自著紹介 『忍びのかすていら』
幼いころ父母を亡くして肉親の情をあまり知らずに育ち、死地を何度も潜り抜けてきた清十郎はクールでマイペース。そんな彼がかすていら作りに没頭。ああでもない、こうでもないと工夫を重ねます。スイーツ忍者、新米パパのとまどい、そしてアクション…。いろいろ詰め込んだお話です。
江戸時代初期が舞台なので資料が少なく、白砂糖の値段を調べるのに苦労したのも懐かしい思い出です(結局お米の値段とグラフから割り出しました)。
自著紹介3日目は『忍びのかすていら』(三國青葉 白泉社招き猫文庫 2016年3月 カバーイラスト:中川学さん カバーデザイン 湯浅レイ子さん)です。
私、三國の受賞第一作。お菓子作りにはまる史上最強の忍者って面白いかもと思ったのが、この作品を書くきっかけになりました。
伊賀出身の元忍者・橘清十郎。今は江戸で請負人としてその腕を活かしていた。何故か稼いだ金を砂糖代につぎ込み、菓子作りに取りつかれていた。だがある日、辻斬り退治の場で将軍の嫡男・竹千代と知り合い、さらに己とくノ一の間に生まれたという少女・小雪が現れて暮らすことに…。それらが絡み合う時、清十郎の運命は大きく動き出す!(裏表紙のあらすじより)
幼いころ父母を亡くして肉親の情をあまり知らずに育ち、死地を何度も潜り抜けてきた清十郎はクールでマイペース。そんな彼がかすていら作りに没頭。ああでもない、こうでもないと工夫を重ねます。スイーツ忍者、新米パパのとまどい、そしてアクション…。いろいろ詰め込んだお話です(^^)
江戸時代初期が舞台なので資料が少なく、白砂糖の値段を調べるのに苦労したのも懐かしい思い出です(結局お米の値段とグラフから割り出しました)。