子供のモチベーションを引き出す伝え方
今年は桃を食べ損ねた気がする
コミュニケーション×色の専門家、MIKUです。
いつの間にかスーパーには葡萄や梨が…
今年は桃をあまり目にしなかった気がするのは、酷暑のせいでしょうか。(桃缶を握りしめて帰りました)
今日は、NVCについて
ちょっぴり詳しくなれる記事
「うっかり言っちゃう言葉」
あなたはこれまで、こんなふうに子どもに言ったことはありませんか?
これは暗に、
「〇〇しておかないと、損するのはあなただよ」
と含みを持たせた言い方。
こうやって私たちは無意識に、相手に対して
という期待を込めて、こっそり相手をコントロールしようとするんですよね。(怖いですねえ〜)
もちろん私も、過去には息子にこういった声掛けを山ほどしました。
ですが、こういう
という形で
人間のモチベーションが上がることは、まずあり得ません。
例えばあなたが、上司に
と言われたらどうですか?
ポジティブな気持ちでは、取り組めないですよね。
それよりも
と言われたら?
そうかやってみるか…という気になりませんか?
ここがポイント!!
先ほどの上司の後者の言葉は、NVCの「ニーズ」を交えながらリクエストしている形です。
こんな形で、相手にまず「リクエスト(提案)」するわけです。
だから子供との例を、NVCの「感情」「ニーズ」を交えながらリクエストする形を取ると…
というふうに言い換えることもできるし
でも本人が
「将来のことよりも今の時間、楽しさを大事にしたい」
というなら、それを尊重する選択肢も生まれます。
そして、こういった「相手をコントロール」しなくても、スムーズに気持ち良いコミュニケーションを叶えてくれるのが、NVCでもあるんですよね。
まとめると…
私たちはつい、子供に自分から行動して欲しくて「〇〇しておかないと、損するのはあなただよ」という言い方をしがち。
だけど本来、マイナスを避けるために行動するよりも、プラスをするために行動する方が自立やモチベーションに繋がります。
子どもに何か促したいときは、お母さん自身は「なぜそれを言いたいのか?」を一旦考えてみてくださいね。