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学生時代に戻りたい【趣味に全振りしてよかった話】

天候不良により趣味のお花撮影が今年は思うようにできておらず、ストレスがたまりまくり、更におかしな気候により自律神経にも影響が及んだ結果、メンタルがちょっと落ち込み気味なので、センチメンタルな記事を投下します

後で消したくなるほど感情的な内容でもないのでさらっと読んでいただければ幸いです

学生時代に戻りたい

タイトルとかぶっていますが…
気分が落ちてくると大抵「学生時代に戻りたい…」モードに入ります
どう足掻いても戻れないのでやめたいところですが中々難しい
あ、深刻な状態とかではまったくないです翌日には復活しています

社会人適性が皆無である

私はいわゆる社会不適合者なのですが、自身のスペックと性質が社会人生活に適合できないであろうことを早期から自覚していました

スペック不足は小学生から、性質的、実行機能の問題点は高校生から感じており、当時より解像度が高く、考え方、結果共に的確でした

これまでの社会人生活は散々で、労働により私が得たものはお金以外には殆どなにもなく、足りないスペックを補うためキャパオーバー(過剰適応)で精神力をすり減らしストレスをため続けた結果、不調に陥り今のところ戻る兆しがありません
更に今後は無理が一切きかないため打開策がなく完全に詰んでいます

社会人やめたいよおおおおむりいいいいいいい
しか考えられなくなりその結果
快適であった学生時代を思い出し、あーーーもどりたい…となるのです

学生時代、勉強面以外に大きな苦労はなかった

IN型の方は学生時代苦労したという話が多いように感じていますが、私自身はそうでもありませんでした

学校では大人しく授業を受けて校則もそこそこ守る真面目な生徒でさえいれば、多少のことは殆どスルーされていたので楽で快適でした

家では親に感情的に、理不尽にキレられることが度々あり、また過干渉気味であったことも影響し、キレてくる人のいない環境は安心できるものでした
これは社会人生活でも変わりなかったことから、少なくとも「私の求める優しさ」は持ち合わせていないのだと思います
毒親ではありませんし世話は色々焼いてくれましたが、自身が焼きたい世話を焼く、目に見えず自分が理解できない部分は取りあわないなど
とにかく相性がめちゃくちゃ悪いのです

ちょっと脱線しましたが話を戻します
更に人間関係に興味がなかった私はカーストの存在など気が付くはずもなく、浮きまくっていたはずですが、何も起こらず平和に過ごしていました
大人しそうで気が強いことを周囲も知っていたからかもしれません
ぼっち耐性も異様に高いためぼっちがまったく平気だったし、むしろ休憩時間は絵を描ける貴重な時間であったため、誰にも邪魔されたくないからむしろぼっちちょうどよいくらいに思っていました

(実際ぼっちではなく絵を描くことを邪魔してこない友達がいたり、違うクラスにいたり、完全にぼっちになったことはありませんでした、環境に恵まれていたのだと心底思います)

毎日登校して授業に参加して大人しくしていれば、頻繁に落書きをしていても咎められることなく、成績が悪くても叱責されるわけでもなく、他生徒に害が及ばない限りはスルーされていたことも快適要因でした

行事や部活動などにもやはり一ミリも興味がわかず、授業終了後は即帰宅して絵を描いていました
基本的に自分の自由時間を奪われたくないのですが、一握りの友達と楽しく過ごしていた時期もありました、おもに高校以外で

まあ距離感バグっている人とか感情押し付けすぎて無理な人とかもいましたが、合わない人とは一切付き合わないスタンスだったので、ここでストレスがたまることはありませんでした

思春期なりの悩みはありましたが
「頭の悪さが致命的すぎて心底つらい」
以外は深刻ではありませんでした
これだけは小学生の頃から非常に深刻でした(現在進行形)

頭が悪すぎるうえ、高校生でバイトをした結果、実行機能の乏しさも判明し「社会に出たら人生完全終了」となることに気づいた私は、見込みのない勉強はほぼ放棄して、趣味に殆どの時間を投じていました
学校は普通に通って卒業しましたが、ひたすら趣味に時間を捧げテストは前日の一夜漬けでどうにかしていました
どうにかならない科目は放棄していました

勉強してこなかったから社会人生活が散々なのでは、と思われてしまいそうなので、補足をします

勉強していました中1までは人並み以上に
子どもの頃から知性に対する欲求が強くあったこともあり、行きたい大学も具体的にありました(東京の難関校)

暗記系科目では一夜漬けで点を取ることができましたが、応用力が完全に欠落しており数学では復習を行ってもまったく点が取れませんでした
xってなに???といった具合でした、重症です
大げさに書くと得意科目100点苦手科目0点のような状態であり、頑張ってどうにかなる問題では到底ないことに気が付き見切りを付けました

見切りをつけるきっかけはもうひとつありました
国語の点が取れなかったのです
文章題が壊滅的で、更に何故間違えているのか全く理解できなかったのですが、母国語である国語で点が取れないということが異様なことであるという認識はなぜかあり、これはもう、勉強ができる頭の構造ではないと結論を出す第2のきっかけとなりました
なお漢字は問題なくできていました、やはり暗記しか対応できないようです

趣味へ全振りする学生生活を送る

そんなわけで趣味に全振りした私はイベントで自身の創作物を販売したり、ネットで公開して過ごしていました
趣味にセンスがあったとはまったく思いませんが、勉強よりはマシなセンスがあったのだとは思います
感想をたくさんいただき、たくさん褒めていただき、好きと言っていただきました
また自身憧れの作家さんと知り合う機会もたくさんありました
(同ジャンルの絵描き同士は仲良くなりやすい)
人間関係に興味が持てない私が交流を無理なく楽しく持つ経験ができたのも、ぜんぶ趣味のおかげでした

この活動で得られた経験、価値はとても言い表せるものではありません
可能性を見出せない勉強に対し見切りを付けず趣味を我慢していたら、間違いなく、何も残らない虚無な学生時代となっていました

友人関係も高校以外は悪くなかったと自分では思っています
集団行動は超絶苦手だし、合わない人にはアレルギーを起こしやすいのですが、相手と環境によっては苦なく楽しく行えるようで、放課後カラオケやボーリング、ゲーセンなどに出かけている時期もありました

特にIT系に所属していた時期は概ね関係良好でした
会話が成立しないタイプの人がいませんでした

学生時代は本当に楽しかったです

そして暗黒の社会人生活へ

社会人生活は予想通り、いえ予想以上に最悪でした
自身のキャパ問題は私が考えていたよりもはるかに深刻であり、成人後しばらくして医学的な原因が判明し、腑に落ちたと同時に、やっぱり勉強に見切りを付け趣味に全時間・エネルギーを投じて本当によかった!
私は正しい選択をしてきたんだ…!
と確信しました
まあ同時に絶望もして現在にいたるわけですが…治らないので…

親に言われるがままできもしない勉強に対して時間とエネルギーを費やし続けていたら、後悔と親への禍根を強く残したと思います

親は趣味に対してうるさく言いつつ寛容でもありました
まあ私が全然言うことを聞かないので最後に折れてくれていただけですが
(それを行うのはなぜ?をもっと丁寧に説明してくれていたら歩み寄れたかもしれないのにと今なら思いますが、たぶんできないのだと思います私が感情を理解できないように)

勉強できないことにはキレられまくっていましたし、してないからできないと思われていたことについては完全に間違いであるため今でも反論したいところではありますが、趣味を自由にさせてくれたことにはとても感謝しています

という人生なので、
あーー学生時代にもどりたーーーーい!!
というのはもう仕方がないのです

頭良く生まれたかったなあ
趣味は本当に尊いなあ
と思いながら写真現像の作業にうつります

今日の見出しは私らしいと思う写真を使いました
コスモスが全部後ろ向きなのは逆光で撮っているからです
私はお花の写真はほぼ全て逆光で撮っています

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