CAD対策!サンプル問題解説2
ServiceNow Certified Application Developer (CAD) 対策の模擬問題です。
その他、CAD対策記事はこちらのマガジンにまとめています。
CAD対策の1問目は以下です。
問題
ビジネスルールレコードとは異なるスコープのテーブルに対して非同期ビジネスルールを作成している。
次のデータベース操作のうち、非同期ビジネスルールの構成に含めることができないのはどれか?
解答
A
解説
ビジネスルールとは、レコードが表示、挿入、更新、または削除されるとき、またはテーブルに対してクエリが実行されるときに実行する、サーバー側スクリプトです。
非同期(Async)とは、レコードアクションが「完了した後のある時点で」ビジネスルールを実行するということです。
アクションの後で実行される点では、「後(after)」と一緒。しかし、「後」とは異なり、 非同期ルールは他のプロセスと同時にバックグラウンドで実行されます。
「前」の例
リスト ビューにアクセスするすべてのユーザーには、自分の割り当てグループのインシデントのみが表示されるようにする
クエリ ビジネス ルールを使用すると、クエリの実行前または実行後にコードを実行し、クエリを変更することもできます。
「後」の例
子タスクで親レコードのフィールドを更新し、親にリダイレクトする
ユーザーは親にリダイレクトされるので、ユーザーに制御を返す前にビジネスルールを実行する必要があります。フィールドがXからYに変わったら、何かする
※非同期ルールは、前の条件チェックを実行できない
「非同期」の例:
親がクローズしたら、すべての子も閉じる
この操作には時間がかかる可能性があります。すぐにユーザーに制御を戻し、バックグラウンドで作業することをお勧めします。
参考
ビジネスルール
分野
アプリケーションユーザーインターフェイス
サーバーサイドスクリプトの作成、テスト、デバッグ