
時間 09:30-17:00
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5. 明治大学創立140周年記念事業 「明治大学とシェイクスピア」
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2021/6t5h7p00003d39k4.html
会期 2021年11月11日(木)-12月17日(金)入場無料
主催 明治大学文学部
後援 明治大学シェイクスピアプロジェクト
明治大学は多くの演劇人を輩出していますが、彼らの多くがシェイクスピア
の上演においても優れた成果を披露しています。また、何より今年で第18
回となった「明治大学シェイクスピアプロジェクト」(MSP)の伝統もあります。
明治大学出身の代表的演劇人による、各人各様のシェイクスピアとの
格闘の諸相を紹介し、同時に、MSPの全18回の活動を振り返ります。
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6. 明治大学博物館特別展「藩領と江戸藩邸 内藤家文書の描く 磐城平・延岡・江戸」
https://www.youtube.com/watch?v=u5cRtsXJ3-g
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7. 早稲田大学演劇博物館 特別展 別役実のつくりかた
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/11826/
8月6日(金)に終了していますが、動画が二本用意されています。
動画配信 平田オリザ、別役実を語る
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/14400/
動画配信 柄本明、「ホクロ・ソーセーヂ」を読む
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/14397/
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8. 根津美術館 重要文化財指定記念特別展 鈴木其一・夏秋渓流図屏風
https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
本展では、抱一の影響や光琳学習はもとより、円山応挙や
谷文晁、古い時代の狩野派など琳派以外の画風の摂取、そして
それらを、自然の実感も踏まえつつ統合する其一の制作態度を検証して、
本作品誕生の秘密を探ります。
2021年11月3日(水・祝)-12月19日(日)
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9. 太田記念美術館 河鍋暁斎 ―躍動する絵本
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kyosai-ehon
幕末から明治にかけて、狩野派でありながら浮世絵も数多く描いた絵師、
河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい 1831~1889)。本展では、人物や動物、
妖怪などを躍動感あふれる筆づかいで描いた暁斎の絵本を大量に展示
することで、「画鬼」と称された暁斎の知られざる神髄に迫ります。
2021年10月29日(金)-12月19日(日)
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10. まもなく終了 京都国立博物館 特別展 畠山記念館の名品─能楽から茶の湯、そして琳派─
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html
荏原製作所の創業者である畠山一清(はたけやまいっせい、号:即翁<そくおう>)
が蒐集した美術品を収蔵する畠山記念館。本展は改築工事のため長期休館中
の同館コレクションのなかから、茶道具を中心とする日本・中国・朝鮮半島の古美
術の名品を紹介します。即翁が愛蔵した茶道具には「即翁與衆愛玩(そくおう
よしゅうあいがん)」の蔵印が用いられており、その言葉は自らが蒐集品を独占する
のではなく、多くの人と共に楽しみたいとの即翁の想いが込められています。即翁
の美意識と彼の愛した古美術の世界を共有できるまたとない機会です。
2021(令和3)年10月9日(土)-12月5日(日)
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11. 江戸人メソッドダイエットのご紹介 江戸の人びとの食事を取り入れてダイエット
コロナ太りを解消する、江戸人メソッドダイエット。江戸の人ひとの食べていたものをいただき、
無理なくゆるゆると痩せる。
江戸の文献をあさりながら、江戸人の食事法を現代に活かすダイエット。
二か月集中で七キロ!?痩せます。
年末年始の前に勉強会を開催。11/30火 21時、12/1水 21時。
Zoom 開催、90分予定。
気になる方はお問い合わせください。
その一から、その四まで短い動画で公開。
https://youtu.be/eA5EBDJKmKU その一
https://youtu.be/1eibgt-dEH0 その二
https://youtu.be/fAFSMYROQlw その三
https://youtu.be/sSDTx2pef_4 その四
ライン登録もお待ちしています。
https://lin.ee/Olz0Anz 江戸人と打ち込んでお送りください。
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12. 東京都現代美術館 「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展
オンライン展示アーカイブ
https://www.mot-art-museum.jp/events/2021/08/eikoishioka_special/
会期中にいけなかった方にも楽しめます。
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13. 千葉市美術館 福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/21-10-2-12-19/
会期 2021年10月2日[土] – 12月19日[日] 10:00 - 18:00、金曜、土曜日は20時まで
休室日 11月15日[月]、12月6日[月]
福田美蘭(1963-)は、東京藝術大学を卒業後、最年少での安井賞や国際展での受賞等、
国内外での活躍を通して独自の作風を切り拓き、絵画の新たな可能性に挑戦し続けています。
これまでも日本美術をもとにイメージを広げた作品を多く発表してきた福田ですが、本展では、
千葉市美術館のコレクションから、自らが選定した江戸から明治時代の美術をきっかけに、
新たに創作された作品を中心に展示します。
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14. まもなく終了 新宿歴史博物館 特別展 四谷塩町からみる江戸のまち-近世考古学の世界-
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/news/103797/
四ツ谷駅前再開発に伴う四谷一丁目遺跡6次調査では、江戸時代の
「四谷塩町一丁目」「麹町十一丁目」「麹町十二丁目」にまたがる地域が
調査されました。大規模な考古学的調査と文献資料の両面から、江戸
時代の町の具体像を探ります。
【開催期間】令和3年9月25日(土)-12月5日(日)
【時間】9:30-17:30(入館は17:00まで)
【休館日】11月8日(月)・22日(月)
【会場】新宿歴史博物館 地下1階企画展示室
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15. まもなく終了 品川歴史館 特別展「変わりゆく品川の風景」
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/moyoshi/moyoshi.html
当館が所蔵する江戸時代から明治時代の浮世絵や、大正・昭和時代のスケッチと
近代版画といった絵画資料、そして震災や戦災、急激に移り変わるまちの風景を写した
写真や絵葉書は、各地域の歴史をいまに伝えています。本展では、江戸から昭和
にかけての品川の風景を紹介します。
開催期間 10月9日(土曜日)から12月5日(日曜日)
休館日 月曜日
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16. 国文学研究資料館
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで
国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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17. 江戸のくずし字講座の12月からの新講座のご案内
10月から、後期講座が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。
1) 前期講座 オンライン授業
【江戸の黄表紙を読む】光延真哉先生
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html
本講座では、山東京伝作の『心学早染草(しんがくはやそめくさ)』を
取り上げます。当時流行の人生哲学、「心学」に題材を採った作品で、
人間の善心・悪心を表すユニークなキャラクターが登場するのが特徴です。
現代の「ゆるキャラ」文化の元祖と言っても過言ではありません。「悪魂」に
心を支配された男の運命やいかに?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。
後期講座 オンライン授業 【江戸の黄表紙を読む】
2021年 12/7、2022年1/18 、2/15 、3/15 (全4回)
火曜日 20時-21時半 実施
2) 前期講座 オンライン授業 【芭蕉翁頭陀物語】
【芭蕉翁頭陀物語(ばしょうおうずだものがたり)を読む】長島弘明先生
http://www.madio.jp/ko/takebe.html
『芭蕉翁頭陀物語』は、芭蕉とその門人たちの逸話を33話集めたもので、
中には創作もありますが、本当にそうだったのかもしれないと思う、彼らの
ひととなりを語る、とっておきの話がたくさん収録されています。
小品集のような味わい深い作品を江戸のくずしで、楽しみます。
後期講座 オンライン授業 【芭蕉翁頭陀物語】
2021年 12/15、2022年 1/12、2/16、3/23 (全4回)
水曜日 20時から21時半 実施
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いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。
【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。
■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2021年12月24日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。
次回は第244号 12/4 金曜日を予定しています。
なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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株式会社マディオ 藤原真由美
〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
電話043-222-0179
email: office@madio.jp
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