イヤーマフが、眼鏡のように認識される日がくればいいのにな
黒板やガラスに、爪を立て、ギギーッ!
想像しただけで、鳥肌が(汗)
でも、これを普段の何気ない音(生活音)からも感じるとしたら…。
赤ちゃんや、ちびっこの鳴き声・癇癪時のキーキー声。人混みのガヤガヤ。足音、戸を閉める音、物を置く音。等々。
それ程の音でも不快に感じることを“聴覚過敏”といいます。不快には感じたとしても、耐えられない程の不快感ではないと、多くの人が感じる音でも、耐えられない程の不快感を感じてしまう。
イヤーマフご存じですか?
“イヤーマフ”は、工事現場や大工仕事、爆音のライブ会場等大きな音がする環境でも使われている、耳を守るための物です。全く聞こえなくなるというよりは、不快な音を緩和するのが目的。
これを使うと、聴覚過敏の方も、不快な音が緩和され過ごしやすくなる場合があります。合うものが見つかるか?とか、お値段がピリキリとか、ヘッドフォンに間違えられて嫌な思いをすることがあるとか、課題はあります。少しずつ認識されてきてるので、3つ目の課題がネットに上がってたりしますよね。
ご本人の辛そうなお話を受けて、イヤーマフのお話をすると
見るからに障害があるとわかるから、つけさせたくない。
一生、イヤーマフが必要になったら、どうするんだ。
と、世の中の目を心配する声が聴こえてくることがあります。この不安は、今の世の中なら、当然かもしれません。
社会が抱えている障壁がここでも、彼らが不快感低く過ごすことを拒んでしまう。
でも、眼鏡も似たもんじゃない?
安易です。安易でも、そう考えると、
見るからに目に障害があるとわかる
し
一生必要な人も多い
眼鏡は、なんで今の社会で、問題視されないんだろう?
目が悪いんだなぁ
と同じ感じで、
“不快な音があるんだなぁ”
って思われる社会の方が、誰にとっても過ごしやすいと思うんですよね。
だから、なったらいいな。
社会側から変わるため、私から、あなたから、変わりませんか?
こんなものも出てきています。
石井マークさんが無償提供されてる
「聴覚過敏保護用シンボルマーク」
http://www.ishiimark.com/symbol_usapin.html
このマークが、出来た経緯はこちら。
https://togetter.com/li/1158697