自著紹介 『学園ゴーストバスターズ』
自著紹介4日目は『学園ゴーストバスターズ』(三國青葉 2018年4月 小学館文庫 キャラブン! カバーイラスト:トミイマサコさん カバーデザイン:西村弘美さん)です。
私、映画『シン・ゴジラ』にはまりまして。DVDを買って5回くらい観たんですが、市川実日子さん演じる尾頭ヒロミの大ファンになっちゃったんですね。で、尾頭ヒロミの子ども時代ってどんな感じだったんだろうという妄想が、冴子というキャラの元になり、この物語が生まれたという…。
入学式の朝。中学生の一色恭夜は、例によって霊にからまれていた。恭夜は代々女だけが生まれ、会話によって「霊を説得」し成仏させる役目をもつ一色家に初めて誕生した男の子だ。そんな恭夜の前に颯爽と現れたのはひとりの少女。自分の体内から日本刀を出して霊と対峙する望月冴子だ。彼女は代々男だけが生まれ、武器によって「霊を斬る」ことで成仏させる役目をもつ望月家初の娘だった。これまで面識のなかったふたりは、同じ三日月中学に通うことになったその日から、協力しあうことに…。
中学生コンビの痛快&ほっこり霊障解決ストーリー!(裏表紙のあらすじより)
最初冴子はいつも日本刀を背負っているという設定だったのですが、それっていろいろ問題が…ということで、九字を切ると出現するということにしました。そして舞台になっている『三日月町』は、三國の地元徳島県の東みよし町です。徳島って自然がいっぱいで食べ物もおいしいし、人柄もあたたかい、ほんとによいところなのですよ~(^^)
子どもたちにも読んでほしかったので、小学4年生ぐらいから読めるつくりになっています。命や平和について、大切な人についてなど、ぜひ親子で話し合っていただけたらと…。もちろんおとなの方にもお楽しみいただけます(^^)