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47都道府県全てを旅行で制覇した記録 #8 (近畿地方編 その1)

書こうと思ったきっかけ


学生時代から青春18きっぷなどで全国をぐるぐると旅行することが好きで、社会人になり時間が無くなったり海外旅行に行くようになって国内の旅行がおろそかになっていたが、最近ようやく47都道府県を全て訪れることができたのでそこで感じたことを都道府県ごとにまとめようと思った。

この記事では、なんとなく雰囲気が好きな関西地方の上側についてまとめていく。

・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 1 (北海道・北東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 2 (南東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 3 (甲信越編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 4 (北関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 5 (南関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 6 (東海編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 7 (北陸編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 8 (近畿地方編 その1) ←この記事
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 9 (近畿地方編 その2)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 10 (中国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 11 (四国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 12 (北部九州編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 13 (南部九州・沖縄編)

滋賀県

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(琵琶湖博物館 / 2013年7月)

・訪問回数:3回
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:琵琶湖博物館で食べた「ブラックバスバーガー」
・美しい景色:遊覧船「ミシガン」から見た琵琶湖

何をするにしても琵琶湖の存在感が大きい滋賀県である。その琵琶湖の全てをギュッと凝縮したのが草津にある「県立琵琶湖博物館」琵琶湖といえば湖なので、びわこの生態系や自然などの展示がメインである。しかし個人的に好きなのが、確か自然系の展示とは少し離れたエリアに展示されていた昭和の暮らしを再現した展示物を集めたエリア。「琵琶湖の自然は人々の暮らしによって大きく影響を受けている」というメッセージを発信したいのだろうが、昭和の家電や映画のポスター、食べ物など琵琶湖の自然…とはあんまり関係ないレベルな豪華な展示内容でこれだけで1日潰せると言っても過言ではない博物館であった。

普通、海で泳いだり水遊びすることを「海水浴」というが、琵琶湖は面積も広く、海と同様に「湖水浴」ができ、そのための「湖水浴場」があちこちに用意されている。高校生の頃に一度琵琶湖の湖水浴場で泳いだことがあるのだが、海のようにどこまでも続く広い景色なのだが、実際入ってみるとまず肌がヒリヒリしない、そして言うまでも無く水がしょっぱくない。そして体が…浮かない。海水ではなく淡水なので当たり前なのだが、海水と比べて肌にも優しく、新鮮な体験だった。

琵琶湖以外であれば、毎回東京から西の方へ高速バスや自家用車で移動する際に必ずと言ってよいほどの確率で立ち寄る「甲南PA」ここまで来ると、「京都・大阪方面」という案内も出てきて「西日本にやってきたな」という雰囲気になってくる。

京都府

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(京都タワー / 2013年7月)

・訪問回数:10回以上…
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:「伊右衛門カフェ」のモーニング
・美しい景色:雪の福知山

日本が世界に誇る国際観光都市京都。ただその噂が近年世界の隅々まで知れ渡ったようで、京都市内の観光地については人混みはまあそこそこかな、と思うものの、それ以前に市内のバスが渋滞で完全に麻痺していることが多く、金閣寺から京都駅まで1時間かかったこともあり、ある程度対策はしているのだろうがそれでも紅葉などトップシーズンに京都はちょっと…と思ってしまう。

初めて京都を訪れたのはベタであるが小学校の修学旅行。清水寺から金閣・銀閣寺、八ツ橋作り体験を挟みつつ太秦映画村を見学して旅館へ、というこれ以上にないベタなコース。最終的に入った旅館では夕食に湯葉が出てきて、旅館の仲居さんは語尾が「どすえ〜」という完璧すぎるオチまでついてきた。「Japanese Traditional Schooltrip Experience」というタイトルでパックにしてインバウンドでやってくる外国人に売り出せばアニメ好きの層とかに受けると思う。

ここまではあくまでも「京都市内」の話であるが、「京都府」というくくりで考えると忘れてはいけないのが北の方にある日本海側のエリア。福知山駅は乗り鉄のついでに駅前を散策したが、ちょうど真冬で吹雪いており美しい景色であった。京都駅から2時間ほど移動してきたこともあり同じ京都でもエリアを跨げばここまで景色が変わるのである。そして未だに城崎温泉や天橋立など定番の観光地は訪問できていない。

大阪府

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(新世界とづぼらや / 2018年11月)

・訪問回数:10回以上…
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:「りくろーおじさん」のチーズケーキ
・美しい景色:ミナミへ真っすぐ伸びる新御堂筋

東京も大阪も同じ都会であるが、ベタな表現ではあるが「ディープな方」が大阪。東京は「下町」があるが、大阪、特に市内については大体のエリアが「下町」の雰囲気を醸し出しており、10円の自販機、170円のうどん、198円の弁当…本気を出せば1000円で1日楽しめる最強格安都市が大阪である。泊まるのも西成を始めとした安宿街もあるし、リッチに行きたければ外資系の高級ホテルでもOK。もっとも私は3-4000円ほどで宿泊できる少しきれいめのカプセルホテルに泊まることが多かった。今はまだ東京暮らしだが、もし移住するとなっても家賃も立地にしては安いのかなと想像している。

アーケードが賑やかなのも大阪の特徴。長さで有名なのは天神橋筋だが、観光で訪れるとしたら心斎橋筋の方が賑やかで歩いていて楽しい。地元の香川にも立派なアーケードがあるが、賑わっているのは休日の昼下がりぐらいで特に夜にもなると閑散としているが、大阪のアーケードはいつ訪れても足の踏み場が無いほど人でごった返している。お土産探し、といった目線で張り切ると少し疲れるのでただ流れに任せてブラブラと歩くのがいいだろう。

よく言われるのが「梅田の地下街はダンジョン」確かに地下街の中にある目的のお店をピンポイントで探すのはとても辛い。(地下街を闇雲に歩いているといつの間にか地下街の名前が変わって別の地下街になっているのが一番の原因) ただ、単純に乗り換えで駅同士を移動したり地上にある大きなデパートを目指して歩くのであれば、比較的案内が充実しているので言われるほど迷わないのかな、と個人的には思う。

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