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#4 就活を心配する親と心配されたくない娘
お母さんとの就活の話
今朝お母さんと就活の話になり、つい感情的になってしまった。
「好きなこと探すより、妥協も大事やで」
「やりたいこと探すとか、今までにやっておけばよかったやん」
「また同じような状況になったら嫌やろ?」
何も知らずに一方的にアドバイスとか言わないでほしい、と正直思った。
心配されているのはなんとなくわかっていたけれど、こういうことを言われるとそれを嫌でも実感できてしまうから悲しい。
心配するより勇気づけてほしい、というのはわがままだろうか。
でも、前々回のNoteでも書いた通り、心配してくれる存在っていうのもまた大切なわけで。うーん。
心配されている自分を受け入れるのって難しい。
でも私はケンカにならないように言葉を選びながら、頑張ってこう答えた。
「今までやりたいことが分からずにただただ焦りから就活してた、でも違和感が募っていた」
「一度リセットして自分と向き合いたいし、それはめちゃくちゃ大事なステップやと思ってる」
「今までだっとずっとその時のベストを尽くしてきたつもりやし、『あの時しとけばよかったやん』は結果論でしかない、あの時はあの時で精一杯やった」
「アドバイスはもちろん有難いし、『そういう考え方もあるんだな』と受け取る。でもそれに流されすぎたくはないねん。それはお母さんであれ、お父さんであれ、キャリアセンターの人であれ、私は全部「ヒント」として受け止めたいと思ってる。最終的に自分の答えを見つけるのは自分やし、誰かが教えてくれるものではないと思うから。」
わかってもらえない悔しさだったり、本音だからこそしっかり伝わってほしいという気持ちから、つい感情的になった。少し涙が出た。
でも、最後には少し気持ちをわかってくれたような気がした。
「そうか、そうだよね、それぐらい強く考えを持っているようで安心したよ」と言ってもらえたので、「うん」とだけ答えた。
私は元々親の言うことをよく聞いてきた「いい子」の方だと思う。親に評価されるのが嬉しかったし、それに応えようと勉強も頑張ってきた。
でも今はそこを抜け出す時のような気がしている。周りに褒められるように合わせるのではなく、「自分の意思」を尊重したい。
(でも気を抜くとすぐにまた良く評価される方にばかり合わせようとしてしまうし、本当に難しい)
だから、最後の「アドバイスは〜」の部分は、一見すごく頑固そうな人に見えるけど、実は流されないために精一杯というところが正しい。
周りの意見に耳を塞ぐのでもなく、全部鵜呑みにするわけでもなく、あくまで「ヒント」として捉えていけたらいいなと思っている。
心配される理由を考える
落ち着いて考えてみると、
「好きなことを仕事にしたい」
「でも好きなことがわからなくて、やりたいことがわからない」
って言葉だけ聞くと、不安になるよなぁ、そりゃ。
これ聞いて不安にならない人の方が少ないのかも。
それでその「好きなこと、やりたいこと」を探すために目に見える行動を起こしてたらまだしも、それも見えていなかったら、確かに「そのままで大丈夫?」「何かアクション起こしてみたら?」って言いたくなるよね。
目に見えるアクションを起こしていない限り、周りは心配して当然ってことなんだな。
行動、起こそう。笑
心配されることも自分のステップに活かしたい
心配されることに腹を立てるんじゃなくて、その背景を考えることも大事なんだな、と今これを書きながら感じている。
こんなシンプルなことでも、頭で考えるだけだと案外わからないもので、こうして書き出すことで自然と頭が整理されていく。
心配されることはやっぱり好きじゃない。それは自分の足りていない部分を認めざるを得ないからだ。
でも、今日はこうやって心配される背景を想像して自分の弱みを認めることで前に進める気がした。
周りの人の心配に踊らされてはいけないけれど、それを自分の成長に活かせるのなら、心配されるのも悪くない、、のかもしれない。
周りの人の心配を「面倒で嫌なもの」として煙たがるのか、それとも「自分の成長ステップ」に活かすのか。結局は自分次第だし、私はプラスに捉えられるようになりたいと感じた一日だった。