江戸のメイルマガジン第258号 2022年3月18日、お届けします
江戸のメイルマガジン 258号 2022.3.18 発行
お彼岸の一週間です。早朝からのお墓参りで、最後に訪れた千葉市内の霊園で、桜が満開でした。これを見ることができて、ご褒美をいただいた気分です。春が始まったのをみるのはわくわくしますね。まん延防止もまもなく解除になり、少しは歩き回れるのでしょうか。春の季節を楽しみましょう。
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1. 國學院大學図書館 春の特別列品 「鎌倉幕府と執権政治」
2. 東京都庭園美術館 奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム
3. もうすぐ終了 太田記念美術館 赤 ―色が語る浮世絵の歴史
4. 国立新美術館 メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
5. 国立歴史民俗博物館 『和宮ゆかりの雛かざり』
6. 国立公文書館 デジタル展示 江戸の花だより
7. 東京国立博物館 博物館でお花見を
8. サントリー美術館 よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―
9. 国立国会図書館 本の万華鏡 江戸の花見
10. 東京都立図書館 デジタルミュージアム 江戸の歳時記 春
11. 東京国立博物館 VR作品『国宝 松林図屛風-乱世を生きた絵師・等伯-』
12. 府中市美術館 春の江戸絵画まつり ふつうの系譜 「奇想」がある
なら「ふつう」もあります ー 京の絵画と敦賀コレクション
13. 山種美術館 上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―
14. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
15. 國學院博物館Online Museum 企画展「モノで読む古事記」
16. MOA美術館 (熱海) 開館40周年記念名品展 第1部
17. 国立公文書館 デジタル展示 漂流ものがたり
18. 明治大学博物館特別展「藩領と江戸藩邸 内藤家文書の描く 磐城平・延岡・江戸」
19. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
20. 江戸のくずし字講座のご案内 2022年4月オンライン授業のご案内
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1. 國學院大學図書館 春の特別列品 「鎌倉幕府と執権政治」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_spring.html
本展では、反平家勢力の庇護者であった鳥羽天皇皇女八条院周辺の文書史料、
久我家文書の源頼朝・北条義時・北条泰時発給文書、鎌倉幕府の歴史書
『吾妻鏡』に題材を取った奈良絵本『あさいな』など、初公開を含む本学所蔵資料から、頼朝や義時の時代をみていきます。
会期:令和4(2022)年4月2日(土)-5月14日(土)
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2. 東京都庭園美術館 奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220115-0410_ModeSurreal.html
本展ではさらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、16世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧します。シュルレアリスムがモードに与えた影響をひとつの視座としながら、その自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫ろうとするものです。
会期 2022年1月15日(土)-2022年4月10日(日)
東京都庭園美術館(本館+新館)
東京都港区白金台5-21-9
休館日 毎週月曜日
*ただし3月21日は開館、3月22日(火)は休館
開館時間 10:00–18:00(入館は閉館の30分前まで)
オンラインによる日時指定制です。
ご購入・ご予約はこちらから https://www.e-tix.jp/teien-art-museum/
なお、1月12日(水)から当面の間、庭園公開を休止いたします。
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3. まもなく終了 太田記念美術館 赤 ―色が語る浮世絵の歴史
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/red
浮世絵は豊かな色彩にあふれていますが、作品全体を華やかにしたり、
画面を引き締めたりする「赤」は、最も重要な絵具です。鮮やかな「赤」
が印象的な浮世絵約60点を厳選することで、江戸・明治の人々を
魅了した「赤」の美しさを探ります。
2022年3月4日(金)-3月27日(日)
22日は休館
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4. 国立新美術館 メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
https://www.nact.jp/exhibition_special/2021/met/
本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する
約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は
日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から
19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った
巨匠たちの傑作が、一挙来日します。
2022年2月9日(水)- 2022年5月30日(月)
毎週火曜日休館 ※ただし5月3日(火・祝)は開館
展覧会ホームページ https://met.exhn.jp/
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5. 国立歴史民俗博物館 『和宮ゆかりの雛かざり』
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room3
和宮所用と伝えられる雛人形は、有職雛(ゆうそくびな)(直衣雛)という
貴族的な面立ちの上品な人形で、幕末期の富裕層における雛人形の
典型的な作例です。
女雛の紫地の表着(うわぎ)の模様である「亀甲繋(きっこうつなぎ)に
八葉菊」は、文久元年(1861)に和宮に調進された赤地の唐衣(からぎぬ)
の裂(きれ)にもみられることから、和宮ゆかりの品であることを示す
特徴ともいえます。
開催期間 2022年2月22日(火)-4月3日(日)
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6. 国立公文書館 デジタル展示 江戸の花だより
https://www.archives.go.jp/exhibition/digital/hana/index.html
平成29年度の企画展 江戸の花だよりを再構築し、植物図譜、園芸書、
名所図会などの資料を取り上げ、江戸時代の人々の植物へのまなざしを
ご紹介します。
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7. 東京国立博物館 博物館でお花見を
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=10637
東京国立博物館は、今年も「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を実施します。本館の各展示室で、絵画や陶磁器、きものなど、桜をモチーフにした日本美術の優品をお楽しみいただき、本館北側に広がる庭園ではさまざまな種類の本物の桜を堪能できます。
日程 2022年3月15日(火)- 2022年4月10日(日)
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8. まもなく終了 サントリー美術館 よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_1/index.html
天皇陛下の御即位をはじめとする皇室の御慶事を記念し、正倉院宝物
の精巧な再現模造の数々を一堂に公開する展覧会を開催します。
正倉院宝物とは、奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた
約9000件におよぶ品々です。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが
奈良時代の作で、調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、
仏具、文書、染織品など多彩な分野にわたります。
会期 2022年1月26日(水)-3月27日(日)
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9. 国立国会図書館 本の万華鏡 江戸の花見
https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/9/
ミニ電子展示「本の万華鏡」は、様々なテーマに沿って、皆さまを国立
国会図書館の蔵書の世界へと誘います。
気軽な読み物として、また、リンクをたどって幅広い資料を知る入り口と
してお楽しみください。
花見の風習が庶民にまで広まったのは、江戸時代になってからだと
いわれています。現代の私たちと同じように、江戸の人々も花見を
楽しんでいましたが、現代とは違った面も多くありました。
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10. 東京都立図書館 デジタルミュージアム 江戸の歳時記 春
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/portals/0/edo/tokyo_library/saijiki/spring.html
3月の行事といえば3日の雛祭、桃の節句です。十軒店(じっけんだな)(現在の日本橋室町あたり)をはじめ、各地で雛人形を商う市が立ちました。
そしてこの季節の江戸の人々の一番の楽しみが桜の花見です。隅田川や上野、日暮里(にっぽり)、王子の飛鳥山(あすかやま)、小金井の玉川上水堤など町中にも郊外にも桜の名所がいくつもあり、大勢の人々がお花見に出かけました。
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11. 東京国立博物館 VR作品『国宝 松林図屛風-乱世を生きた絵師・等伯-』
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=12&id=10632
ミュージアムシアター 日本水墨画の最高傑作とも称される「松林図屛風」
の魅力と謎に迫る。
https://ch.nicovideo.jp/museumtheater
東京国立博物館(トーハク)内の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて公開するVR作品を特別配信!
トーハクの監修を受けた高精細映像で、文化財の魅力に迫ります。
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12. 府中市美術館 春の江戸絵画まつり ふつうの系譜 「奇想」がある
なら「ふつう」もあります ー 京の絵画と敦賀コレクション
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/2021_5_futsu.html
敦賀市立博物館の江戸絵画の一部は、当館の「春の江戸絵画まつり」でもたびたびご覧いただいてきました。一体どんなコレクションなのか、興味を持つ方もいらっしゃることでしょう。そこで、その全貌をご覧いただくことにしました。やまと絵や円山四条派など、ひたすら美を追求した画家たちの作品によって、ひたすら美しい「非奇想」の世界に浸っていただきます。
会期 2022年3月12日(土曜日)から5月8日(日曜日)まで
★2020年に新型コロナウイルス感染症の影響により途中閉幕となった
展覧会を再度開催いたします。
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13. 山種美術館 上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―
https://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
本展では、当館が所蔵する松園の美人画と松篁の花鳥画、さらには、
松篁の長男である上村淳之の作品のほか、同時代の画家による優品
の数々を展示します。美人画と花鳥画が織りなす華やかで優美な
世界をご堪能いただければ幸いです。
会期: 2022年2月5日(土)から4月17日(日)
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14. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/014.html
江戸時代1 伝統化粧の完成期、武家から町人主役の文化へ
いよいよ江戸時代へと化粧文化史は進んでいきます。江戸時代は1603年の
江戸幕府樹立から1868年の江戸城明け渡しまでの265年間もの長い期間
にわたっています。そしてこの間に今日いうところの、伝統的なよそおいは完成されていったのです。
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15. 國學院博物館Online Museum 企画展「モノで読む古事記」
企画展「モノで読む古事記」のミュージアムトークをオンライン配信中!
ミュージアムトークは全3回。
3名の大学教員がそれぞれの分野で展示を解説していきます。
▶第1回 【2020/8/29 公開】
「古事記を読んでモノを知る」渡邉 卓(國學院大學准教授)
https://youtu.be/swTy5Px57hQ
▶第2回 【2020/9/5 公開】
「この展示で言っておきたい 2つのコト」深澤太郎(國學院大學准教授)
①いくつもの「神代」② 古墳時代の葬送と神話
https://youtu.be/CVL1BmetpMY
▶第3回 【2020/09/12 公開】
「古事記と鉄」笹生 衛(当館館長・國學院大學教授)
企画展「モノで読む古事記」ミュージアムトーク 第3回「古事記と鉄」
https://www.youtube.com/watch?v=rcuwMDrEokU
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16. MOA美術館 (熱海) 開館40周年記念名品展 第1部
https://www.moaart.or.jp/events/tenrankai-2022-01/
本展では、開館40周年を記念し、「紅白梅図屏風」をはじめ京焼の
大成者・野々村仁清作「色絵藤花文茶壺」、三大手鑑のひとつと
して著名な手鑑「翰墨城」の国宝3件の同時公開に加え、
「樹下美人図」「過去現在絵因果経断簡」「聖観音菩薩立像」
などコレクションの各ジャンルを代表する名品を精選して展観します。
会期 2022.01.28(金) - 2022.03.27(日)
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17. 国立公文館 デジタル展示 漂流ものがたり
http://www.archives.go.jp/exhibition/digital/hyoryu/index.html
本展は、平成28年度の企画展「漂流ものがたり」を再構成し、アジアや欧米、無人島へ漂流した日本人の体験談や、日本に漂着した異国人への幕府
の対応、異国の人びととの触れあいの記録などをご紹介します。
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18. 明治大学博物館特別展「藩領と江戸藩邸 内藤家文書の描く 磐城平・延岡・江戸」
https://www.youtube.com/watch?v=u5cRtsXJ3-g
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19. 国文学研究資料館
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで
国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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20. 江戸のくずし字講座2022年4月からの新講座のご案内
前期講座の受付が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、開通テストも実施しています。受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。
1) 前期講座 オンライン授業
【江戸の黄表紙を読む】光延真哉先生
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html
本講座では、山東京伝作の『心学早染草(しんがくはやそめくさ)』を
取り上げます。当時流行の人生哲学、「心学」に題材を採った作品で、
人間の善心・悪心を表すユニークなキャラクターが登場するのが特徴です。
現代の「ゆるキャラ」文化の元祖と言っても過言ではありません。「悪魂」に心を支配された男の運命やいかに?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。
4月からの前期講座 月曜日に開催されます
2022年4/11 、5/16、6/20 、7/11 、8/8、9/5 (全6回)
月曜日 20時-21時半 実施
2) 前期講座 オンライン授業 【御伽草子「浦島太郎」】 1月開始
http://www.madio.jp/ko/urashima.html
私たちがよく知っているおとぎばなしの代表作に、『浦島太郎』があります。この『浦島太郎』の原話は、古くは日本書紀や万葉集・風土記にまで
さかのぼりますが、物語的な形がはっきりと整えられたのは、御伽草子
(おとぎぞうし)と呼ばれる室町時代物語の『浦島太郎』になってからです。
しかし、この御伽草子の『浦島太郎』は、私たちが知っている現代の
『浦島太郎』の話とは、色々な点で異なっています。御伽草子の
『浦島太郎』を、江戸時代に出版された版本の本文で読み、
現代の『浦島太郎』とどこが違うか、正確に読み取っていきましょう。
4月からの前期講座 水曜日開催
2022年4/20 、5/11 、6/8 、7/6 8/17、9/14 (全6回)
水曜日 20時-21時半 実施
後期講座 オンライン授業 【御伽草子「浦島太郎」】
2022年 3/23 水曜日 20時から21時半 実施
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いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。
【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。
■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2022年4月22日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。
次回は第259号 3/25 金曜日を予定しています。
なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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