見出し画像

内定(式)ブルーだった10月1日

わたしは現在社会人1年目を半分過ごしたところだ。
1年前は、今在籍している会社とは別の会社の内定式に出ていたことを昨日のように思い出す。

わたしは、就活で第一志望の会社にはご縁がなく、その子会社を第二志望として受けた。そして、ありがたくも内定を得た。

しかし、身の回りには職種は違えど第一志望の会社に内定をいただいた人も複数名おり、その人たちと自分をくらべてはずーんと落ち込んだ。

その彼らから内定式の話を聞くと、「私服で参加できて、内定者同士の交流もあったし、イベントみたいな感じで楽しかった!」と言っていたのである。

かたやわたしは黒いリクルートスーツに身を包み、履き慣れない黒いパンプスに苦手なストッキングを纏い、髪もきつく縛り…というスタイルで内定式に参加した。あっさりとした内定式で特に楽しいといった感情もなかった。
(むしろそれが良かったのかもしれないが)
雇用にまつわる書類を見て、(もちろん給与額も載っている)本社に採用が決まった友人たちとの給料の差にショックを受けた。

内定者が少なかったこともあり、内定式で一人一人決意表明をする時間があった。それっぽいことを言ってその場を凌いだ記憶があるが、心のどこかでは第一志望に行った友人たちと子会社の自分を比較しては落ち込む気持ち、「これでわたしの人生終わったんだ」みたいな絶望感…。

こうしてnoteに書き記しているだけでもだんだん辛い気持ちを思い出してくるし、いまだに大学院2年生の時のもやもやを引きずっているときもある。

でも、その後内定した会社の組織変更や、私自身が先述した気持ちに耐えられず、12月から就活をやりなおし、2月末に内定を得て今は全く別の会社で働いている。

決して内定(式)ブルーを我慢しろ、と言いたいわけではない。
自分がここに行きたい、と思って努力したことは必ずどこかで巡り巡って自分の力になる。

わたしも、行きたかった会社に落ちたときはとても辛かったが、就活をやり直していた時期は良い意味で過度に期待しないようにできたし、第一志望の企業に落ちたからこそ自己アピールの方法を学び直すこともできた。
(その結果、そこからは就活で苦戦しなかった)
そのおかげで、本来は中途採用しか実施していないいまの会社に入ることができ、幸せに働いている。

だからどうか、自分の気持ちに素直に、嫌なことは嫌として受け取って蓋をしないでほしい。
その会社に合わないかも、と思うなら就活をやりなおしたっていい。

頑張ったあなたに幸あれ。

noteを読んでくださり、本当にありがとうございます! これからも頑張って更新していきますので、応援よろしくお願いします! ここでいただいたサポートは、今後の活動や研究のために大切に使わせていただきたいと思います。ご協力よろしくお願いします。