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47都道府県全てを旅行で制覇した記録 #10 (中国地方編)

書こうと思ったきっかけ

学生時代から青春18きっぷなどで全国をぐるぐると旅行することが好きで、社会人になり時間が無くなったり海外旅行に行くようになって国内の旅行がおろそかになっていたが、最近ようやく47都道府県を全て訪れることができたのでそこで感じたことを都道府県ごとにまとめようと思った。

この記事では、瀬戸内から日本海まで海の景色が美しい中国地方についてまとめていく。

・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 1 (北海道・北東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 2 (南東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 3 (甲信越編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 4 (北関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 5 (南関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 6 (東海編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 7 (北陸編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 8 (近畿地方編 その1)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 9 (近畿地方編 その2)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 10 (中国編) ←この記事
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 11 (四国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 12 (北部九州編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 13 (南部九州・沖縄編)

岡山県

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(倉敷美観地区/2014年12月)

・訪問回数:10回以上…
・ステータス:宿泊して観光した事がある
・想い出の味:マリンポリス(回転寿司店)
・美しい景色:鷲羽山ハイランドの「スカイサイクル」から見る瀬戸大橋

地元の香川県とは瀬戸大橋を隔てて電車で1時間ちょっとで岡山まで移動できるので、香川県民が「ちょっと小旅行するか」となった時の行き先としてよく岡山が候補に挙がるのである。

岡山といえば、高校2年と3年の頃に遠足で行った2つの遊園地「鷲羽山ハイランド」と「倉敷チボリ公園」が思い出に残っている。倉敷チボリ公園の方は経営難で2008年末に営業を終了してしまったので、完全に過去の思い出となってしまった。チボリ公園の方はコペンハーゲンにある本家のチボリ公園をそのまま持ってきた、という触れ込みで、どちらかというと北欧の雰囲気を落ち着いて楽しむようなテーマパークであったが、カップルや団体で訪れた際に盛り上がるであろう絶叫マシンなどのアトラクションが無いことが災いしたのか経営状態が悪化し結局閉園してしまった。それとは対称的に鷲羽山ハイランドの方は倉敷チボリ公園より幾分施設は古いものの、中四国のテーマパークではあまり無い絶叫系のマシンに力を入れており、瀬戸大橋が間近に望めるロケーションや「ブラジリアンテーマパーク」という要素で突然始まるサンバショー(本場のブラジル人が登場!)、日本一怖いアトラクションと言われる「スカイサイクル」など、アニメとのコラボなどしなくても話題の要素に事欠かないテーマパークとして未だに健在である。(ただし、隣接するリゾートホテルは瀬戸大橋開通の観光バブルと同時に開業し、10年も経たずに廃業してしまい今はマニアでも有名な廃墟として建物だけが現存している)

普通の観光地としては、高校生の頃に家族旅行で蒜山高原の国民休暇村に宿泊した事があるが、車で山道を登っている時にタイヤがパンクし、車の扱いは手慣れていた父が慣れた手付きでスペアタイヤに交換し事なきを得たという事があったが、父がいなければどうなっていたことやら、という事で今でも考えたら恐ろしい思い出である。

広島県

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(厳島神社の大鳥居/2009年3月)

・訪問回数:3回
・ステータス:日帰りで観光した事がある
・想い出の味:「五エ門」のお好み焼き
・美しい景色:尾道の坂から見る瀬戸内海

広島市内は実はあまり観光したことなく、広島を訪れだ際にまず真っ先に訪れるのは宮島。1回目は学生の頃に1人で、2回目はまた学生の頃に友人と、広島から少し足を伸ばして船に乗って、到着すると厳島神社の大きな鳥居が出迎えてくれる光景が広島らしく何度訪れても楽しい光景である。神社仏閣で鹿といえば奈良の東大寺であるが、この厳島神社も鹿が沢山闊歩しており、なおかつ鹿せんべいなど観光客が餌をやることもできないので、純粋に眺めて楽しむ、ということになる。いずれにせよ乗り物(船)に乗って楽しい、島に上陸して楽しい最高の観光地である。

2年前ほどに香川に帰省して東京へ戻るのに、たまたま安かった広島空港発の春秋航空日本で成田に戻ったことがあり、高松駅から福山駅までは在来線で移動、福山駅からは空港連絡バスで広島空港という行程で移動した。福山駅は駅前にデパート(天満屋)や、きれいな商業ビルなど割と賑わっている様子。そこから1時間ほどバスに揺られ到着した広島空港は地方空港にしては大きく立派。フードコートでは広島名物のお好み焼き屋さんもありリーズナブルな価格がうれしい。国際線も当時はバンコクやシンガポールなど東南アジア路線も充実しており、良さげな空港だと思ったが、唯一不満だったのが「展望デッキの入場が有料」だったこと。100円もしないのでそんなにお財布に痛い価格設定ではなかったが、なんだかなぁと思いながら展望デッキから飛行機を眺めたのであった。

山口県

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(関門橋と平知盛の像/2013年11月)

・訪問回数:2回
・ステータス:宿泊して観光した事がある
・想い出の味:萩の旅館で食べた会席料理
・美しい景色:夏に訪れるひんやりとした秋芳洞

初めての山口県訪問は20年以上前、小学生の頃に家族旅行で訪れた萩と秋吉台だった。香川から半日近く高速道路を飛ばして萩へ到着。萩では割と大きめな温泉旅館に宿泊した覚えがあるが、記憶を頼りにどこの旅館だったかなと調べたら、6年ほど前に閉業しており今は廃墟となってしまっていた。旅館の前には海水浴場があって海水浴を楽しみ、夜は手持ちの線香花火を楽しむ、というベタな過ごし方をした。翌日は秋芳洞と隣接するサファリランドを観光し、最後は開通したばかりのしまなみ海道を通って四国まで帰った。確か真夏である夏休みに訪れたのだが、秋芳洞は入った瞬間にひんやりとした空気が流れており、かんかん照りの外からいきなり寒い洞窟に入ったので、当時洞窟とはどんなものか理解していなかった私はとても驚いた覚えがある。

そして時は流れ、初めて訪れてから15年ほど経った際に2度めの訪問。ただしその時は山口県を観光した、というわけではなく、韓国と福岡をセットで周遊した際に門司港を観光し、そのついでに関門海峡の人道トンネルを渡って下関側に上陸したのが2度目の山口県訪問である。ただしこの時はトンネルを抜けて出口の周りを散策しただけなので、山口県訪問は30分ほど。海底のトンネルを通って向こう岸に上陸する感覚はパスポートを出す国境検査場はないものの、何となく国を跨いで移動した気分になる。(実際は県境)

島根県

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(出雲大社/2004年8月)

・訪問回数:1回
・ステータス:日帰りで
観光した事がある
・想い出の味:出雲大社の近くにある店で食べた出雲そば
・美しい景色:出雲大社本殿

島根県と鳥取県については高校生の頃に家族旅行で1回だけ訪れて、そこから訪問できていない。そして島根で唯一訪問したのがやはりいちばんメジャーな観光地、出雲大社。15年以上前の話なのですでに記憶はおぼろげだが、ああ、神社だなー…と高校生の頃の私はあまり印象に残らなかったが、最後に有名店?らしき店で出雲そばを食べたのは今でもとても覚えている。食べ物の記憶はやはり強い。

東京から唯一出ている寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲号」途中から分割され片方は高松へ、そしてもう片方は出雲市へと向かうのだが、いつかサンライズ出雲のほうを東京から乗り通してもう一度出雲大社を訪れたいという思いがある。

鳥取県

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(鳥取砂丘/2004年8月)

・訪問回数:1回
・ステータス:宿泊して
観光した事がある
・想い出の味:(思い出せない…)
・美しい景色:境港の「夢みなとタワー」

鳥取県も上記の島根とセットで訪れた家族旅行で訪れて、皆生温泉に宿泊し翌日に鳥取砂丘、境港を観光した。鳥取砂丘は今はすなば珈琲などおしゃれな店も増えたとのことだが、15年以上前の当時はあまり商売っ気も無く、一応いくつかお土産屋がある、というだけであとはひたすら砂丘が広がる、有名ではあるが地味な観光地であった。この頃から「鳥取砂丘から雑草など植物が生えてきて、観光関係者が必死に"砂漠化"させている」というニュースもあり、当時訪れた時もところどころ雑草が生えてきていたが、今は念願の砂漠化は達成できたのだろうか。

その旅行の際に父が「鳥取にはハワイがあるんだよ〜」とドヤ顔で言い出して「は?こんな山陰の片田舎にハワイ?なんで?」と頭の上にクエスチョンマークを浮かべていたら、「ハワイへようこそ」という看板が国道沿いに建っており、どうやらその街は「羽合町」という名前で、「羽合」と「ハワイ」をかけたただのシャレだったというオチであった。羽合(ハワイ)温泉もあり、どんな温泉だ!と思った記憶がある。その羽合町も訪れてからすぐに市町村合併し消滅してしまった事を考えると、ちょうどいいタイミングで訪れることができたと思う。


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