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必見!ホーチミン~カム山までのアクセス+バス乗車レポ
Xin chào cạc bạn!
こんにちは、mikuです🌽
今回は、ホーチミンからカム山へのアクセス方法について説明していきたいと思います。
現時点で、ホーチミンからカム山まで、直通のバスはありません。
そのため、必ず1回乗り換えが必要です。
行き方は2通りあります。
①ホーチミン~チートン(Tri Tôn) バス
チートン~カム山(Núi Cấm) バス会社送迎サービス
②ホーチミン~チャウドック(Châu Đốc) バス
チャウドック~カム山(Núi Cấm) タクシー
どちらも、バスの所要時間は約6時間。料金は約1200円です。
①のほうが、スムーズに宿まで行けます。
なんと、後ほど紹介するバス会社「フンチャンバス」は無料送迎サービスを行っています。チートンでバスを降りてからフンチャン専用の車に乗り換えて、自分の行きたいところ(家、ホテルなど)まで送迎してくれるのです。
チャウドックもあわせていきたい人は、②がおすすめです。チャウドックはアンザン省の有名な観光地。チャウドックを経由した後、タクシーでカム山に向かうのがいいと思います。
おすすめのバス会社
私がいつも利用しているおすすめバス会社は、Phương Trang( FUTA Bus Lines )というバス会社です。
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ベトナム国内旅行でよく利用される長距離バス。ハノイやダナン、ホーチミンなどの大都市を除き、地方へ移動する際には長距離バスの利用が不可欠になります。バス会社は様々ありますが、フンチャンバスは、ベトナム国内各地に拠点があり、信頼できる大手バス会社といえます。オレンジカラーで、遠くから見てもわかりやすい。公式サイトは、ベトナム語と英語があり、外国人が利用しやすい点もおすすめポイントです。
※筆者はフンチャンバスの回し者ではありません
チケットの予約方法
予約方法は3つあります。
★予約時のポイント
乗り物酔いしやすい方は、バス下段の前方がおすすめです!!個人的意見ですが、上段のほうが下段よりも揺れが激しいです。予約時に座席の指定ができるので、気になる方は指定してみてくださいね🚌
・電話
バス会社に直接電話をします。ベトナム人は、よくこの方法で予約をします。フンチャンバスは、英語を話せるスタッフがいて、英語で予約することもできます。事前に公式サイトで時間を確認し、乗りたい便を決めてから電話するとスムーズかと思います。電話で予約した後は、Zaloを持っていればZaloのメッセージでチケット情報を送ってくれます。支払いは、そのときにQRコード決済をするか、当日支払うこともできます。
英語が不安だよという方は、ホテルのフロントでベトナム人スタッフに予約してもらいましょう。(カム山に来る場合、おそらくベトナム国内で必ず宿泊すると思うので)
・オンライン
FUTAバスは、インターネットorアプリでチケットを買うこともできます。この場合、ベトナム国内で使える電話番号が必要です。公式サイトの表記は、ベトナム語のほか英語があるので安心です。支払いは、クレジットのほかベトナムのQRコード決済もできます。
・ミエンタイバスターミナルの窓口で購入
直接窓口で予約することもできます。
ただし、ミエンタイバスターミナルはホーチミン市内郊外にあるため、チケットを買いにわざわざ行くことになります。時間に余裕がない方は、電話かネットがおすすめです。
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ホーチミン~チートン バス乗車レポ
今回は、実際にバスに乗車した際の様子を紹介したいと思います!
ホーチミン~チートン間のバスは、1日に5便あります(2024年12月現在)。今回は、14時発のバスをオンラインで予約しました。
まずはバスターミナルへ
ホーチミンにあるミエンタイバスターミナル(Bến xe Miền Tây)から乗車します。
ホーチミン中心部からは、タクシーで約30分。
ホーチミンからメコンデルタ方面へ向かう長距離バスは、基本このバスターミナルから出発します。
バスターミナルに着いたら、正面の大きい建物・バスターミナル棟に向かって左方向へ向かってください。
4番ゲートと書かれた紺色の看板があるので、この矢印の方向に進んでください。
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フンチャンバスの待合室もこっち」
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すると、長距離バスがずらーっと並んでいる光景が目に入ります。
向かって左側に、オレンジ色の建物があり、これがフンチャンバス専用の事務所です。
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建物内は、待合室、カウンター、トイレがあります。
バスの出発を待つベトナム人が大勢いました。カウンターにはスタッフがいるので、不安なことがあれば尋ねることもできて安心です。
車内にトイレはないので、乗車前に済ましておいてくださいね。
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バスの乗り場はどこ?
肝心のバス乗り場ですが、電光掲示板に表示されます。
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この電光掲示板を見れば、出発時間・行先・バスのナンバー・乗り場の番号がわかります。
乗り場の番号は、バスの準備が出来次第、表示されるようです。出発時間の大体10~15分前に表示されます。今回私が乗るバスは14時発の便でしたが、13:50に乗り場の番号が表示されました。
乗り場の番号がわかれば、あとはそこへ向かうのみ!乗り場がわからない場合は、スタッフに聞きましょう。(フンチャンバスは、従業員がみな制服を着ているのでわかりやすい!)
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いざ、乗車!
自分の乗るバスを確認し、乗車しましょう!
荷物のある方は、先に荷物をトランクに預けてください。その際にチケットを確認されます。さらに、バス乗車の入り口でもスタッフがチケットを確認します。なくさないように注意しましょう。
★日本と違う点
ベトナムのバスは、乗車の際に靴を脱ぎます。
黒い袋をもらえるので、履いていた靴を入れてください。
車内の様子
フンチャンの長距離バスは、基本2階建て×3列です。
座席は、Aが下段、Bが上段になります。
例えば、座席が「A01」だったら、下段の一番前の席になります。(写真右側の、水色の服を着た人の席です)
ちなみにバス乗車してすぐの場所には座席表がありますし、1つ1つの座席に番号が書いてあるので、自分の席を探してみてください!
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プライベート空間◎
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14:04 出発!
14:00発のバスでしたが、4分ほど遅れて出発しました。フンチャンバスは大幅な遅れなく、ほぼ定刻通り出発するのでありがたいです。出発時、アナウンスがあります(ベトナム語ですが)。
出発後、お水とおしぼりが配布されます。
また、スタッフが行き先を聞きに座席を回ります。その際、カム山まで行くことを伝えてください。チートンに着いた後、フンチャンの送迎サービスを利用してカム山に向かうため、最終目的地を申し出る必要があります。
15:54 1回目の休憩
バスが出発して2時間後、1回目の休憩がありました。
休憩の前には、必ずアナウンスが入ります(ベトナム語ですが)。休憩で外に出る際は、専用のサンダルを用意してくれているので、靴を持ち出す必要はありません。共用はいやだよ、という方は自分の靴をもってバスから降りましょう。休憩時間は大体20分くらいです。
オレンジ色のバスが何台も並んでいるので、乗り間違いに注意!
バスのナンバーや停車位置を、スマホで撮っておけば安心です📸
休憩場所は、ティエンザン省にあるフンチャンバス専用のサービスエリアでした。サービスエリア内には、トイレ、フードコート、お土産屋さん、カフェなど何でもあります。そして綺麗。さすが大手、フンチャンバス!
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17:58 2回目の休憩
2回目は、カントー市の端っこ(Lộ tẻ)にあるフンチャン事務所で休憩。ここはカントー市とアンザン省の境目で、さまざまな方向へ道路が分かれる分岐点でもあります。トイレと小さい売店がありました。
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19:45 チートンに到着!
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約5時間40分のバス移動が終わりました。チートンバスターミナルではなく、チートンにあるフンチャン事務所が終点のようでした。
ここからさらに、フンチャンバスの送迎サービスを利用して、カム山に向かいます。所要時間は車で約20分。バスを降りたら、フンチャンのスタッフがいるので、カム山に行きたい旨を伝えてください。フンチャンのオレンジ色の車でホテルまで送ってくれます。
ただ、ほとんどのスタッフは英語を話すことができません。ホテル名・住所を事前にメモしておくか、グーグルマップでホテルを保存しておきましょう。翻訳アプリも駆使して伝えてみてください!
※Tri Tônのエリアから離れすぎていると、送迎サービス対象範囲内から外れてしまうのでご注意ください。カム山周辺であれば送迎してくれます。ただ、カム山の中にあるホームステイなどは、奥まった場所にあることが多く、車が通行できず途中までしか送ってもらえない場合があります。事前に宿泊先に問い合わせすることをお勧めします。
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20:05 カム山観光区エリアに到着!
お疲れさまでした。
カム山でお待ちしています!
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今回は、ホーチミンからのアクセス方法についてでした。
私の住むアンザン省カム山は、ガイドブック「地球の歩き方」にも載っていない観光地。インターネットで検索しても、全く情報がありません。
バスで6時間。未知の世界、のような場所ですが、外国人観光客がほぼ訪れない場所だからこその魅力、秘境感、ベトナム南部の田舎の生活があります。
気になることや質問などがあれば、いつでも聞いてください!全力でサポートさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました☺️
miku