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CREC法ってなに?〜相手に伝わるトークスキル〜
CREC法(クレック法)
まず初めにこの言葉を知っていますか?
私は先日初めて知りました。
新たな知識に触れることができるのは幸せなことだとつくづく思います。
1日1つは新たな知識を学ぶ
学生時代は意識しなくても当たり前に行っていた学びのサイクルも大人になると自ら作り出さないと手に入らなくなります。
CREC法とは…
C…conclusion【結論】
R…reason【根拠】
E…example【事例】
C…conclusion【結論】
簡単に言うとトークスキルの事です。
昔に習った事のある5W1Hと同じで、いかに自分の考えを相手に分かりやすく伝えることができるか、その際に用いる表現手法のひとつです。
この順番を用いて話を構成することで、自然と相手が理解し、納得しやすい話し方になるそうです。
人は説得しても動かない。
納得して初めて動く。
私はこの言葉が非常に響きました。
自分の思いのままに言葉を詰め込んでも相手には伝わらないのです。
それよりも理論立てて冷静に話をすることで自然と相手が腹落ちする状況を作り出す。
それが大切だということです。
例文をひとつ。
■CREC法を使わない場合
今日の天気予報雨だよね。
急に降ってくると困るよね。
傘あったら濡れなくて済むし安心かもね。
■CREC法を使った場合
今日は傘が必要だよ。
テレビの天気予報でも言ってた。
前に持っていかなくて困ったことあるでしょ?
だから傘は持っていったほうがいいと思うよ。
発言者の意図はどちらも同じ
"傘を持っていったほうがいい"
という意見。
それぞれ相手にどう伝わるでしょうか。
前者は言いたいことがどれなのかはっきり伝わりません。
後者はCREC法を用いることで1番言いたいことが際立っているように思います。
梅雨の時期なので例文は雨の日の話になりました。笑
私自身、人と会話をする時に言葉のチョイスには気を付けていましたが、話す順番までは考えながら話すことはあまりありませんでした。
CREC法に出会ってからは簡潔に物事を伝える事を意識して日々を過ごしています。
日常会話まで気にする必要が?と思うかもしれませんが、何事もいざという時だけ気合いを入れてもうまくいかないものだと思います。
きっと日常会話でのそれは気付かないほどの効果かもしれませんが、その積み重ねがあの人の話は説得力があるに繋がると思います。
口だけではなく行動。という言葉があります。
人の思考は行動に現れるのであれば、人の思考は口(会話)にも現れる。と思います。
行動と共にトークスキルもしっかりと磨いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。