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CAD対策!問題解説47

ServiceNow Certified Application Developer (CAD) 対策の模擬問題です。
その他、CAD対策記事はこちらのマガジンにまとめています。

CAD対策の1問目は以下です。

問題

プライベート スコープのアプリケーションで datetime を操作する場合に使用される API メソッドは次のどれですか。

A.GlideDateTime
B.gs.nowDateTime()
C.GlideRecord
D.GlideSystem

解答

A

解説

GlideDateTime は、ServiceNowで日付と時刻(datetime)を扱うための専用APIです。これを使うと、現在時刻を取得したり、日付を計算したり、フォーマットを変更したりできます。プライベートスコープ(独自のアプリケーションスコープ)内でも使用できます。


A. GlideDateTime

正解です。このAPIは、ServiceNowで日付や時刻を操作するために特化したメソッドや機能を提供します。たとえば、現在時刻を取得したり、特定のタイムゾーンで日付を操作する場合に使います。

例:

var gdt = new GlideDateTime();
gs.info("現在時刻: " + gdt.getDisplayValue());

B. gs.nowDateTime()

このメソッドは存在しません。ただし、gs.now() や gs.nowDateTime() という名称に似たメソッドがありそうに感じるため混乱しがちです。

C. GlideRecord

データベース操作に使うAPIで、日付の操作専用ではありません。例えば、データベースの特定の日時フィールドを取得する際に使いますが、日時そのものを操作するのには適していません。

D. GlideSystem

ServiceNowのシステム全般に関わる操作(たとえば、ログ出力やメッセージ表示など)をするAPIです。日付操作用ではありません。

GlideDateTimeのよく使うメソッド例

現在の日時を取得:

var gdt = new GlideDateTime();
gs.info(gdt.getDisplayValue()); // 現在日時を文字列で取得

日付の加算/減算:

var gdt = new GlideDateTime();
gdt.addDaysUTC(5); // 現在の日付に5日を追加
gs.info(gdt.getDisplayValue());

分野

アプリケーションの設計と作成

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