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江戸のメイルマガジン第333号 2023年8月25日、お届けします

江戸のメイルマガジン 333号 2023.8.25発行

暑い日が続きますが、来週末は9月。コロナ禍で停止していたイベントが
徐々に戻ってきました。先週は4年ぶりにスゴ本オフ、すごい本を紹介し合う
読書好きな会に行ってきました。マスク着用の場所もありますが、
限定イベントをたのしみましょう。
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1. 太田記念美術館 美人画 麗しきキモノ
2. まもなく終了 出光美術館 日本の美・鑑賞入門 しりとり日本美術
3. サントリー美術館 虫めづる日本の人々
4. 山種美術館 【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち
5. まもなく終了 国立歴史民族博物館 (佐倉) 「江戸の妖怪絵巻」
6. 和傘で庭園めぐり 都立文化財9庭園で実施中
7. METライブビューイング アンコール上映 8/25-9/28
8. まもなく終了 東京国立博物館 屏風と襖絵―安土桃山 - 江戸
9. 国立新美術館 テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
10. 京都国立博物館 特集展示 茶の湯の道具 茶碗
11. まもなく終了 菱川師宣記念館 企画展「いきもの大集合 浮世絵に描かれた動物たち」
12. まもなく終了 三井記念美術館 「三井高利と越後屋―三井家創業期の事業と文化―」
13. 東京国立近代美術館 ガウディとサグラダファミリア展
14. 小石川後楽園 「処暑(しょしょ)」 8/23 - 9/7の見どころ
15. 皇居東御苑 花だより
16. 江戸のくずし字講座の9月 宣伝です
17. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
18. 「順徳院」書籍のご案内
19. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
20. 江戸のくずし字講座のご案内 2023年9月オンライン授業のご案内
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1. 太田記念美術館 美人画 麗しきキモノ
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kimono

江戸時代には社会の安定や各地の産業推進などを背景に、豊かな服飾文化が花開き
ました。様々な服飾品や技法、図案が生み出されるなか、浮世絵師たちは時流に
かなった魅力的なきものを描くことで、美人画の優品を生み出していったのです。
本展では江戸前期から昭和初期にかけての作品を、前後期あわせて約130点ご紹介いたします。

会期 2023年9月1日(金)- 10月22日(日)
前期 9月1日(金)- 9月24日(日)
後期 9月30日(土)- 10月22日(日)前後期で全点展示替え
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2. まもなく終了 出光美術館 日本の美・鑑賞入門 しりとり日本美術
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

日本の美術と聞いて、どんなことを想像しますか?
たのしく作品鑑賞をはじめるヒントとして、「しりとり」する見方を提案します。
ここでいう「しりとり」とは、言葉あそびではありません。ひとつの作品に何が
どのように描かれているのか観察し、作品どうしの「イメージの共通点」を
みつけることです。今回の会場では3つの章に分けて構成をしました。

会期 2023年8月5日(土)- 9月3日(日)
休館日:毎週月曜日
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3. サントリー美術館 虫めづる日本の人々
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_3/display.html

江戸時代に入ってからは、本草学の進展や、古画学習、俳諧などの
文芸の影響を受けて、草虫図という範疇には収まらない多彩な虫の
絵が生み出されます。そして、江戸時代中期以降には、虫聴や蛍狩
が娯楽として市井の人々に広まり、やがて江戸の年中行事となり
ました。この文化は近代、現代においても受け継がれています。
日本の虫めづる文化は、長きにわたって育まれてきましたが、
大衆化が進んだ江戸時代をピークのひとつとすることは出来るでしょう。

そこで、本展では特に江戸時代に焦点をあて、中世や近現代の
「虫めづる日本の人々」の様相に触れつつ、虫と人との親密な
関係を改めて見つめ直します。

会期 2023年7月22日(土)- 9月18日(月・祝)

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4. 山種美術館 【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2023/elites.html

山種美術館では明治時代から現代にいたるまで、新たな日本画
の創造に挑んだ画家たちの力作を揃え、その軌跡をたどる展覧会
を開催します。

会期 2023年7月29日(土) - 9月24日(日)
■きもの特典: きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
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5. まもなく終了 国立歴史民族博物館 (佐倉) 「江戸の妖怪絵巻」
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room3

江戸時代には絵本や草双紙、絵巻、錦絵などありとあらゆる種類の妖怪図が
無数に制作され、妖怪ブームの時代だったといわれています。その理由の
ひとつは、妖怪というものが描き手の想像力を刺激するものだったからで
しょう。当館は「怪談・妖怪コレクション」と題して、国内でも有数の
幽霊や妖怪の絵画コレクションを有しています。今回の特集展示はその
中から絵巻という形式に焦点を当てて展示資料を選抜します。
開催期間 2023年8月1日(火)- 2023年9月3日(日)

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6. 和傘で庭園めぐり 都立文化財9庭園で実施中
https://www.tokyo-park.or.jp/special/pickup/2023_wagasa/

都立庭園では、日差しが強くなる夏季に合わせて、和傘を無料で貸出し致します。
暑さ対策や日焼け予防のほか、ご来園の記念撮影にもご利用いただけます。

開催日時
令和5年7月15日(土)- 9月18日(月・祝)
9:00-17:00(最終入園は16:30まで)
庭園により開催期間に変更がある場合がございます。

対象庭園
浜離宮恩賜庭園
旧芝離宮恩賜庭園
小石川後楽園
六義園
旧岩崎邸庭園
向島百花園
清澄庭園
旧古河庭園
殿ヶ谷戸庭園
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7. METライブビューイング アンコール上映 8/25-9/28
https://www.shochiku.co.jp/met/news/5333/

過去の上映作品の中から選りすぐりの人気作を一挙に上映するMETライブ
ビューイングアンコール上映が、今年も東京・なんば・神戸・名古屋の4都市で開催。
本年は、アンコール上映で久々の登場となる貴重な名演が多くラインナップ!
観てみたかったあの名作たちが映画館に蘇ります。
オペラ初心者の方はもちろん、オペラ通の方も新たな一作に出会えます。
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8. まもなく終了 東京国立博物館 屏風と襖絵―安土桃山 - 江戸
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=12

室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には
、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、
書が揮毫されたりしました。
ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品に
よって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。

2023年7月19日(水) - 2023年9月3日(日)

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9. 国立新美術館 テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
https://tate2023.exhn.jp/

本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、
18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の
軌跡に注目する企画です。
開催 2023年7月12日(水)- 2023年10月 2日(月)
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10. 京都国立博物館 特集展示 茶の湯の道具 茶碗
https://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/feature/b/chanoyu_2023/

茶の湯で用いられる茶碗は、単に茶を飲むためのうつわではなく、茶席に
おいて手に取って鑑賞することができる数少ない道具であり、かつ亭主と
客とをつなぐ大切な道具となっています。なかでも名碗と呼ばれる茶碗は、
それ自体が風格や優美さを備えており、永年大切にされ、多くの人に賞玩
されてきた豊かな歴史を持っています。この展示では、そうした名碗を
はじめとする数々の茶碗を、唐物茶碗、高麗茶碗、和物茶碗に分け、
その種類や個性、それぞれの茶碗の由来や逸話などをまじえてご紹介します。

会期 2023(令和5)年6月20日(火)- 9月10日(日)
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11. まもなく終了 菱川師宣記念館 企画展「いきもの大集合 浮世絵に描かれた動物たち」
https://www.town.kyonan.chiba.jp/site/hishikawamoronobukinenkan/9301.html
絵画にはいろいろな動物が描かれます。特に江戸時代の浮世絵には多くの動物
たちが登場しました。愛玩動物の犬、猫、金魚から生活にかかせない牛、馬、
縁起物の鶴、亀、その他異国の生き物、伝説の中の生き物など、実に多種多様
な表現で描かれました。この展覧会は、ちょっぴりキュートでユーモラス、
粋でいなせな生き物たちの世界を浮世絵で紹介します。

会期 2023年6月27日(火)- 9月3日(日) 
休館日 月曜日(祝日の場合翌火曜日)
〒299-1908 千葉県安房郡鋸南町吉浜516
電話 0470-55-4061

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12. まもなく終了 三井記念美術館 「三井高利と越後屋―三井家創業期の事業と文化―」
https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/next.html

三井越後屋が延宝元年(1673)に開店してから令和5年(2023)で350年を数えます。
三井グループの創業者、三井高利(1622〜94)。52歳のときに呉服店「越後屋」
を開き、「現金掛け値なし」の商法で当時の商慣習を覆した、江戸時代の革新的
経営者です。高利と子どもたちは様々な画期的商法で成功を収め、事業を発展させました。
本展覧会では、三井の家法「宗竺遺書」や分厚い経営帳簿など普段見ることのない
歴史資料、急成長のなかで収集した名物茶道具の数々、絵画や先祖伝来の物品などを
通じて、創業期から成長期の事業・文化・信仰をわかりやすく展示し、多くの
方々にご理解していただくことを目的といたします。

会期   2023/6/28(水)-8/31(木)
開館時間 10:00-17:00(入館は16:30まで)
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13. 東京国立近代美術館 ガウディとサグラダ・ファミリア展
https://www.momat.go.jp/exhibitions/552
本展では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まっ
てきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さら
にはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かします。
公式サイト https://gaudi2023-24.jp/
会期 2023.6.13 – 9.10

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14. 小石川後楽園 「処暑(しょしょ)」 8/23 - 9/7の見どころ
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/030/detail/53045.html

【小石川後楽園の二十四節気】
二十節気の十四番目の節目、処暑をむかえる頃となりました。
「処」という文字には「とめる」「とまる」などといった意味があり、
暑さが少しやわらぎ、朝晩は次第に冷気を覚える時期となります。
暴風や大雨にみまわれることも少なくないため、もうすぐ稲穂
が見られるだろう園内の稲田にとっては、すこし心配な時期でもありま
す。
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15. 皇居東御苑 花だより
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori-map.html
皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で
観察できる野鳥・昆虫の情報を掲載しています。

開花状況
https://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori.html
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16. 江戸のくずし字講座の9月 宣伝です
http://www.madio.jp/ko/index.html

博物館で、浮世絵のわきに書かれている文字が読めたらいいなあと、思った
ことはありませんか。初心者向けの江戸のくずし字講座、
どの月からでも参加できます。
無料の見学コースがありますので、気になる方はどうぞ。
半年くらいでみなさま読めるようになります。江戸が大好きというひと、
くずし字にチャレンジしてみましょう。

オンライン講座ですので、どこからでも参加できます。夜間開催なので、
お仕事をさせている方にも最適。アーカイブで復習することもできます。
お待ちしています。
http://www.madio.jp/ko/juko.html

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17. 台東区ボランティアガイド フリーガイド(浅草・上野・谷中)のご案内
http://www.taitouboragai.com/freeguide.php

浅草:毎週土曜・日曜 上野:毎週土曜 谷中:毎週日曜
谷中フリーガイド
・歴史上の人物や有名人が眠る谷中霊園、寺の町谷中、昭和レトロの街
 谷中散策はいかがしょうか。
・受付場所は地図をご覧ください。日暮里駅北改札口をでて左側に曲が
 って西口に受付があります。

但し、受付時間内に応募者多数のため待機ガイドが出払った際には、受付
時間内 であっても対応しかねる場合がありますのでご了承ねがいます。
ガイド時間:約1時間(途中の離団はご自由です)
ガイド料金 無料
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18. 「順徳院」書籍と、電子書籍のご案内
http://www.madio.jp/sadono/juntoku.html
承久の乱から、800年に当たる2021年にこの本を編みました。鎌倉との戦に敗れ
佐渡に渡ることになった順徳院は、そのまま都に戻されることなく、
佐渡でお亡くなりになります。そんな佐渡での24年間を描いてみました。
11月には隠岐の後鳥羽院の火葬塚もお参りしました。

電子書籍はアマゾンで発売しています。 定価650円税込み
https://www.amazon.co.jp/Juntoku-Japanese.../dp/B0BFCSLL96
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19. 国文学研究資料館 
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで

国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
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20. 江戸のくずし字講座2023年9月の前期講座のご案内 

前期講座のご案内です。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、
開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。

1) 前期講座 夜間講座  月曜日
【江戸の黄表紙を読む】 オンライン授業 
2023年9/11
 月曜日 20時-21時半 実施

http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

黄表紙は江戸時代の中期に生まれた、滑稽や風刺を主眼とする
文学ジャンルです。全頁にわたって絵が掲げられ、絵の余白に
文章が配されるという体裁は、今日の漫画の原点ともいえるでしょう。

9月からの講座では、恋川春町作の『鸚鵡返文武二道(おうむ
がえしぶんぶのふたみち)』を取り上げます。
黄表紙というジャンルの記念すべき第1作『金々先生栄花夢』
の作者として知られる春町。その春町が、盟友・朋誠堂喜三二
の手がけた『文武二道万石通』に呼応して、松平定信の文武
奨励策を揶揄したのが本作です。この作品のために春町は定信
に呼び出され、そして死へと至りました。そうした曰く付きの
作品のキーワードは「九官鳥」?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに
楽しみましょう。

2) 前期講座 夜間講座 【『仁勢物語』を読む】 
長島弘明先生 オンライン授業

江戸時代のはじめ、17世紀の前半に書かれた『仁勢物語』は、
『伊勢物語』を巧みにパロディ化した作品です。
http://www.madio.jp/ko/urashima.html

内容も、『伊勢物語』の王朝風の雅やかな色好みの話が、
江戸時代の思い切り卑俗な話に改められています。
思わず笑ってしまう、江戸時代のパロディ文学の傑作を、
一緒に読んでいきましょう。

前期講座 夜間講座  水曜日
2023年9/13
 水曜日 20時-21時半 実施

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いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料に
いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。

■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2023年9月29日(金)から半年間

http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。

次回は第334号 9/1 金曜日を予定しています。

なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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  株式会社マディオ 藤原真由美
  〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-13
  電話043-222-0179  
   email: office@madio.jp
  URL   http://www.madio.jp

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