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私がニュージーランドで永住権を取ると決めた理由

こんにちは、オーストラリア在住3年目のMilaです。

本日は「私がニュージーランドで永住権を取ると決めた理由」についてお話しします。

私は夫と当初は、留学&長めの新婚旅行のつもりでオーストラリアに来ました。
(経緯やその時の流れは下記記事をご覧ください)

オーストラリアに来てすぐに「ずっと海外に住みたい」と感じ、ビザを変えてオーストラリアに居続けることはや2年となりました。

そして来年春からニュージーランドに移住し、約3年で永住権を取る計画をしています。

しかしなぜオーストラリア在住の私たちがニュージーランドで永住権を取るのでしょうか?
今回は私たちがニュージーランドで永住権を取ろうと決めた理由について、お話しします。

私がニュージーランドで永住権を取ると決めた理由

その1 そもそもニュージーランドに行きたかったから

1つ目の理由は「そもそもオーストラリアではなくニュージーランドに行きたかったから」です。

元々半年の留学予定でメルボルンにて学生ビザからスタートさせたオーストラリア生活でしたが、実は当初はニュージーランドに行くつもりでした。

私たちはスローライフや自然豊かな土地が大好き、でも虫は大っ嫌いという何とも難しい好みがありました(笑)
そこにニュージーランドはピッタリで、YoutubeやWEBサイトでみたニュージーランドの美しさに「ここ行きたい!」と強く思っていました。
ちなみにニュージーランドには毒のある生き物(蜘蛛、蛇など)が少ないと言われています。

しかし、私たちが留学を考え始めた2022年はコロナの真っ最中
そのためニュージーランドの国境は市民や永住者にのみ開かれており、当時はいつ留学生やワーホリが渡航できるかはまったくの未知でした。

また、私たちも会社の退職時期や予算の兼ね合いなどもあり、時期をずらして国境が開くのを待つことができませんでした。

そのため、他にも候補で考えていたオーストラリアでまずは留学してみよう、これもご縁かな、と思っていました。

ただその後「日本に帰らずにこのまま海外に住みたいな」と考え始めた際に、「じゃあ元々住んでみたかったニュージーランドに行けばいいんだ!」と思い、ニュージーランドで永住権を取ることにしました。

もちろんオーストラリアも大好きなので、オーストラリアで永住権を取ることも考えました。

ただし、次の理由で私たちはオーストラリアではなく、ニュージーランドで永住権を取ることにしました。

その2 私が永住権が取りやすい国だった

2つ目の理由は「私が永住権を取りやすい国だった」ことです。

ニュージーランドでは永住権を取るための様々な方法があります。
(この辺りはニュージーランドの移民法に関連する内容です。専門家のみがアドバイス出来ること、私の経験や考えが全ての人に当てはまるわけではないことをご了承ください。)

しかし、共通して言えることは「高学歴・高収入・高スキル、少なくとも1つにあてはまる、自国に不足している産業を補える人材が欲しい」ということです。

私は日本で大学院を卒業しており、修士号(マスター)を持っています。

そのことがニュージーランドでは有利になり、元々4年弱永住権を取るまでに時間がかかる予定でしたが、3年かからずに取れる見込みです。
(正確には永住権の手前の居住権ですが、わかりづらいので今回は永住権と表記します。)

また、私はメルボルン留学が終わって受けたIELTSでOverall7.0のスコアを取得しました。
その後勉強を重ねて、実は今はIELTS Each7.0(全てのセクションで7.0保持)を持っています。

この高ポイントの英語スコアを持っていることも、ニュージーランドで永住権取得を考えるにあたって有利でした

もちろんこの辺りはオーストラリアの永住権においても一部有利になるポイントではありました。
しかし、ニュージーランドと比べると時間やお金がかかること(5年程度)、そして次の3つ目の理由でニュージランドに決めました。

その3 夫のビザの制限が少ない

3つ目の理由は「夫のビザの制限が少ない」ことです。

また別記事で紹介しますが、私たちは来年からニュージランドには以下のビザで渡航する予定です。

私:学生ビザ(Graduate Diploma in Teaching / Early Childhood Education)
夫:オープンワークビザ(学生ビザのパートナー)

私が勉強する予定の Early Childhood Education、つまり幼児教育・保育士では慢性的に人が不足しています。

基本的には学生ビザのパートナーで渡航する人には学生ビザ同様の就労制限(週20時間以内)がつきますが、この人手不足の分野においてはその制限が撤廃されます
(学生ビザ本人は制限がもちろんつきます)

夫に就労制限がついてしまうと、やはり生活費が高いニュージーランドでやっていくことがかなり難しくなってしまいます。私も勉強や実習があるので、どこまでバイトができるのかもわかりません。

ちなみにオーストラリアも一部高学位の勉強をする学生(マスターやドクターなど)のパートナーには就労制限がありませんが、ニュージーランドと比べるとかなり限られてきます。
また、マスターやドクターになると入学条件も厳しくなるので(今までの経験や勉強してきた分野の専門性など)、私が入学できるコースも限られてきてしまいます。

この夫のビザ問題・就労制限にはかなり頭を悩ませましたがニュージーランドではそれが解決できるので、これも大きな決め手・安心感につながりました。

その4 ニュージーランドの永住権は永久的

4つ目の理由は「ニュージーランドの永住権は永久的」であることです。

ニュージーランドでは永住権を一度取得すると、その後の移動の制限はありません。
例えば、日本に半年住んで、ニュージランドに半年住んで、という日本とニュージーランドの2拠点生活もできます。
また、両親の介護などの何かしらの事情で日本に長期帰国しないといけない場合でも、またニュージーランドに戻って来れます。

しかし多くの国では、この永住権は更新制です。
オーストラリアでは永住権自体は永久的ですが、オーストラリアを出たり入ったりする場合には5年おきにビザを更新する必要があります。
この更新費用が高いこともそうですし、更新をするにあたり条件(例:オーストラリアに5年のうち2年は住んでいないとならない)が複数あります。

そのため今後私たち夫婦の状況が変わって「今は日本に住みたいね」となった際に、ニュージーランドで永住権を取得した方が選択の自由度が高いと感じました。

まとめ

今回は「私がニュージーランドで永住権を取ると決めた理由」について4つお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

海外で永住権を取ると決めたことは、私の人生の中でも大きな決断でした。
皆さんの中にも「海外に長く住んでみたい」「日本以外に住める国を持ちたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?

いろんな永住権を取得する方法はありますし、人によって合う・合わないがあると思います。
ぜひ専門家にも相談しつつ、進めてみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント・すき、お待ちしております。

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Mila|「生きづらさ」を解決するコーチ
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