婚活が辛くて泣いていた私が「自分の人生」を歩き出すまで
こんにちは、みくも( @mikumo0930 )です。
私(30代後半・女性)は、長年婚活を続け、紹介、アプリ、婚活パーティーと様々な活動をしていました。転勤で都会に出てきた数年前、いやそれよりもっと前から、元々結婚願望が強かった私は、「婚活」という言葉が出現する前から、婚活を続けていたように思います。
不安で不安で眠れない夜
そんな私は、特に夜、不安から考えごとをしがちでした。頭の中がぐるぐる、スマホを見ても答えはなくて、同じような人がいないか探したりして気づいたら時間は過ぎて、眠れなくて・・・。
「どうして結婚できないんだろう」「結婚どころか彼氏すらできない」「もうこんな歳」「せめてもっとキャリアを積んでいれば、将来の不安もなかったのに」「親の介護とか、今後どうしよう・・」
なぜなんでしょう、不安要素は余裕で100個くらい出せそうです。不眠症もバッチリ発症し、朝4時頃まで寝れない日もありました。
※なお私の場合、途中から寝るのを諦めていっそアマプラなどでバラエティや映画などを観ていました。スマホ見続けるより有意義な時間になるし、気分転換になったり、目が疲れて寝落ちできた時もありました。(こんな不眠対策もあるよ!ということで。。)
自分の気分やテンションを保たないと、前向きに活動できない
私は元々アクティブなタイプではあったので、婚活しよう!と思い立ったら職場の人に紹介を頼んだり、アプリを始めたり、とりあえずの行動はするタイプではありました。でも、それが長続きしないのです。ずっと息切れしているような感覚があって、体も怠くて、せっかく婚活で人とつながることができても「ああ、しんどいなあ」と全く期待もワクワク感もなし。何なら「どうせこの人も私の彼氏にはなってくれないんだろうな」と謎の被害妄想スタート。たまーに積極的に誘ってくれる人が現れても、「めんどくさいな・・」と失礼な態度でした。(文字にすると改めて辛い気持ちになります)
気分が落ち込む、行動できない、行動を始めても続かない、続かないことへの自己嫌悪でまた気分が落ち込む、の繰り返しです。まさに負のループ。
悩んでいて、それを打開したくて行動に移すことができればいいのですが、私の場合は不眠症状として現れ、またそれが「時間を無駄にしてしまった」「また眠れなかった」「仕事に支障が出る」と自己嫌悪につながっていきました。
変化の兆しは少しずつ、プロの力を借りながら
どうにかこの状況を打開したい!と自己啓発本を読んでいたのですが、ふむふむ、と思いながらも実践に至らず。本に書いてあることを本気で実行するのは大変なことです。私はそこで、プロの力を借りることにしました。カウンセリング・コンサルティングで、自分と向き合い、課題を見つめ直し、心のブロックを外していきました。
※お世話になったコンサルタントのあすかさん。現在は結婚相談所も運営されています。
カウンセリングやコンサルティングのいいところは、それぞれの人に合わせたオーダーメイドであること。費用は書籍購入よりも当然かかりますが、リターンは大きいと思います。お試しの機会を設けているコンサルタントさんも多くいらっしゃるので、この人だ!と思えた人に、ぜひ頼ってみて欲しいなと感じています。
私の場合、最初は辛い記憶が出てきたり、痛いところを突かれたと(自分が勝手に)感じたりして、カウンセリングも涙ばかりの日々でしたが、だんだんと「私、自分のこと好きだし、楽しいわ!」という気分の日が増え、眠れない日は減っていきました。「私は今、自分の人生を生きている!」と思わず口から出た時は、コンサルタントさんもびっくりしたんじゃないかなと思います(笑)。
大切なのは毎日「自分のため」に生きること
自分の人生を生きる感覚は、わかりやすく言うと「他人のことを考えている時間がない、考えようとしていない」状態でした。私は会社の人や、気になるお相手さんや、自分の両親、友達や知人など、とにかく人のことばかり考えていたのです。人、というより「人から自分がどう思われているか」を気にしていたと思います。嫌われるのが怖かったんです。嫌われたら、生きていけない、と思い込んでいたし、私にはそう思ってしまう経験(理由)が自分の中にあって、その人生を自分で作ってしまっていました。
とにかく「他者のことを考える時間」が長過ぎたので、意識してそこは変えていました。「あ、今他人のこと考えてるな」と気づいたら、「自分のことを考えるようにしよう」と無理やりにでも切り替えます。切り替えが難しければ、自分の好きなことや興味があること(=直接自分のことでなくてもOK!)に意識を向けるようにしました。自分の思考のクセに気付き、「気付いたことは、きっと変えられる!」と信じて行動して、少しずつですが確実に変化しました。変化したというより、傷ついて拗れて埋まっていた本来の自分が、表に出てきたのかもしれません。
「自分のため」に生きていたら、婚活が前に進み出した
以前の私は、他人に意識が行っているものの、それはあくまで「自分が嫌われないか」の確認がメインだったので、ちゃんと相手を見ておらず、相手の感情や状況が把握できなかったりしたせいか、恋愛や婚活がとにかくうまくいきませんでした。うまくいかない状況を自分で引き寄せていたような気もします。
そこから抜け出して「自分のため」に精一杯生きてみる。そうすると「自分のことを好き」と言ってくれる人が現れました。すごくモテた、とか私の場合はそういうことではなかったけれど、自分が焦がれていた、パートナーとの生活がスタートし、結婚して人生を一緒に歩み始めることができました。出会ってからたった半年の出来事でした。
運がよかった、たまたまだ、とももちろん思っています。でも、以前の私ならきっと彼に気付けなかったし、彼も私のことを見つけることができなかったんじゃないかな、と思います。前の私が悪い、ということではなく、前の私は隠していたんです、自分自身を。今ももちろんいろんな壁や課題とぶち当たっていますが、それ以上に泣くほどに叶えたかった願いが実現したうれしさと驚きが大きいです。
苦しくて苦しくて、苦しかったからこそ、今に感謝ができている、遅かったけどこれでよかったんだ、と今は心から思えます。とりとめない文章でしたが、何かのお役に立てたら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。
日々こちらのツイッター( @mikumo )でつぶやいています。婚活苦戦時代のツイートも残っていますので、よかったらのぞいていってください。