【第11歩】合格体験記はアテにならない 〜アラフィフが2025年に行政書士になるまで〜
↓前回(第10回)記事
『独学2ヶ月半で合格!』…それは無理
人は人、自分は自分
行政書士試験の勉強を開始して、ひと月ほど経ちました。いやはや、難関資格は難しい…だって、難関資格ですから。
勉強しながら、勉強法について調べていました。
いろんなやり方がある中で、どの方にも共通するたった一つの意見。
過去問を解くのが先
いやー、説明書を読まないで家電を動かすようなものです。で、それが正解。
「やりながら法律に慣れていく」
特に法律初学者ほど、それが重要ということです。
幸い、11月から学習をスタートできました。テキストを読んでいたのですが、ちまちまとnote記事(↓)にまとめながら進めたものの、これが進まないの何の…
しかもつまらんし。頭にも入らない。
剛を煮やして、記事を作らず読み進めました。
そうすると、楽しくなりました。
いちばん大事なのは楽しむこと
疲れやすく、ベッドに横たわりながらテキストを読む。眠くなったら寝る。お風呂でものんびり読む。電子書籍なので、読みたくなったら電車でも読む。
要は、「やりたいときにやる」
これが、正解。
『初心者潰し』に気をつけて!
これはまぁ、要は『できすぎる成功者の体験記』に対する、個人的な僻みです😛
ただ、合格体験記を見ていて、稀に「なんか変だ?」と思うnote記事やYouTube動画を見ることがありました。
例えば、こういう見出しの記事のことです。
『中卒ニートが2ヶ月半で行政書士試験に合格!』
「すっげぇ!絶対参考になる!」
と思ったあなた、ちょっと立ち止まって!
もちろん、世の中には天才的な才能で(あるいは特定の教科がものすごく得意で)たいした時間もかからず、難関資格に合格する人がいます。実際に知り合いにもいますから。
で、自分はそんな天才なんでしょうか?
悪いことは言いません。一旦、王道を実践しませんか?
合格体験記は生存者バイアス
あまりこの言葉は好きではないですが、“常識的に”考えて、自分が『独学で短期合格する例外』に当てはまる確率、低いです。
note記事で短時間学習で合格した人の話は、ときどき「初心者潰し💧」と思う時があるんです。
だって、書かれていた勉強法は、分厚いテキスト数冊を隅から隅まで読み込み、あらゆる過去問題と応用が解けるように準備するって…
そんなの2ヶ月半でこなすの人間には物理的に無理だって…いくら何でも嘘でしょう💧
万が一そんなことできるなら、行政書士どころか、弁護士なり、医者(医者もアホほど記憶力必要)なり、もっと成功してるんじゃないかなぁ…。
毎年1月の合格発表から、行政書士試験の勉強を開始するのが通例。
行政書士試験は通常毎年11月第二週目の日曜日に受験。
じゃぁ、2月1日から勉強をして、だいたい9ヶ月半弱の学習期間が相場。
でも、そんな相場は当てにしない。
よく言われるのは1000時間の学習時間が必要。
もちろんそれは人それぞれ。
でも、仮に本日12月14日から学習を開始して、土日祝を休んで勉強できる日数は218日間。
1日に必要な学習時間は、なんと…
1000時間の学習時間を確保するには、平日4時間半程度の勉強を受験まで続けることになります。
無理無理💧
僕が言いたいのは、
とにかく早くスタートしただけ有利
という現実です。
人は人、自分は自分
とりあえず僕は、だらだらベッドに横たわりながらテキストを10ページほど進め、その範囲の過去問アプリを解く。
まだ1周目だから、あんまり解けない…訳でもなかったり。
昨日まで「絶対受からない…けどやるだけやる」
だったけど、今日は「できないというわけでもない」になっている。
まぁ、あれです。
難関資格に挑戦するんだから、難しいに決まってる。
とにかく、納得いくまで努力する。
もっちろん今年受かるように。
万が一落ちても、もう一回受ける。
無理だと悟っても、この努力は、絶対財産になる。
今日はここまで。
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
↓過去記事をまとめたマガジン『アラフィフが2025年に行政書士になるまで』