繊細な花

美しいものには刺がある。
鋭い棘は触れることが許されないのかもしれない。
ひと時で壊れてしまうかもしれない。
それでも触れてみたいと。感じてみたいと思ってしまうから。
その刺ごと愛おしいと感じてしまうのはいけないことなのかな。

もし、いつかその魅力に負けた時。
きみは許してくれるかな。受け入れてくれるかな。

枯れて壊れて消えてしまったら。
生きた証はどこに求めればいいのかな。

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