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CAD対策!問題解説59

ServiceNow Certified Application Developer (CAD) 対策の模擬問題です。
その他、CAD対策記事はこちらのマガジンにまとめています。

CAD対策の1問目は以下です。

問題

イベントを操作するための一般的なプロセスの手順は次のどれですか?

A.イベントレジストリにイベントを追加する
B.イベントを生成する
C.スケジュールされたスクリプト実行を作成する
D.ビジネスルールを書く
E.イベントに応答する

解答

ABE

解説

イベント操作の一般的なプロセスの手順
ServiceNowでは、イベントを操作する際のプロセスは以下のステップを順に行います。

イベントを登録する(イベントレジストリへの追加)
イベントレジストリに新しいイベントを登録します。これにより、システムがそのイベントを認識できるようになります。

イベントを生成する
登録したイベントをスクリプトや他のプロセスを通じて実行時に発生させます。

イベントに応答する
イベント発生後、通知を送信したり、特定のスクリプトを実行したりして応答を処理します。

これが、イベント操作の基本的な流れです。以下に選択肢を1つずつ解説します。

A. イベントレジストリにイベントを追加する

イベントを扱うには、最初にそのイベントをシステムに登録する必要があります。イベントレジストリに新しいイベントを追加することで、そのイベントをシステム全体で利用できるようになります。

例:
incident.opened というイベントを登録して、インシデントが開いたときに特定のアクションをトリガーします。

B. イベントを生成する

登録したイベントをスクリプトやビジネスルールを使って生成します。これにより、イベントが発生し、それに応じた処理が実行されます。

例:
以下のスクリプトでイベントを生成できます。
javascript

gs.eventQueue('incident.opened', current, current.assigned_to, current.caller_id);

C. スケジュールされたスクリプト実行を作成する

スケジュールされたスクリプト実行はイベント操作の基本的なプロセスには含まれません。これを使用するのは、時間に基づいてイベントやスクリプトを実行する場合のみです。

D. ビジネスルールを書く

ビジネスルールを使ってイベントを生成したり、イベントをトリガーする条件を設定します。イベント操作プロセスの一部として利用することが多いです。

例:
インシデントが作成されたときにイベントを生成するビジネスルールを記述します。

E. イベントに応答する

発生したイベントに基づいてアクションを実行します。通知を送信したり、別のプロセスをトリガーするなど、イベントに応答する処理を設定します。

例:
イベントが発生したときに、特定のユーザーに通知を送信する。

分野

アプリケーションの自動化

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