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オーストラリアの無犯罪証明書(ポリスチェック・ポリスサーティフィケイト)を取得する方法

こんにちは、オーストラリア在住3年目のMilaです。

前回の記事では「オーストラリアから日本の無犯罪証明書を取得する方法」について解説しました。

今回は「オーストラリアの無犯罪証明書を取得する方法」について、解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。


前回の日本の無犯罪証明書との違い

まず「オーストラリアの無犯罪証明書」は、「オーストラリア内での犯罪の有無」を証明する書類です。

前回解説したのは「日本の無犯罪証明書=日本での犯罪の有無」を証明する書類を、「オーストラリアから取得する」方法です。

申請方法の流れ

  1. オーストラリア警察のWEBサイトにアクセスする

  2. 手元に身分証明書を複数用意する

  3. 申請画面に沿って入力をしていく

  4. メール送付のPDFまたは郵送の希望有無を選ぶ

  5. 支払いをする

  6. (メール送付の場合)1週間ほどで結果が到着

オーストラリア警察のWEBサイトへのアクセスについて

無犯罪証明書は州警察(わたしの場合NSW州)、またオーストラリア連邦警察(Australia Federal Police)にて取得ができます。

違いは前者はその州での犯罪の有無の証明、後者はオーストラリア全土での犯罪有無の証明になります。

わたしの場合、ニュージーランドの学校に入学するにあたり後者の証明書が必要だったため、下記WEBサイトより申請しました。

手元に身分証明書を複数用意する

上記サイトより無犯罪証明書を取得する際に、手元に複数の身分証明書が必要となります。

理由は、身分証明書それぞれにポイントが設けられており、そのポイントが合計100ポイントになるようにしないと申請を進めることができないのです。

例えば、下記のようなポイント制になっています。

海外のパスポート(日本のパスポート):70ポイント
オーストラリアの免許証:40ポイント
納税証明書:25ポイント
クレジットカード:25ポイント

Australian Federal Police HPより

また、この中でもPrimary Documentsという括りがあり、パスポート・運転免許証など顔写真付き身分証明書を最低1つは提出しないといけません。

詳しくは下記よりご覧ください。

申請画面に沿って入力をしていく

この後内容に沿って個人情報を入力します。

特に時間がかかったのは、過去に住んでいた住所の入力です。
わたしの場合、学校や転勤で何度も引越しをしているので、なんとかLINEやメモを見返して埋めました。

もし分からない方は、日本の身内に依頼して戸籍の附票を取り寄せるのがベストだと思います。
この戸籍の附票を申請時に添付する必要はないので、家族に日本で取得してもらったら写真で送ってもらい、それを転記すれば原本がなくても問題ないです。

また、わたしは結婚して苗字が変わっているので、それも入力する必要がありました。
念の為、手元には戸籍謄本とその翻訳は用意しておきました。
(少し前なので申請時に添付したかは忘れてしまいました…)

メール送付のPDFまたは郵送の希望有無を選ぶ

最初の画面で「Hard Copyが必要か」にチェックする欄があるのですが、わたしの場合ビザ申請はオンラインで完結するのでチェックしませんでした。

念の為欲しい場合はチェックを入れておくと良いと思います。

支払いをする

わたしの場合「指紋採取不要」としたため、$56でした。
申請時に「指紋採取あり」「指紋採取なし」が選べるので、移民局や学校からの指示に従って選んでいただければ問題ないです。

ちなみに「指紋採取なし」の場合は、「氏名のみ」で犯罪有無をチェックされます。
万が一同じ国籍で、同姓同名の犯罪者がいたらどうなるんでしょうか…?(笑)

(メール送付の場合)1週間ほどで結果が到着

事前に警察から「もうすぐで終わるから24時間以内にPDFをメールする」と連絡があり、その後もう1通メールが届きました。

2通目のメールにPDFで無犯罪証明書が添付されており、それを保存して学校に提出しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
特に住所や身分証明書について、集めることが大変・時間がかかる方もいらっしゃると思います。

前もってこのnoteを読んでいただき、スムーズに申請できるように準備しておくと安心かと思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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Mila|「生きづらさ」を解決するコーチ
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