私の就活のお話
というわけで一発目から就活の話かい!と皆さんが突っ込まれていることは容易に想像できます。
私自身ブログ作成には慣れていませんので、練習がてらに記事を綴ろうと思います。
では早速。なぜ私が就活のお話をするかと言いますと、個人的にタイムリーなビッグイベントであったからです。
結論から言いますと、なんとか就職先を見つけることができ、就活を終えることができました。本記事では、就活の感想をつらつらと脳死で綴っていこうと考えています。
1. 就活を始める前に考えていたこと
私は現在修士2回生で、就活を始めたのはちょうど1年前です。
この時から生物には興味を抱いていたので、生物の研究職に就きたいなと考えていました。
…が、ゴリゴリの生物を研究対象としている企業は、食品メーカー、飲料メーカー、バイオベンチャー、化学メーカーしかありませんでした。
食品メーカー、飲料メーカーの研究職は、研究室のコネで大半の採用枠が潰れるのでとてつもなく狭き門であることは知っていました。
バイオベンチャーは大学発の企業が多く、そもそも採用枠がありません。
化学メーカーは割と「バイオサイエンス」として領域を拡大している企業が結構ありましたが、利益率が大変低いため、その分採用枠も少ないと聞きました。
調べると上記の業界以外でも生物に着手できる企業はありましたが、何か微妙でした笑
このように生物で飯を食っていくためのは大変だなと思い、本選考が始まる直前までずっと萎えていました。
「なんで生物に興味を持ってしまったんや…」と思うようになりました。
よって、本選考が始まるまでは、萎えていたため何も考えず、研究活動に逃げていました。実際、研究内容が面白かったので、そっちに没頭していた節は80%ほどあります笑
2. 就活が始まって考えていたこと
どれだけ考えたくないことを後回しにしても、必ず考えないといけない時はやってきます。って、誰かが言ってましたよね。
3月から本選考が始まりました。なんだかんだで私は真面目なので3週間ほど研究をお休みし、自己分析のために引きこもりました。
そこで私は大きなことに気がつきました。それは、学生から社会人になるにあたり、「自身の欲求を満たすためだけに働くのではなく、社会に貢献するためにも働かなければならない」ということです。
当たり前すぎる話ですが、実際に就活していると、自分のやりたいこと(自己利益にしかならないこと)や、周りの評価を意識してしまいがちです。実際に私も生物学がやりたいという自己利益しか考えられていませんでした。
それでも構わないと思いますし、決して悪いことでもないと思うのですが、自己利益だけを纏ったエントリーシートでは採用してもらえないことは容易に想像できることです。採用してもらえなければ、社会に出てやりたいことをやるためのスタート地点にすら立てません。
よって、社会に出て改め直さないといけないことは、どのような価値を企業や社会に提供できる人間になるべきなのかということだと知りました。これはあくまでも私自身のお話です。
考えを改めてから出た結論は、やっぱり生物には触れていたい思いは捨てきれませんでした。同時に生物の好奇心と積み上がっていく知識を手段として社会に貢献できることはないかと考えました。
そこでバッチリハマったのが「医療」でした。特に日本ではがん医療が喫緊の課題となっており、がん医療の進歩に貢献できれば、好きなことをやりながら社会に貢献できるのではないかという考えに至りました。
そして、3月の下旬から医療に貢献されている企業にエントリーしまくりました。
3. 就活が終わって考えていたこと
内々々定をいただいたのは4月上旬でした。コロナの影響で採用活動を延期せざるを得ない企業がほとんどでしたが、1社だけ採用を継続されている企業があり、その企業からありがたいことに早期内定を頂きました。私はご縁だけで23年間を生き抜いてきた人間ですので、これもご縁だということで承諾をしました。
面接では、3月までサボってきた就活の対価(研究活動)を出汁にして「私の研究面白いでしょ?」と思ってもらえるように論理的に話すように工夫しました。また、社会や企業に対してどんな貢献ができるかなどの質問に対しては、3週間籠もって考えたことを話すように意識しました。
こんな感じで漠然としていますが、就活をしたことで私の考えには社会人の要素が盛り込まれ、思考の豊かさが広がった気がします。大変貴重で、私自身にはなくてはならない経験でした。
また気が向いたら細かなお話をしたいと思います。
意見や気になったことがありましたらお申し下さい。私の拙い経験ではありますが、皆様に還元できることがあれば進んで尽くしていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
・追記
そういえば最近、コンビニのレジ袋が有料になりましたね。
今日私はコンビニで、冷凍餃子とサラダと弁当を買いました。弁当は温めてもらい、袋を一枚もらいました。
袋に商品を入れるところで店員さんの顔が曇りました。
袋が1枚に限定されたせいで、サラダか冷凍餃子が温かいお弁当に接してしまう問題に直面したからです。店員さんは、お弁当にサラダを接触させる選択肢を選びました。餃子が一回解凍されると品質が落ちることを加味してくれたのかもしれません。ほっこり…
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