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江戸のメイルマガジン 第408号 2025年2月7日、お届けします
江戸のメイルマガジン 408号 2025.2.7発行
日本列島が雪で覆われています。京都も雪が降り出しました。
車でお出かけの方はご注意ください。寒さも立春を過ぎて
厳しさを増しているようです。暖かくしてお過ごしください。
晴れた日の日差しは春を感じさせます。春は始まっているのですね。
冬の京をみたくて訪れていますが、お出かけは空模様と相談しながら
歩くことにします。
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1. 第59回 冬の京の旅 2025年1月から3月開催
2. 府中市郷土の森博物館「梅まつり」 2025年2月1日(土曜日)-3月9日(日曜日)まで
3. 2025 向島百花園『梅まつり』 2/8-3/2
4. 東京都現代美術館 坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
5. 半蔵門ミュージアム 平山郁夫《想一想》と昭和期の日本画家たち
6. パナソニック汐留美術館 「ル・コルビュジエ──諸芸術の綜合 1930-1965」
7. まもなく終了「丸の内イルミネーション2024」
8. 群馬県立文書館 授業で使えるぐんまの資料
9. 京都市平安京創生館 常設展示 平安京復元模型、鳥羽離宮復元模型
10. 国文学研究資料館 電子展示室「書物で見る 日本古典文学史」
11. 江東区文化観光ガイド まちあるきガイドサービス
12. 皇居東御苑 花だより
13. 江戸のくずし字講座2025年2月 の宣伝です
14. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
15. 「順徳院」書籍のご案内
16. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
17. 江戸のくずし字講座 2025年2月の後期講座のご案内
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1. 第59回 冬の京の旅 2025年1月から3月開催
「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されてから30周年を迎えるのを記念して、世界遺産寺院の通常非公開の文化財を特別公開。また再興20周年を迎える「洛陽三十三所観音霊場」の寺院にもスポットをあて、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されます。
https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/
デジタルパンフレット https://global.kyoto.travel/resource/global/download/9-pdf.pdf
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2. 府中市郷土の森博物館「梅まつり」 2025年2月1日(土曜日)-3月9日(日曜日)まで
https://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/1000084/index.html
太宰府天満宮から贈られた紅白の梅をはじめ、約120種1,300本の梅が日々異なる風情で春のきざしを感じさせてくれます。
梅香る郷土の森で春の訪れをお楽しみください。
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3. 2025 向島百花園『梅まつり』 2/8-3/2
https://www.tokyo-park.or.jp/park/mukojima-hyakkaen/news/2025/2025_2_8_3_2_japanese_apricot_blossom_fe.html
向島百花園は江戸時代後期に開園し、梅の名所として「新梅屋敷」と呼ばれ親しまれました。
現在も、月影・初雁・白加賀・思いのまま・鹿児島紅等、20品種以上の梅をご覧いただくことができます。
当園では梅の見ごろに合わせ、梅花とともに江戸の文化を楽しむ催しを開催します。
早春の向島百花園で、梅の香りと江戸の趣を楽しみながら、粋なひとときをお過ごしください。
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4. 東京都現代美術館 坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
京都現代美術館では、このたび音楽家・アーティスト、坂本龍一
(1952-2023)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、
日本では初となる最大規模の個展「坂本龍一|音を視る 時を聴く」
を開催いたします。
坂本龍一の「音を視る、時を聴く」ことは、鑑賞者の目と耳を開き
ながら、心を揺さぶり、従来の音楽鑑賞や美術鑑賞とは異なる体験
を生み出します。坂本が追求し続けた「音を空間に設置する」と
いう芸術的挑戦と、「時間とは何か」という深い問いかけは、時代
や空間を超えて、私たちに新たな視座をもたらし、創造と体験の
地平を開き続けてくれることでしょう。
【オンラインチケット(日付指定)】
1/29(水)10時以降の販売分より、日付指定なしのオンラインチケット
から、日付指定に変更とさせていただきます。ご来場する日付を選択し、
チケットをご購入ください。なお、購入後、キャンセルはできません
ので予めご了承ください。
2024年12月21日(土)- 2025年3月30日(日)
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5. 半蔵門ミュージアム 平山郁夫《想一想》と昭和期の日本画家たち
https://www.hanzomonmuseum.jp/exhibits/special.html
今回の特集展示は、収蔵品のなかから昭和期の作品を中心とする近代日本画を紹介します。
いずれも当館初公開の作品です。
平山郁夫《想一想》は仏伝シリーズのひとつで、釈尊がブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開いた瞑想場面を幻想的に表現しています。そして、太陽を描いた横山大観と児玉希望、動植物を丁寧に表現した川合玉堂・川﨑小虎・堅山南風・堂本印象、人物を描写した鏑木清方と伊東深水の作品を並べました。
2024年12月11日(水)- 2025年3月30日(日)
入館料 無料
休館日 毎週月曜日・火曜日
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6. パナソニック汐留美術館 「ル・コルビュジエ──諸芸術の綜合 1930-1965」
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/25/250111/
建築家ル・コルビュジエ(1887‒1965) は活動の後期において、建築の指揮のもとで絵画や彫刻をつなぐ試みを「諸芸術の綜合」と言い表しました。
そしてそれ以上に、「諸芸術の綜合」とは統 一、調和、普遍的法則の
理想主義に導かれた彼の芸術観全体を示すスローガンでもありました。
ル・コルビュジエは近代建築の巨匠として世界的に知られていますが、
視覚芸術の他分野においても革新をもたらしました。本展は1930年
代以降に彼が手がけた絵画、彫刻、素描、タペストリーをご覧いた
だき、さらに彼が求め続けた新しい技術の芸術的利用にもスポットを
あてます。
展覧会会期 2025年1月11日(土)- 3月23日(日)
休館日 水曜日(ただし3月19日は開館)
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7. まもなく終了 「丸の内イルミネーション2024」
https://www.marunouchi.com/pickup/event/4830/
今年で23年目を迎える恒例イベント。約1.2kmにおよぶメインストリート
「丸の内仲通り」を中心に、有楽町駅前の東京交通会館を含む丸の内
エリアの約286本の街路樹が、シャンパンゴールド色に彩られます。
実施期間 2024年11月14日(木)-2025年2月16日(日)
点灯時間 16:00-23:00
場所 東京駅前周辺及び丸の内仲通り
電球数 約82万球 シャンパンゴールド色(LED)
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8. 群馬県立文書館 授業で使えるぐんまの資料
https://www.pref.gunma.jp/site/monjyokan/130570.html
江戸時代の群馬の姿から、通行手形など貴重な文書がPDFで収録されています。
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9. 京都市平安京創生館 常設展示 平安京復元模型、鳥羽離宮復元模型
https://asny.ne.jp/souseikan/index.html
平安京復元模型は、平成6年、平安建都1200年記念事業の一環として制作されました。
縮尺1/1000(東西4.5km、南北5.2km)で、我が国最大級の歴史都市復元模型であり、
考古学、歴史学、地理学、建築学等の研究者らによる2年5ヶ月にも及ぶ討議に基づき、その研究成果を結集して完成しました。
そして平成30年3月、今まで展示が出来ていなかった上賀茂神社や神護寺、高山寺のほか仁和寺など、平安京の歴史を知るうえで重要な建造物が含まれた北西部側エリアを加え、模型全体の展示を開始しました。
三山に囲まれた平安京の立地環境を理解するうえで重要な要素となる自然
環境も、一望することが出来ます。
〒604-8401
京都市中京区丸太町通七本松西入
京都市生涯学習総合センター
(京都アスニー)1階
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10. 国文学研究資料館 電子展示室「書物で見る 日本古典文学史」
https://www.nijl.ac.jp/koten/webtenji/bungakushi.html
当館展示室で開催している展示をWeb上でもご覧いただける電子展示室として公開しています。
展示名:「書物で見る 日本古典文学史」
https://www.nijl.ac.jp/etenji/bungakushi/contents/
奈良時代以前から明治初期まで、書物を紹介しています。
近世の文学
近世は、17世紀初頭から19世紀後半までの約270年間を指します。それまでの写本の時代から刊本の時代へと移ったこと(出版文化の普及)が最大の特徴です。
文学の享受層は多岐に及んで大衆化し、漢詩・和歌といった伝統的な雅文学
から俳諧・小説・芸能などの俗文学に至るまで、多彩に展開しました。
前期は上方中心、徐々に文運東漸して、後期は江戸が中心となりました。
江戸前期の文学
幕初から元禄あたりまで(1603~1704)、おおむね17世紀を「前期」と
捉えます。整版本の普及によって古典が広く継承されると、今度はそこに
同時代の文芸が花開きます。京・大坂などの上方を中心として公家と武家
が文化を領導する一方で、徐々に町人も台頭し、元禄期(1688~1704)
には松尾芭蕉・井原西鶴・近松門左衛門が華々しい活躍を見せました。
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11. 江東区文化観光ガイド まちあるきガイドサービス
「江東区文化観光ガイド」は、所定の養成カリキュラムを修了した区民を
中心とするボランティアが案内役(ガイド)を務め、江東区内の観光
スポットや多種多様な地域資源をご紹介するまちあるきガイドサービス
を提供しています。
https://www.city.koto.lg.jp/103010/bunkasports/kanko/gaido/54964.html
まちあるきガイドサービス(お申込み受付中!)
少人数のグループ(2名以上)から団体様まで、お客様のご要望に
あわせてコースを調整、案内いたします。
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12. 皇居東御苑 花だより
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori-map.html
皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で
観察できる野鳥・昆虫の情報を掲載しています。
開花状況
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori.html
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13. 江戸のくずし字講座2025年2月の宣伝です
http://www.madio.jp/ko/index.html
博物館で、浮世絵のわきに書かれている文字が読めたらいいなあと、思った
ことはありませんか。初心者向けの江戸のくずし字講座、
どの月からでも参加できます。
無料の見学コースがありますので、気になる方はどうぞ。
半年くらいでみなさま読めるようになります。江戸が大好きというひと、
くずし字にチャレンジしてみましょう。
オンライン講座ですので、どこからでも参加できます。夜間開催なので、
お仕事をさせている方にも最適。アーカイブで復習することもできます。
お待ちしています。
http://www.madio.jp/ko/juko.html
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14. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
浅草:毎週土曜・日曜 上野:毎週土曜 谷中:毎週日曜
谷中フリーガイド
・歴史上の人物や有名人が眠る谷中霊園、寺の町谷中、昭和レトロの街
谷中散策はいかがしょうか。
・受付場所は地図をご覧ください。日暮里駅北改札口をでて左側に曲が
って西口に受付があります。
但し、受付時間内に応募者多数のため待機ガイドが出払った際には、受付
時間内 であっても対応しかねる場合がありますのでご了承ねがいます。
ガイド時間:約1時間(途中の離団はご自由です)
ガイド料金 無料
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15. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に
敗れ佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、
佐渡でお亡くなりになります。そんな佐渡での24年間を描いてみました。
昨年10月には隠岐の後鳥羽院の火葬塚、そして隠岐神社を参拝しました。
いまは後鳥羽院の物語を書いています。
電子書籍はアマゾンで発売しています。 定価650円税込み
https://www.amazon.co.jp/Juntoku-Japanese.../dp/B0BFCSLL96
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16. 国文学研究資料館
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで
国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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17. 江戸のくずし字講座 2025年2月のご案内
後期講座のご案内です。すべてオンラインになります。
今年は大河ドラマでも有名な蔦屋重三郎の作品をならいます。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、
開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。
後期講座 夜間講座 月曜日
【江戸の黄表紙を読む】 オンライン授業
2025年2月17日
月曜日 20時-21時半 実施
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html
黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする
文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に
文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。
本講座では、蔦唐丸作・喜多川歌麿画の『本樹真猿浮気噺
(もときにまさるうわきばなし)』を取り上げます。
蔦唐丸は、2025年の大河ドラマで話題の蔦屋重三郎の筆名です。主人公
の天野邪九郎が、年中行事に着目して色々な商売を思いつくものの、
それらが悉く失敗するさまを滑稽に描くという内容ですが、それは現実の
蔦重が様々な企画で成功を収めていくこととまるで正反対。江戸の
出版界で飛ぶ鳥を落とす勢いの蔦重の、自信の表れと言えるかもしれません。
2) 後期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】
長島弘明先生 オンライン授業
江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。
http://www.madio.jp/ko/urashima.html
内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。
後期講座 夜間講座 水曜日
2025年2月19日
水曜日 20時-21時半 実施
いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。
【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料に
いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。
■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2025年2月28日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。
次回は第409号 2/14 金曜日を予定しています。
なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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