寝台列車で函館へ行った話②(五稜郭散策)
2014年に寝台列車で函館へ行った時の旅行記です。
寝台列車で函館へ行った話①(出発~現地到着)の続きになります。
函館駅の周辺
初めに寄ろうと思っていた観光案内所がまだ開いてなかったため、朝市を見て回ることにしました。
お店にある大きな生け簀の中では新鮮なカニやホタテ、イカが泳いでいました。泳いでるイカって、ふわんふわんと漂っているところがクラゲを見ているときの感覚と似ていてなんか癒されます。
飲食店のメニューにはウニ、イクラ、サーモンなどが乗った丼がずらりと並び、とてもおいしそうでした。新鮮な魚介を堪能したかったのですがしかし、きのう胃痛を起こした経緯もあったので、また具合が悪くなったらどうしよう…と不安になり泣く泣く諦めました。
代わりに、店のおじちゃんに勧められたお土産用のさきいかを買う。300円也。
五稜郭を散策
朝市を後にして、まずは五稜郭に向かうことにしました。観光案内所が営業し始めたので、市電・函館バス1日乗車券を購入し、路面電車に乗り込みます。路電に揺られていると、映画「星に願いを」のワンシーンをふいに思い出し懐かしくなりました。
五稜郭公園前で下車し10分程歩きます。街路樹がいい具合に紅葉していました。
こちらもまだ開館前だったので、まずは公園内を一周することにしました。周りに観光客が大勢いましたが、中国語がたくさん飛び交っていてここはどこ?と一瞬戸惑いました😅
のんびりと公園を一周し、いざ五稜郭タワーへ向かいます。団体客に紛れて展望台直通のエレベーターに乗り込むと、ものの数十秒で最上階に達しました。
右端が少し切れっちゃってますね…
広大な景色を望むことができ、あらためていま北の大地にいるのだなあと感慨深いひとときでした。
湯の川温泉街を歩く
五稜郭公園の次は、路電の終点である湯の川温泉付近を散策しました。数々の温泉旅館が立ち並んでいます。
朝日を浴びてきらきらと輝く
海岸にいたカラスさん
こんな近くにいても動じません
近くの海岸を歩いていると鳥たちが食した残骸なのか、何かの貝殻がきれいな状態で落ちていたので記念に拾っちゃう。貝殻探しって、大人になった今でもわくわくしてしまいます。
停留所の近くに公共の足湯がありました。今日一日たくさん歩くだろうと思い、利用してみることにしました。地元の方かな?と思われる老夫婦のお隣でぽちゃぽちゃ。足もとがじんわりぽかぽかと温まりリラックスできました。
お昼ごはんは何にしよう?
再び路電で函館駅に戻ろうとして、停留所付近をキョロキョロしていると、「乗車位置はここよ」
とおばさまが親切に教えてくださいました。どうやら近くにお住まいなのだとか。駅に向かうまでの車中、おばさまと他愛の無い話を楽しみました。こういう出逢いも旅の醍醐味ですね。
函館駅前に戻り、そろそろお腹も空いてきたので近辺でお店を探していましたが、なかなか決められず。朝市を少し離れたところを歩いていると、「ラッキーピエロ」というお店を見つけ、ここで買って行くことにしました。
つづく。