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ハンドメイドイベントで大切な心構え コミュニケーション
ハンドメイドイベントに出店が決定!
初めてイベントに出店する人はここまで来るのに勇気を振り絞った方もいたのではないでしょうか。または、何度も出店していますというベテランさんもいるかと思います。
ハンドメイドイベントはネット販売と違うのは
「直接お客様と話をすること。」
「直接自分の作品を見たり、手に取ったりしてくれること。」です。
直接お客様とお話をするのは苦手な方たくさんいるかと思います。
「何を話していいかわからない。」
「いらっしゃいませ〜」すら恥ずかしい方もいらっしゃると思います。
私も初めはそうでした。
「誰も振り向いてくれなのではないか。」
「そもそもハンドメイド商品に興味があるのか?」など
色々考えました。
でも、私がイベントをたくさん出店することが多くなり、このコミュニケーションが自分の売り上げを上げていくことに結びつきました。
今日は、なぜコミュニケーションを取ることが売り上げUPにつながるのかをお伝えしたいと思います。
■お客様は作品だけを見ているわけではない■
あなたが自分のブースにいる時、お客様があなたなことをどう見てると思いますか?というか、むしろそんなこと考えたことない人もいるのではないかと思います。
もし、あなたが、ブースで下を向いて作業をしていたり、他の作家様と話をしていたり、話しかけにくいオーラを出していたら近付きにくくないですか?
そうです。
お客様は「商品だけではなく、作家様!あなたを見ているんです!!」
作品がすごくクオリティーが高くても、お値段もかなりリーズナブルでも何をしても
「作家様」あなたがマイナスだといくら出店しても売り上げにつながりません。
では、
ここで、作家様が絶対に出店中にやってはいけないことを10個あげます。
1:出店中作業をして下を向いてばかり
2:他の作家様と楽しく会話している(入れる隙がない)
3:ずっと無言(お客様が見にきてるのに何も言わない)
4:「一言で終了」
5:何やら忙しそう
6:笑顔なし
7:格好が作品と合わない
8:しつこい(購入するまで接客しまくる)
9:早口、声が小さい
10:説明がわかりにくい(何を伝えたいのか謎)
一つでも当てはまるもの(心当たりがあるもの)があった方は要注意!!
一つ一つ解説していきましょう。
1:出店中作業をして下を向いてばかり
えっと。。。あなたは今何しにここにきているのでしょう。
私はこういう作家様にとっても聞きたいです。作業をしにきたのであれば速やかにおうちに帰るべきです。
もちろん出店中にオーダーが入ったので、渡すためにせっせと作品を作っているのならわかりますが、「暇だから作業しています。」とかよくいう方がいますが、それ随分な自分都合と言えます。
暇なのは誰のせい?人のせいにしていませんか??
あなた自身で何かアクションはしないのでしょうか?
冷たい言い方するかもしれませんが、この業界「自分で頑張らないと誰も助けてくれません。」
まさか、イベント主催者様のせいになんかしていませんよね?
主催してくださるだけでもありがたい(自分の力でこの場所を確保でくるほどのツールがあるなら文句言いませんがまずないと思います。)
主催してくださる方がいて、それ以上のことを頑張るのは自分です。
主催者様はあくまで「場所を提供してくれるだけ」です。
ここは勘違いしないでくださいね。最近では、主催者側も大変熱心にお客様集めをしてださる会社も増えてきています(感謝感謝ですね!)
これは大きい会場でも小さい会場でもおんなじことです。
規模は違えどやることはおんなじです。
あなたがいくら下を向いていても、お客様は「下にはいません。」
「前にいらっしゃいます。」必ず前を向いていましょうね。
2:他の作家様と楽しく会話している(入れる隙がない)
これもよくある光景です。いくつかイベントに出ていると仲良しになる作家様もできます。これはとってもいいことなのですが、お客様にとっては全く関係のないことです。
ましては、自分があなたの作品を購入しようかとブースにいるのにも
かかわらずお客様のことをそっちのけで大笑い!!
こんなお店で購入したいですか?
優先順位が間違えています。
あなたの中で
お客様>あなた? お客様<あなた?
どちらでしょうか。よく考えてください。
会話するのは構いません。節度ある会話をお勧めします。
3:ずっと無言(お客様が見にきてるのに何も言わない)
この無言。正直良し悪しなんですよね。
お客様の中には「私はゆっくり静かに作品を見たい。」という方と
「話しかけてほしいなぁ。この作品のこと聞きたいけど自分で話しかける勇気が出ない。」と思っている方の2パターンに分かれます。
この見極めるコツですが
・同じ作品を2回以上触った
・アクセサリーなら鏡に合わせたりつけるような素振りをした
・お花などの場合は、目線の高さにしてみたり、違う場所に置いてみたなど、お客様は購入しようかなと思った時には普段とは違ったアクションを取られます。
そこですかさず商品のこと(素材やこだわりなど)をお伝えしたり、
今の着ている洋服や小物と合いますねと「見えるもの」で褒めたり
声をかけると良いでしょう。
購入するかどうするか悩んでいそうな時は、「何に悩んでいるのか」
率直に聞いて見るといいでしょう。解決できることで購入してくださるのならそれ以上のことはないですからね。
4:「一言で終了」
これは絶対やめてほしいです。せっかく声をかけたのに一言で終了は
お客様はスーと去ります。もったいない!!
どうやって会話するかの例を挙げると
「こんにちは。」「今日は暑いですね〜」とか
「いらっしゃいませ」「あ!その〇〇素敵ですね!ハンドメイドですか?」とか
そこで話が続けば自分の作品を見てくれる時間が極端に増えますよね。
そうしたら
「今日のおすすめはこれですよ」とか
「お客様だったらこんな感じの似合いそう」とか次のステップに持っていきます。
購入してくれる近道は「より自分のブースに長く滞在してくれるか」です。
滞在時間が短ければ短いほどせっかくあなたが手間暇かけて作った作品も見てもらえるチャンスがグッと減ってしまいます。
5:何やら忙しそう
お客様は作家様が忙しそうにしていたら声かけにくいのは当たり前。
本当に購入したい作品があるのであれば忙しくなくなったら声かけようかとも思いますがなかなかそんなお客様はいないと思ってください。だって、お客様の多数は「イベントがメインで来ていないから」です。
何か用事があってここに来てみたら何やらイベントをやっていた→だからちょこっと見ていこうなんです。もちろん中にはイベントメインで来られている方や
お目当ての作家様がいるから来てくださるお客様もいるかもしれませんが、決して「あなた目当てだけではない」ということを忘れないでください。
要は「ツイでに」なのです。冷たい言い方かもしれませんが、これも現実です。
じゃあ、この「ツイデに」来てくれたお客様にどうやったら購入してもらえるか。これも別の回でお伝えしますね。
6:笑顔なし
人の印象は「10秒が勝負」と言われています。
実際に10秒間無表情の人と10秒間笑顔の人がいたとしましょう。
さてあなたはどちらのブースに行きますか?
もちろん笑顔の素敵な作家様のブースに行ってみようと思いますよね。
あ!笑顔といっても適度な笑顔で構いませんよ(笑)
笑顔1つだけでもお客様はあなたのところに来てくれます。
さっきも言いましたが「購入してもらうためには[ブースに来てもらうこと]」ここをまずクリアしないと話になりませんよ。
7:格好が作品と合わない
これは結構気にしていない作家様が多いように感じます。
うんと素敵な大人アクセサリーを販売しているのにTシャツ+穴の空いたダメージジーンズとか、
ブリブリピンクのメルヘンなものを販売しているのにヤンキー風な格好だったり。
これでは、コンセプトが全く伝わりません。
作品というのは、「ただ作品を並べて売る」ではなく、
あなたも含めて「作品」なのです。
ここを意識するだけで
「あ!このアクセサリーをつけたらあの人みたいになれるのね!」
となるのです。
ショップの店員さんとってもいい例です。
素敵な店員さんが来ている服って売り上げが倍以上になることもあると言われています。
自分も販売している作品をも身につけるだけではなく、コンセプトに合わせたバランスの良い自分でいること。
お客様のお手本になるように意識してみましょう。
8:しつこい(購入するまで接客しまくる)
これは絶対NG。二度とあなたのお店に来てもらえなくなります。購入するかしないかはお客様が決めることなので、押し付けて購入させるものではありません。絶対にやめましょう。
9:早口、声が小さい
自分ではあまりわかりにくい部分でもあるかと思います。でも、これを簡単にわかる方法があります。
それは、
お客様から聞き返されたことがある時です。
「え?」とか「はい?」と言われた方は要注意!
優しい方は「もう一回言ってください。」と言ってくれますが、大抵は聞き流されます。心当たりがある人は、身内に協力してもらって克服しましょう。
10:説明がわかりにくい(何を伝えたいのか謎)
よくいう「専門用語」ってやつです。
「このアクセサリーはサージカルステンレスを使用して...」と説明する作家様がよくいます。
あたかも「うちはいい商品使ってますよ。」と言っていたとしても、素人は「は?何それ?」です。
お客様からしたら
サージカルステンレスがなんですか?いいのはわかるけどだから何?なんです。
この「サージカルステンレスが何か」→これを説明するべきなのです。
「このアクセサリーは金属アレルギーの方でも安心してつけられる金具を使用しています。」と言った方がお客様はわかりやすいのです。
お客様は何を求めているかが重要で「サージカルステンレス」を求めているのか「アレルギー非対応」を求めているのか。ここをしっかり抑える必要があります。
「アレルギー非対応です」と言った時「サージカルステンレスですか?」と聞かれたら「はい。そうです。」これがいい接客ではないでしょうか。
いかがでしたか
作家様が絶対に出店中にやってはいけないことを10個あげました。
心当たりがあったなぁと思った作家様はぜひ今日から改善していきましょう。
最後に
話すのが苦手でも、お客様は頑張っている姿を逆に応援したくなるんです。
ほら!アイドルさんも売れっ子さんになる前の下積みの頃から応援してくれているファンってたくさんいるじゃないですか。
それと一緒です。
1番嬉しいのは、「お客様があなたと会話できたこと。会えたこと。」なんです。
ぜひ、しっかりとした接客態度でコミュニケーションをとり、売り上げUPしていけるように実践してみましょう。