優しさの真相をぶっちゃける【MBTI】【INTP】

MBTI、INTP型の優しさについて当事者が実態を綴ります
なお、私が感じたこと、思ったことを書いているだけなので、なんちゃって考察程度に思っていただけたら幸いです

INTPは優しい？

私はINTPなのですが、優しいと評価を受けることがある
ネットでもそういう意見を一定数目にする
言われるたびにどこが？？？？？？？？？？？？
としか思えないのだが結構な確率で言われるため考えてみた、その理由を順に記載する

①拘りポイント以外はわりと譲れる

まず比較的良いと思われる点から語っていく
拘りポイントは一ミリも譲れないのだが、それ以外に関してはそうでもなく、譲ったり黙っていることも多い
性質上拘りポイントは表出しないことの方が多いため、拘りポイントがあまりなさそうと思われている可能性もわりと高い

だが実態は拘りポイントに対して過干渉されたり感情的な批判を受けるとかなりイライラする
なお建設的な批判はある程度歓迎

②基本的に無関心

①と重複するが、INTPは興味関心の範囲は狭く深くが基本である
好奇心は強いので色々調べたりするが最終的に興味が残るジャンルは少ない

私も例に漏れず、興味の対象は少ない

興味がない部分に対しては拘りポイントも発生しづらいため大抵は肯定も否定もしない態度を取るため優しく見えるのだろう

③失敗に対して寛容

社会人以降のINTPについて特に言えると思う
社会に適合しづらい上位タイプであるため、仕事で失敗を繰り返すことによりひどく落ち込んだり、自信を喪失しやすい

私の社会人生活も例に漏れず散々であり特に初期は絶望していた
現在は初期より幾分かマシにはなってきたが、過剰適応による限界を超えてしまい新たな問題が発生している

こういった経験によりつらさが非常によくわかるため、他者の失敗に共振しやすくなる
その結果、失敗してもあるあるだよね、わかるわかる、やり直したら大丈夫だよ、まったく問題ない、としか思わないのである
（ただ命がかかっている現場は例外であるため、この場合は業種職種の見直しをおすすめする…）

なので失敗した人を激しく叱責するタイプは理解不能すぎるし、嫌悪感すら抱く
一度しか言わないからね、の圧力も意味不明である

④相手に対しての諦め

私は理想主義タイプかもしれないが人間関係については現実的である
相容れる人とそうではない人がいると思っているし、小学生の頃には全員と仲良くは不可能であることに気づいていた

中でも感情論ふっかけ勢はまず無理
劣等Feが刺激されて不快になる
私自身の経験では、おかしな点を指摘するとキレるか無視するかの二択であることが多く、建設的な話まで進めることが困難であった
専門家に相談したこともあるが諦めるしかないという回答だった
専門家ですらお手上げなのである、素人に出来ることはないだろう


実際に時間とエネルギーの無駄であることを繰り返し学んできているため、ある程度話をして通じないと判断した場合、自動的に感情がオフとなり諦めモードへ移行する

相手に対する期待の喪失
すなわち関係性継続の諦めである
結果、肯定も否定もしなくなるため一見優しく見えるのだろう
しかし実際は手遅れ状態で、回避できない一部の関係性を除き、大抵は人間関係ごと放棄する結果へ繫がりやすい

自己防衛

④については冷酷なように思われるかもしれないので弁明させていただきたい
これらは自己防衛の結果（追い込まれた末のストレス限界値超過）である

私に関して述べると、価値観の押し付け、同調圧力、感情論のふっかけ、怒鳴るキレる、過干渉についてはかなりアウトである
大抵は「個人に対する尊重のなさ」と感じることに起因している

逆に他のアウトはあまりないと思う

結論、一般的な優しさとは乖離傾向にある

優しさの定義は様々であり複雑なものと考えているが、それでもINTPの優しさ（に見える部分）は異質だと思う
世間常識や共感性に基づくものではなく、自身の価値観と合理性による判断基準を採用しているからだ

私が自分が優しいと言われることに対し違和感を感じる点もここに集約されている
人への思いやりが優しさの根源、という認識自体はあり、人への思いやりも完全に欠如しているわけではないが、発揮される対象の範囲が狭い
更に、そこから発生しているものではない自覚があるため、優しいと言われることに後ろめたさを感じてしまうのだ

逆に言うと見返りを求めて優しくすることはないしできない
Fe劣等の影響なのかそういった打算が働かないのである
いわゆる駆け引きができない理由にも繫がっているのではと思っている

今日の写真は10月に撮った向日葵
一般的には7～8月に咲きますが、一部秋に咲く遅咲きの品種が存在します

もっと遅咲き向日葵咲かせる場所増えると嬉しいな